ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2003年01月31日(金) |
逃避 逃亡 何とでも言いやがれ |
これから、ススキノに飲みに行ってきます。 会社はもちろん 早退。 一人でいってもいいのだけど、道連れがあっても面白いから、 ぼる七 連れて行きます。
明日の昼には 戻ってきます。
えぇ えぇ。 何とでも。
つい、タバコを吸おうかと思ってしまう・・・。
ニコチンスキーの悪巧みだそうなのだが、 思った以上にいらいらはしないのだけれど、 落ち着かない。 昨日、薔薇を飲んでいるときが一番吸いたかったが、 あれが日本酒だったら違うのかもしれない。 今夜 試してみよう。
まぁ、いざとなったら、鍼治療だ。 ガムは、あごが弱いのでダメらしい。 パッチは、医者の指示書がいるそうだ。
今回の禁煙は、かん様とのゲームで、それにたけぞ氏を便乗させ、 ねーやんも あたくしより少し前から 始めている。 自分の周りが一気に禁煙になったので、 さほどきつくは無いのかもしれん。
まぁ 週末は、もともとタバコを吸わない人たちとの飲み会だし、 このまま さくっと禁煙してしまえ。
しかしだ。あれだ。 今回のこの禁煙ゲーム。ゲームってのも変な言い方。 罰ゲームを考えたのだが、用意が整ってない。 罰ゲームは、かん様とあたくしの間で行われるのだが、 かん様は すでに余裕綽々で 禁煙してるから、 あたくしの方が 部が悪い。 でも、これはプレで、本番は 2月1日からなのだ。 この性格が 災いして、かん様の煽りにまんまと乗せられちまったってわけだ。 あと2日は吸えたのに。
でも、いいのさ。 ここまできたんだから このままスタートさせるさ。
しかし、なんだな? あたくしの周りで 禁煙したヒトたち、 さして苦労しなかったみたいなのだけど、 そうしたら、あたくしが一番 ニコチンスキーだったの??
そだそだ、今日 ノンシュガーキャンディ買おう。
むぅ。何故、買い物袋にノンシュガーキャンディではなく、ビールが入っているのか? というより、ミジンコも思い出さなかった・・・>ノンシュガー
そろそろ 丸一日経つぞ。 鬼平でも 見るか
始めてから かれこれ3時間。 酒を飲むと 結構辛い。
辛いと云うより 何だろ? 口が手持ち無沙汰。 梅干しをしゃぶる。
今日は、ゼネコンのなんちゃらとかいうシステムの説明会があった。 専務から、是非出席して欲しいとの要請があり、 またぁ〜と気乗りはしなかったのだが、変な宿題が出てもイヤなので、 出掛けた。
この間の別の会社の説明会は、社長が出たようで、 お持ち帰りのCD-ROMが、よもや提出期限が定められている調査票だとはつゆ知らず、 今、そのデータ入力に大わらわなのだ。 つーか、エクセルやロータスに必要なデータが入力してあるんだから、 それを取り込めるように作ってくれよ・・・。 いや、封筒を渡された時に、ふん!とそこらへんに置いておいた あたくしも悪いのかもしれんが・・・。
大体、いつも思うのだが、 大手・中堅のゼネコンは、安全書類(工事に入る前に出す様々な書類。うちは少ない方で それでも平均5種類)をオリジナル化し過ぎる。 ちょっとちょっと変えていて、それをいちいちシートに作り直して、 入力しなくてはいけない。 統一書式というもんがあるのにだ。 それぞれの安全対策に則って作成されたのだと思うのだけど、 それにしても、それを統べて一人で入力したり管理したりする工事屋が殆どなのだから、そこら辺の手間をもっと考えて欲しいものだ。 項目の順番や、フリガナとふりがなの違い、細かいところを数え上げたらキリがない。 こんなところでオリジナリティーを出さず、全国統一の書式にて書類を作成させるよう、なんとかならんのかねぇ。 工事費のことでなく、そのための談合をしてくれ。
