ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
原作は 山本周五郎。 主演は 藤村志保。
読んだことがあるとうろ覚えなのだが、 いやぁ、藤原釜足おじさんも細川俊之ちゃんも戸浦六宏あにぃも イイ味だしちゃって! 藤村志保演じる「おしずさん」の純真さと一途さと妹思いさに あたしゃ泣けました。
ううう。ずるいぜ山本・三隅(監督)。じ〜んとくるじゃねえか!
おっしょさんから、お古だけど四つ皮で花梨の三味線を頂いてしまった! 正確に云えば、 「このままお稽古を熱心に続けていられたら そのまま持っていて良い」 ということなのだけど。 しま吉のことは 言えなかった。すまん しま吉。 たけぞ氏は、「しま吉を欲しい人にあげれば」と大胆な事を云う。 三味線が欲しい人なぞ いるか?
お酒も入っているコトもあり やや興奮気味の今夜のあたくし。
兎に角、新しい三味線の名前も考えなくてはならないので、 今夜は 寝る。
【伝言】 みにむりんさん 朝電話およこし!
2004年02月26日(木) |
図々しいのも芸のうち |
が、本人も関係者もあまりそれを図々しいとは思っていないかも。
この間っから カレーが食べたかった。 刺身も食べたかった。
おでんに失敗した と 自分では思っているので、 今週は、一度とて夕飯を作っていない。 一種の家事放棄である。
昔っから そういう放棄ゴトは上手かった。 (イイムスメ とか 学校へ行く とか 会社に行く とか)
で、食べたい と云う希望を ほんのりとではあるが、 明確に 口に出して云ってみた。 午後5時を回った頃。
ゆーこさんちに それがあるとのこと。 1秒考えて、たけぞ氏にメールを打ち、伺う事にした。
今週、ゆーこさんちで夕飯を食べるのは2度目で、 明後日の土曜日もランチではあるが、食べる予定。
普通に家に入り、おばあちゃんに只今と挨拶をして、 めいっぱい 旨いものを食べ、 酒を呑み、お菓子も食べ、冗談を云って笑い、 かん様をからかって、おばあちゃんと話をし、 10時になりそうだったので、帰った。
北風が寒いので、ショールを借りた。
予想に因れば、来週も何度か食事に行きそう。 火曜日とか そこらへんで。
にひひ。
風邪だと思い込んでいたのだが、結局今日の日が嫌だからなのでは? と 何げに納得。
今日は 給料日である。
最近は、寮に現金や給料台帳を渡しに行く事が多いのだが、 その折に聞かされる 会社や社長への不満の数々に げんなりするのだ。 げんなりしつつも、聞いて答えられる事は答える。 反発するところは反発する。 で、あたくしでも それは変えて欲しい! と思った事は、伝える。 どんな言葉を浴びせてても、あたくしを心底憎いからなのではなく、 他に云う場所(人)がないからというのは 分っている。 ボキャブラリーが乏しいから、職人言葉でかなりきつい表現になるのも、 しょうがないとも 分っている。 あたくしに云っておけば、それなりに社長に伝わって、 云った立場が保たれると思われている事も 知っている。
社長も 職人があたくしには 色々云うのを知っていて、 様子を伺わせるのにはちょうどいいと思ってイルらしい。
どちらにも使われる。
割り切れれば それでいいのだけど、 気持ちが入るから 滅入る。かなり滅入る。 どんなことであれ、自分のコトでないにせよ、 他人が悪態をつくのは 嫌いだし滅入る。
あまりにも 気が重く澱んでしまった 帰り道。 せめて 利用されていることに価値があると 自分に思い込ませて、 今日の過ごせた御褒美に、またしても外食をした。 ついでに 本を数冊。
で、薔薇を数杯。
これで ご機嫌になる程度だから、まだまだ強い。 誰にも負かされない。 ふん!