とまぁ 愚痴はそれぐらいにして、 今回の説明会、やや2時間 寝まくった。 男性の声と云うのは、とかく届き難い。 しかも、ぼそぼそ喋るのに、マイクがない。 プロジェクターを使用しているのに、部屋が明るい。 画面が小さく、最後列では何が書いてあるのか、読めない。 事前に手渡された冊子を読むと、それだけでも充分に使い方が判りそうだったし、 正式に加入すれば、さらに詳しいマニュアルが貰えそうだったので、 わざわざ 気を張って聞くこともあるまい と判断したからである。
しかし、パイプ椅子で寝ると云うのは 肩が凝るな。
のほほ。
それは、前々からの約束だったのだけど、 珍しくたけぞ氏が 御執心で、お強請りなんぞも密やかにしていて、 とうとう現実となった。
てつお
奴は色黒く、賢く。
プレイステーション2
プレステ2だから てつお なのではない。
桃太郎電鉄にちなんでつけられた。 桃鉄の他に2本ゲームを買ったのだが、それは遊ばれたことはない。 その てつお、なぁなね〜やんたちからのプレゼント。 てつおが来た日、 あたくしは 宴会予定が入っていた。 たけぞ氏の為に たけぞ氏同僚のtsurutyを自宅に呼ぶ算段をし、 あたくしの友人が来ると云っても そこまで掃除はしないぞ というところまで掃除をし、 あたくしがいない間に 二人ゲームに興じていた。 次の日も宴会があったのだが、早めに帰ると、 またしても 家をきちんと片付けて、ゲームをしようと・・・。 お陰で てつおが来てから 家の中がきれいだ。 そして、てつおが来てから ほぼ毎夜、桃鉄に興じているので、 二人とも寝不足気味。
でも それも昨日まで。 今夜から 鬼平が23時から始まる。 悪いけど、興じている時間はない。
そして、自己弁護だが、 あたくしは いわゆるテレビゲームの類いは 苦手で、 あんまり 好みではない。
ぶりに ブラボーミュージックを貸して!と電話はしたけど。
既に締切りは、2ヶ月前。 年末の日記にそのことも書いたのに、描く気になれず、日だけがただ過ぎ、 会う度に「あれは?」と問われて、コトバを濁し、 最近は、何も云われなくなったので、 「あぁ 諦めたのかな」と 思っていたある昼に、 携帯電話に 「ポスターが2ヶ月前のままなんだけど、知ってた?」と。 その優しい口調に、 「あはは〜知ってましたよ」なんて答えたら、 「知ってたら、大至急で作って」と 徹底的に優しい口調に、押しの強さを聞き取って、 「諒解」と 相変わらず調子だけはいい返事をした。
で、今 やってるところである。 来週からまた遊び倒す予定なので、今日中になんとかしなくてはいけない。
でも、メールを送ることも思い出して、 これから、ちょいとそれをやる予定。
結局 ヒトなんてのは 楽しいことに流れやすい。 このまま 暫くそれに身を任せるのだ。
へへへ。
その3時間ぐらい前まで 書いていた日記を あの 北のお山に降る雪のように 真っ白にしてしまい、 あたくしの希望も頭の中も 負けじと真っ白なので 寝る。
コトは おとついの夜にきた メールに始まった。 百人一首大会に参加した 安藤ナオちゃんから 「末広亭に行きやしょう」(とは書かれていなかったが、心情的にはそう) との お誘いがあったのだ。
末広亭とは、新宿にある寄席。 そこは、三年前の年の瀬に行ったきり。
>おきさんは宴会優先が社則としてあるようですが、
と書かれたそのメールに うへへそうだよ と笑いつつ、
>多分、大丈夫だと思うよ。 >明日、朝一で予定申請しておきまんがな。
と返事を書いた。 もちろん、大大賛成されたのは云う間でもない。
待合せの末広亭で暫し看板を見ながら待つ。 その出演者の名前が書かれた文字を見て、 あぁ、書道でも習おうか なんて つらつら考えた。 安藤ナオちゃんが現れ、熱く江戸を語ろうかと云う時に ぼる七も登場。 既に 夜の部が始まっているので、とっとと行くことにした。