おでんのこととか ゲームのコトとか お祝いゴトとか あいも変わらず アタクシの身の回りでは 色々起こっていて それはそれは 退屈する暇なぞないぐらいなのだが、 如何せん 風邪だかなんだかのせいで 体調が思わしくない。 一部では 遊び過ぎ との噂もあり、まぁそれはとてつもなく真実味がある。
先ほど、三味線の稽古も終ったので、 今日はこれにて横になる事にする。
今 とてつもなく 眠い。
旨いんだけど、
飲んでみたらそれなりにいけるとは思うんだけど、
おでんの汁ではないような??
どっちかっていうと ソバ汁。
うむぅ。
あっさりとしていて、でもきちんとダシは出てる。
大根2本分。玉子19コ。ちくわぶ、ごぼうちくわ、すじ、 新じゃが、こより昆布が 鍋入りし、 これから 豆腐 しらたきと コンニャクが仲間入りして、 今日はお終いにする。
練物とたこは 明日。 きんちゃく(2種)も 明日作る。
うむぅ。
確かに 旨いんだけどね。 だけどね・・・・・・・。
風邪を引いたのか、今日も異常に眠い。 朝は、頭痛もしたので、漢方薬を飲んだ。 午後の睡魔は2万5千人。 とうとう 10分ぐらいうたた寝をしてしまった。 ま、やることやったからいいんだが。
昨日、たけぞ氏は代休を取っていたので、 退社後、一緒に前々から行きたがっていた吉祥寺の乾物屋へ。 目を輝かせてイロイロ買い込むたけぞ氏。乾物大王さながらの荷物。 土曜日におでんを食べるので、その下準備の為の買い出しなんだがな。 横丁で、沖縄の食材屋を見つけたので、麺を買う。 立ち飲み屋でくし焼きを食べる。もちろん酒付き。 プチトマト、ねぎ、ズッキーニなど野菜焼きが旨かった。
今日は、週始めに肉屋に予約を入れておいた牛筋を取りに行く。 おじさんに アタクシにも苗字がある事に驚かれる。 そりゃあるだろ 普通。 八百屋が休みなので、スーパーで根菜と卵を買う。 でろでろに荷物が重かった。
大鍋に水を入れ昆布を漬けた。 牛筋は葱とショウガとで別の鍋で出汁をとりつつ、具にしようと。 (今現在も茹でている) 大根・ごぼうを米のとぎ汁で下茹で。 たまごも茹でた。 下茹でした野菜は、薄く出汁をとった鍋に漬けておく事にした。 疲れたので、じゃがいもは 明日にする。
明日、練物を買い求めに また吉祥寺へ。 他は地元の商店街で。 そして、おでん出汁を作る。
去年は、出汁を取っている時に、その取り組み方法で喧嘩した。 おでんは、どうも気合いの入れどころが違い、熱くなる。 美味しいのが食べたいので、ついつい手を抜けず、 結局 1年に1回のみとなる。
で、まだまだ 相変わらず 眠いのだ。 しま吉で稽古していても マゲを見ていても。 むむぅ。
昨日、睡魔が2人ぐらい訪ねてきた。 無視をしなくてはいけないと思ったので、 つい先程まで悩まされていたコトを北の謎美女に相談した。 程なくして明快な答えが返ってきたのだが、 その答えのおかげで、眠気は醒めたものの、 奥飛田慕情と天城越えと石狩挽歌が脳内ステージの1本のマイクを取り合って、 1フレーズずつ歌う羽目に落ちた。 頭の中 五月蝿い。 どうして若い歌 ポップスとかロックとかではないのだろう?とも 聞いたのだが、日本人は演歌に帰るのだという。
帰るといえば、ここ毎日、長唄を聞きながら通勤している。 気をつけなければならないのは、 気を許してると 「う〜」とか「てぇ〜」などと 口に出して歌っていること。 アタクシが他人だったら 多分 ? と疑う。
で、今日、また同じ時間に睡魔が来たのだが、 今度は2万人の大軍。勝ち目はない。 が、今日これから職人たちの給料台帳をつけねばならない。 せねば 吊るされる。 日記を書きながら、昨日勝ち残った 奥飛田慕情のオンステージを脳内で聞き、 これから 睡魔の残骸を踏み潰して、仕事に戻る。
ところで、奥飛田慕情がいつのまにか花町の母になるのだけど、 それはアタクシだけだろうか? また、この日記を読んでいる人で、今日出てきた歌を知らない人っているのだろうか?
ま、たけぞ氏はいろんな歌を知らないので、多分知らないと思うのだけど。
今のこのアタクシの状況が、 アタクシにとって とてつもなく贅沢この上ないってコトは 先刻承知の介。 だからこそ、まんべんなく惜しみなく楽しんでいるわけ。 それをしようと心底から思ったら、日程金銭などは、 後からきちんと帳じりをあわせられるようについてくる。 あの時 あのことを 諦めたから その代わり。 あの代わりになることを見つけたいが為のこと そんなこと。
今年は 遊芸 の年。申年だから丁度いい。
はてさて。 土曜日は、ゆうしゃんのインストールにかこつけて、 お嬢夫人の家に 昼間っから夜中まで、 飲んだくれに行っていた。
道行きは ぴろ@魚ではなかった である。 どんなに お嬢でも 彼女は 母親であり、 御子息たちは あいかわらずめんこいので、 とてつもなくよい気分で 家路についた。 お嬢の家で、半年分の民放をみて、お笑いにはまり、 アニメにはまり、吾郎にはまった。 読みたかった 漫画を全巻お借りした。
お嬢の家に差し入れたスペアリブのレシピは下記の通り。 スペアリブ(豚)1キロに対して トマトケチャップ 1カップ 荒掏り胡麻 1/4カップ 酒ORワイン 1/4カップ しょう油 1/4カップ 豆板醤 大さじ1 レモンの絞り汁 1個分
胡麻の白黒は好みで。する前に少し炒っておくと風味が立つ。 スペアリブは、20分間蒸す。 そこに上記を混ぜたタレをあわせ 2時間以上漬けておく。 オーブンにタレごと天板に並べ入れ、高温で再度中まで火が通る程度焼く。 フライパンでも可。
簡単だけど 旨い。
日曜日。 幕見の歌舞伎 withしまさん。 幕見とは、幕毎にチケットを購入出来る歌舞伎座ならではのシステムで、 安価だけど、自由席且つ他の席とは、入り口からして違うので、 芝居を楽しむ他 何もない席。 おっしょさんに、若いうちは幕見で芝居を沢山見て勉強しなさい。と言われた。 若いうちってのが何歳までだかは聞かなかったのだが。 しまさんは 成田屋御贔屓の歌舞伎ファンで、 今回の芝居見物指南役を快く引き受けてくれた。 お陰で 10年ぶりの歌舞伎見物 予想以上に楽しかった。
幕見席は最上階の席なので、花道は見えないし、舞台も上から見下ろす感じ。 だけどだけど、役者が見栄を切る緊迫感や、それを期待する客席の気持ち、 そんなライブならではの会場の空気は肌に感じる事が出来る。 マゲでは 御贔屓お馴染みの吉右衛門、歌昇。 常々有名な 團十郎、玉三郎、左團次。 二幕程度だったけど、かなりに贅沢な面々の技のたつ芝居が楽しめて、 茨木というお題目では、長唄三味線の早弾きの技をとくと拝見出来た事、 できればアタクシだってあのように奏でられるようになりたいわいと、 興味がこうもむくと楽しめるのかと 思ったしだい。 でも 寝たけど。
芝居があがった後、新橋まで散歩して、しまさんを連れて帰り、 しま吉と御対面させて、いつものラーメンやでちょいと食べて、 別れた。
たけぞ氏は今夜は帰ってこないかもしれないらしい。 まぁ、いいんだけど。カラダとココロさえ壊さなきゃ。 それが まぁちとばかし 難しい事なんだけど。 兎にも角にも お疲れ様です。
そこそこイイ気分なので、寝入るまでの道行きに、 借りた漫画がイイか、読んでいた本がイイか、 マゲがイイか ちょっと悩んで、 気分よく 週末を終らせよう。
遊び倒してゼンマイ振り切り、 さすれば ギリリに巻き直し、 おらおら やって魅せようぞ、 宵越し週越し 憂いを残さず、 それが 今世の心意気。
なんてね。
昨日、運送屋は、時間にほぼぴったりに現れ、ドアを開けた早々、 「昨日はもうしわけありませんでした」と謝った。 「随分とお待ちになったのでしょうね〜」と尋ねるので、 「一日中待ってました」と答えて、それで許してあげた。 謝って済むならけーさつはいらない とよく言うけど、 けーさつなほどではないのだから、きちんと謝ったら許してあげるのだ。 って、これはカスタマサービスをしている時に、 素直に謝って許してもらえるのが嬉しいから。
回転ハンガーの組み立ても30分ほどで済んで、 そのまま一気に部屋の片付けをした。 まだ不十分な処もあるけど、まぁ これなら 人を呼んでも大丈夫。 が、うちは ホントに人がよく来るので、基準が低いのかもしれん。
もともと 褒め言葉に弱く、仕事を誉められれば がしんがしんとやってしまうのだけど、 今日は それに引っ掛かったよう。 よい猿回しに出会ったサルは、見事な曲芸を披露する。 仕事が出来る。構築出来る人は、それもまた才能で、その才能に見合った努力をするのだそうだ。 (おっしょさんがフジコ・ヘミングのTVドラマから拾ってきた台詞) それ(才能)の好奇心や向上心を満足させる為に、 脳味噌が色々画策するのだろう。
昨日見た夢は なんとも不思議な夢で、 待合せの場所(レストランのウェイティング)に行っても 待ってるはずのぴろがいない。 「水槽の前にいたはずだ」と スタッフに聞いても 「そんな方はいません」の一点張り。 拉致があかないので、バックヤードと思しき通路の水槽まで行ってみると、 水が張ってあるだけの水槽があるだけで、ぴろはいない。 この水槽の前で 踊っていたのに・・・と その脇のドアをひょいと開け、外へ出てみると、 濡れた床に、綺麗な熱帯魚がぴちぴちと二匹跳ねていた。 まゆっこみたいなコが「この魚はヒレまで食べられるんです」などと言っていた。 「ぴろなら 返事しれ〜」と叫ぶと、 そのうちの一匹で、赤とオレンジのしましまの魚が、ぴちぴちと跳ねた。 「ぴろなの??」と尋ねると、胸ビレをぱたぱたと動かした。 たらいに水を汲んできて、急いでその中へ入れてあげる。 どうして ぴろが魚になったのか、その謎を解いて元の姿にもどさなきゃ! というところで、起きる時間になってしまった。
魚になっても かわいいってのは・・・。でも 緑色じゃなかった。 今夜、夢の続きが見られるのだろうか? このままでは、夢の世界では ぴろは魚のままなのだけど。
それよりも、明日ぴろが魚だったらどうしよう?
昨日、回転ハンガーが届く予定になっていたので、 またごそごそと部屋の模様替えをしていた。 アタクシが道具・画材置き場にしていた棚をたけぞ氏のPC関係の本棚、 たけぞ氏のPC関係の本棚を 靴や衣類を置く棚に。 靴や衣類を放り込んでいた半間の押入れをアタクシの道具などを入れる物置に。 その半間の押入れにぎゅうぎゅうに詰め込んでいた コートや夏服、ジャケットなどハンガー掛けのものを その回転ハンガーに移動させる予定だった。
が、待てど暮らせど 11日納品予定のそのハンガーがこない。
アタクシの道具やなにやら、棚に入っていたものを全て、 アタクシののザック(PC)の前に積みおき、 そこへたけぞ氏の本を移動させた。 そうやって順順に移動させたのだけど、 ハンガー掛けの衣類は、とうとうそのままで、 よって、置き場のない道具たちは、そのままザックの前に。 体と手を伸ばせば、操作できないこともないのだが、 座れないので、そのままに。
結局、片付けも終わらず、出かけることもままならず、なんとも不完全燃焼な休日だった。
今朝、注文した店に電話をして、荷物が届かなかったことを伝え、 調べて折り返し電話をもらうことに。 配送会社が、発送伝票を紛失し、配達できなかったとの事。 その店は、昨日休みだったので、まぁしょうがないと言えばしょうがないのだが。 今夜、届けてもらうよう手配しなおしたのだが、 果たして、運送屋はきちんと謝ってくれるのだろうか?
色々連絡が滞っているのは、ということで。
しま吉で練習。 夜間は、音をあまり出せないので、 予め大きい音が出ない忍び駒を使う。 弦の張り方も音合わせもうまく出来ない。 貰った教本を頼りに弦を張り、記憶と耳と調子笛を頼りに、 ちょっと弾いては直し ちょっと弾いては直し。 それに30分ぐらい掛かってしまう。 それだけで疲れてしまった・・・。
しま吉は 可愛いやつなのだけど、 残念な事にというより、当たり前なのだが、 音がおっしょっさんの三味線より全然悪い。 いや、おっしょさんのが格別にイイ音なのだ。 材質が違うから。 しま吉は、犬皮なのだ。おっしょさんのは 四ツ皮。(猫皮) こうも違うものだとは思わなかった。
明日は、普通のコマに変えて、音を出して練習するのだ。
稽古三味線を買った。
やっぱり 音が出てくれないと。 ってことで、買ってしまった。
(それまでは、竹の物差で練習してた)
かなりの出費。2回ぐらい北にいける勘定。
でも、後悔もためらいもなく、 帰り道はず〜っと名前を考えていた。
胴掛が 紡ぎの縞模様なので、
しま吉
と させてもらいたいのだけど。
気分は 辰巳芸者。
さて、これから お許しを貰いにいって、稽古すべ。
土曜日。夕方5時。 三味線の稽古が終って、まちねー飲み会の会場(=たいはお)へ。 九州からきた RITSUちゃん(と めんこい山田)の為の 時間外営業してもらって、のねがまと数名のお初の顔ぶれ。
そのうちの一人。 まゆっこのバイト時代の友達だとかで、最寄り駅がアタクシと一緒らしい。 地元に関しては、おおよそ住所を聞けば場所が判るので、 町名をきいた 同じだった。 丁目をきいた 同じだった。 番地をきいた 同じだった。
部屋番号をきいた 真下のヒトだった。
「今日、毛布干してたでしょ!」が 決定的な証拠となった。
そんなことって あるんだ〜。と皆でびっくり。 これで、アタクシも独身だったら、まるで 月9のような???? (ってここ数年見ていないので、そんな展開があるのかはシランが) 今まで行った 数々のスナックたけ子での宴会が迷惑でなかったか尋ねたら、 そんなことはないらしい。 ほっと胸をなでつつも、これからはまゆっこのせいにすればいいと。 あるいは懐柔して、縄張りを広げるとか。 さすが まゆっこの友達らしく、飲み会好きのヒト好きのする青年だった。
しかしだなぁ。まさかねぇ。
3回も行ってる癖に、未だ若葉マークのタイ旅行なのだけど、 それでもそれなり。 もし、これから タイへ行こうと思ってイル方がいらしたら、 参考になるかも知れないコトを2つ3つ。
●換金 成田空港がお薦め。 出国手続きをして、すぐにある。 日本語が通じる。→意向を伝えやすい。 バンコクの空港にも、市街地にも沢山両替所はあるんだけど。 まず、100B紙幣 3枚(タクシー代)と 20B紙幣 1枚(ホテルのボーイさんのチップ)は確保。 なので、1000B紙幣を沢山貰ったら、そのうち1枚は細かくしてもらうのだ。
今回は空港にあるファミリーマートで、ビールを少々買って細かくした。 みちえさんが呆れてた。
●乗物
街中で象に乗るには、まずバナナを購入し、それを料金代わりにする。
というのは、ほらにしておいて。 タイ語はおろか、英語もままならないので、トゥクトゥク(オート三輪の乗り物)や、バイタク(正式名称はしらない。バイクのタンデムシートに乗る)は、はなっから諦め。 これらの乗り物は、乗る前に行き先を告げ、いくらなのか交渉しなければならないらしい。 もちろん、外国人は高いらしい。
タクシーも、メーターが動いているかどうかを確認しなくてはならないし、 場所を説明するのも大変だし。(お互いの言語を聞き取れないのだな) かといって、タイ語なんて書けないし。 ならば、地図と思うかも知れないが、 タイの人たちは、地図を読むのが苦手らしい。と U氏が前に言っていた。 さらに、みちえさんが生意気にも「きれいな車じゃなきゃやだ」とか言い出して、駄々をこねる。 (その台詞をはいた時、道路に放り投げようかと思った) タクシーは結局2回しか乗らず、どちらもホテルのドアボーイが呼んでくれたものであった。
ということで、今回一番乗ったのは、高架鉄道(BTS)。 最終日は、100Bの1DAYチケットを買って、お土産を買いに東へ西へ。 渋滞がないので、すいすい目的地へ。 2経路しかないので、駅名さえ覚えてしまえば簡単。 出来てまだ新しい鉄道なので、とても綺麗。 車両が全面広告で、見ていて楽しい。 広告と言えば、駅構内には結構日本人に馴染みの深いキャラ?が出稼ぎに。 井上トロ が、タイのアイドルっぽいコと。 ラストサムライもポスターが貼ってあった。日本と多分同じ。 タイ語で書いてあったりしたけど。 時おり声の出る広告看板があって、忘れた頃に声を出され、びびった。
ここで、去年買った「歩くバンコク」という本が役にたった。 これは、K氏お薦めのガイド本。 BTS各駅ごとの周辺地図とお薦めショップが紹介されている。 日本なら、アジア文庫という本屋さんで売っている。 http://www.asiabunko.com/
ということで、今日はこの辺。
戻ってきて、公私内外に渡り色々な事が重なり、 月曜日退社後、体がだるくなりダウン。 発熱し、休み。たけぞ氏もつられて休み。 無理をする甲斐性がないのが 我らの目指すところ。 たけぞ氏が どうして休んだのかは 我関せず。 おかげさんで、ぼちらぼちら体調も戻り、 週末はまた遊べそうで。
行く前にも書いたのだが、 今回旅行の個人的大目玉は、5.5時間のスパ。 泊まったホテルは、一昨年の旅行先ホアヒンで、 至福の時間を味わったスパと同じ支店がテナントで入っている。 U氏がそれを覚えていてくれて、わざわざこのホテルを取ってくれたらしい。 (宿泊客が優先的に予約を入れられる為) 多忙なU氏に代わって、同僚K氏(弟分Tと共に空港に迎えに来てくれた)が、 渡航前にパンフレットをメールに添付してくれて、 希望コースを伝え、それを予約してくれた。 名前で選んだと言われたそのコースは
“究極のわがままコース”
サロンチェックインは 午前9時45分。 チェックアウトは 午後4時を少し回った。
まず、カウンセリング。 スクラブとマッサージオイルの種類、ランチのメニューを決める。 サービスで、マニキュア、ペティキュア、ヘアードレッシングの どれか一つを最後にしてもらえる。 (我々が選んだのは マニキュア)
部屋は、オリエンタル調の広いタイル張りの浴槽とガラス張りのサウナルームが付いた二人用の部屋。 二人同時に同室でマッサージをしてもらえるので、心細くない。 もちろん、エステシャンは、一人に付き一人。
着替えをして、フローラル・フットバス(両足を丁寧に洗ってくれる)
ハーブミスト・サウナ と フローラル・バス を 約1時間。 その間、ミネラルウウォーターとハーブティーは飲み放題。
スクラブ&マッサージ オイルマッサージ が 約1.5時間
ランチ。約1時間 窓の下にはプール。裸体(と言っても水着姿)のにいさんじいさん の甲羅干しを眺めながら、バスローブ姿で優雅に。
フェイシャル・マッサージ&パック 約1.5時間
アロマテラピー・マッサージ 約0.5時間
着替えて、マニキュア。0.5時間
大体こんな感じだったと思う。 みちえさんは、最後のマニキュアで、荒れてた指先を綺麗にしてもらえて、 少女のように「ほら!!見て〜!きれ〜〜〜〜」と喜んでいて、 エステシャンを笑わせていた。 普段、めったに入らないコース予約だったらしく、 K氏の話だと、 「予約を入れた時 『うっそ〜!うぉっしゃ!やらせてもらいまっせ♪』 てな感じでしたよ。スタッフ、対応が違ったでしょ」 とのことだったが、 まさに その通りだった。 で、効果のほどはと言うと 兎に角、長旅(飛行機6時間程度だけど)で疲れた肌がつるっつる。 化粧ノリ(決して日に焼いてはいけなかったので、旅行中は珍しくきちんと日焼け止め化粧をしていた)も素晴らしく良かった。 ポメコちゃんという 鯛で日本人向けの女性誌を編集している知り合いのコが、 「おきさん、きれーになった!!」と 誉めてくれたぐらいだった。 (オセジか?まぁいいや)
みちえさんは、その後参加したツアーで、自分と年の近い女性と話す機会があり、このエステの話をして、感嘆と賞賛を浴びていた。
で、気になるこのコースの値段なのだが、 8,500B に 10%のサービス料がつく。 つまり、9,350B レート換算すると、 約29,733円。 これには、ランチも含まれる。 これを 高いと思うか 安いと思うかは、個人の価値観次第なのだが。
ただ今回 鯛移動明け初日にエステを持ってきたおかげで、 移動の疲れを残す事なく、 気持ちも体も、「疲れたら マッサージがあるから」という呪文がきいて、 わりと 健やかに活動的になれた。
そして、みちえさんには、今までしてない、観光と買い物だけでないひと味違う旅行を味わってもらったことも 救い。
旅行の醍醐味は、 ・普段出来ない経験をする で、 その中でも特に ・ゆったりと贅沢な時間の過ごし方をする が 自分にとって 最高だと思っている。 それが、美術館巡りでも、酒場巡りでも ひなたぼっこでも その時に 最高だと思う 贅沢な時間 を過ごせればいい。
物価が安くて、技術の高い鯛ならではの 贅沢だと思うのだ。
●持つべきものは あっちのスタッフで普段からメールなどで接触がある輩共は、 大概が同じ年代。 で、あたくしはお局風をビュービュー吹かしている。 吹いた風に恐れをなしているのか、ヒトがイイからなのか、 特に日頃から親しくしている弟分?の様な男子が2名、 空港に迎えに来てくれて、すぐに荷物を持ってくれた。 ホテルまで送ってくれたついでに、チェックインの手続きもしてくれて、 オーバーブッキングだかなんだかは知らないが、当初予定の部屋が準備出来ず、 交渉してくれた弟分Tのおかげで、滞在中は スイートルームに泊まる事が出来た。 持つべきものは、現地にいる交渉慣れした弟分である。
●このムスメにこの母ありき アユタヤの遺跡観光は、現地のツアー(日本語がしゃべれるガイド付き)。 たまたま、当日の参加者が我々親娘だけだったので、ガイドが気を利かし、 急きょ 象にも乗る事になった。 あたくしは、これで4回目の 象乗りだったので、感動も減った工れもないんだが、 初象乗りのみちぇさん、こわごわと象に乗り、 象が歩き出してから、その状況にやや慣れてきて、 勇気をだし、ぺちぺちと象の首を触って ヒトコト。
「象の肉って 美味しそうかもね」
何もいう事はなかった。
●念願 弟分Tの入れ知恵と計らいで、通常800Bする オカマ・ショーが、 その半額以下で観られる事になった。 ただ単に、現地旅行会社を通じて申し込むとそうなるらしいが、 その予約もアタクシの代わりにしてくれた。 ホテルから徒歩5分足らずの処が、件の店。 迷う時間も考慮して、早めに出てきたら、殆ど迷う事なく着いてしまった。 店の前は、大型観光バスが数台停まっていて、 会場入り口には、既に団体さん方が、居並ぶオカマちゃんたちと写真を撮っていた。 ちなみに これにもお金が掛かる。(40B/1P) そんなこんなを横目で眺めて、とっとと会場入りし、ビールを頼む。 ほどなく 団体さんたちが店員のにいちゃんたちを困らせながらも席につき、 会場が暗転。 レビューが始まった。 古今東西の歌謡曲(そこにいる団体さんたちのお国に合わせているらしい) に口ぱくながらも歌い、踊る。 なかなかどうして 面白い。 して、ものの見事に綺麗。 人三化七なオカマちゃんもいるのだけど、そういう彼女?らは、 コメディエンヌとして、客の心をわしづかみ。 笑って笑って、いつのまにまに、終了。 彼女らは、さらに美しくなる為に、ここで働いてチップを稼ぎ、 さらに上のランクの店に出るのだという。
機会があったら、インターナショナルビューティーオカマコンテストが 観たい と思った。
今夜は この辺まで。
こっぷんか。 寒い寒い。 眠い眠い。
と言う訳で、今朝帰ってきた。 今朝成田に着いたのだから、 象の国で、飛行機に搭乗したのは、現地時間23時頃。 日本時間で午前1時頃。 到着は、6時半ぐらいか。
象国へ出発する前の成田空港で、 ビール飲みながら搭乗するのを待っていたあたくしへ 必殺代打人からメールが届いた。 それ幸いにと、代打ニッキのお願いと、 他の候補者への依頼をお願いしたのが、 今回の日替わり代打ニッキである。 不二家のL●●Kチョコみたいに、 各人のお味がお楽しみいただけたのではないでしょうか?
この場を借りて お三方には厚く御礼申し上げます。 どうも、ありがとうございました。
さて、今回行ってきたのは、これで3回目 微笑みの国・象の都 である。 季節は乾季。毎日30度を越す気温なのだが、湿度は低いので、 土地の人間は、朝夕は肌寒いと言う。(それでも25度を下回らない) 乾季なもんだから、エメラルド寺院のエメラルド仏は、冬服だった。
で、標題。 旅行へ行くと、みやげと言うより、 いやげ・むだげなものを買うのが好きなのだが、 今回のヒット商品は、
●御当地キヂィ in THAILAND の団扇 何処からどう見てもあの有名なキャラなのだけど、表記が Kiddy。 ウィークエンドマーケットで やる気のなさ気な兄ちゃんから購入。
●象のうんこ紙 象の糞が原料の紙で作った イラストカード。 イラストはもちろん象が排便しているところ。 アユタヤの日本人町跡の土産屋で発見。
の2つ。
これを買う時に誰の顔が浮かんだかは、言わずもがな。
と言う訳で、今日はこの辺で。
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