木戸銭を払い、中へ入る。 演は、御中入りの前。 高座には鶴光がいた。 噺の訳が判らぬまま、終ってしまい15分程休憩。 その間、売店で「正楽寄席かるた」とコーラを買い求め、 安藤ナオちゃんとぼる七もせんべいと飲み物を買う。 二人からせんべいを貰いつつ、 御中入り後の落語二席、売り掛け声、太神楽、そしてまた二席落語。 だったよな。或いは、落語があってから太神楽で とりに落語だったかも。 二時間(一刻)は、瞬く間に過ぎる。
売り掛け声は、今は聞くことがない(あたくしも殆ど聞いたことがない)物売りのかけ声。 面白い口上とともにいい声で披露してくれた。 いいなぁ そんな声が路地に聞こえてくるトコロに住み暮したい。 そんなことを思わせる いい声。
太神楽は、以前にも見たことがある。 (有名なところでは 海老一染之助・染太郎) 口上が面白いのはもちろんだか、その技もすげぇもんで、 出刃包丁の切っ先で大皿回しをしたりする曲芸に(多分口を開けて)感心していた。
落語は、どれも古典落語。 ・若旦那 ・ねずみ小僧次郎吉 ・間男 ・左甚五郎 やはり、一番聞いていて面白かったのは、夢丸の左陣五郎。 そして、茶楽の間男
ふふと笑ったり、あははと笑ったり。 とにかく頬のあらゆる筋肉のいい運動。
寄席は落語だけでなく、曲芸・話術・奇術などを次々と演じてくれる訳で、 何ら肩の凝ることのない、笑いの大殿堂なのだ。
初体験の安藤ナオちゃんもえらくお気に召したようで、 歌留多と共に 今年のクラブ活動になりそうな気配。
自分の葬式について、仕事中とてもいいことを思い浮かんで、 それをどうしてもヒトに話したくて、 そんな時の犠牲者は、紛れも無くゆーこさんである。
「三日三晩の大宴会」
それが あたくしが望む葬儀である。 らしすぎで、手鼻をかんでしまうぐらいだ。
たとえ、5分後でも50年後でも、今の心もちのままなら、 心残りもない。
問題は、幹事で たけぞ氏や身内は、多分あたくしの身辺を整理するのに忙しいだろうから、 ここは気心知れた友人・知人に仕切ってもらうのが一番だろう。
一応、仮設定として、あたくしがいっとう先に死んだ場合。 その総指揮を頼んだら、快く引き受けてくれた。
料理・酒は、あたくしの好物を中心に美味いものを。 特に気に入った宗教もなく、信心深くも無いので、 読経代わりに、宴会での嬌声・笑い声であの世に送り出して欲しい。 草葉の陰で、「ええぃちょくしょうめ 楽しそぉ!みんないいなぁ」 と地団駄を踏むぐらいのものであって欲しい。
そうだなぁ、香典代わりに参加費を頂こう。 会場黒いヒトっていうもの味気ないから、思い思いドレスアップしてきて頂こう。 形見分けは、全てオークションしてもらい、その上がりで幹事打ち上げをしてもらうか、どこぞの団体・義援金に寄付してもらおう。 あ、百人一首大会か、参加チケットに富くじつけて、その賞金にしてもいいかもしれない。
なんだか 面白そうだな。 わくわくする。
そそ、位牌は どうしてもというなら、お墓に入ってもいいのだが、 できれば、生まれた土地の海にばら撒いて頂きたい。
そういうことをして欲しいと、きちんと遺言として残しておかねば。 まずは、これがそれ。
百人一首。 はてさて 何年ぶりであろう。 昨日、いつもたむろしている M邸にて
江戸開幕400周年記念行事 倭の国人の証を立てよ! 頭とカラダの格闘技・新春百人一首大会
を開催した。
参加した猛者?は、たけぞ氏・ぼる七・おにお・つか姐・(佐世保から)甘味姫ぷりん・ね〜やん・安藤ナオちゃん・清太郎氏
ひざを突き合わせ、自分の前にある札を覚え、 自分の十八番歌の位置を確認し・・・・
の前に、変体文字で書かれたその取り札、読めん・・・。
取ろうとする前に はたと手が止まる。 「これでいいんだよね?」 その一瞬に取られたり、思いっきり勘違いして堂々と取ったり、 一札取る事に 「おお!その字は『恋』なんだ!」なぞと賑わいしく、 賞金が掛かっているのにも関わらず、和やかに執り行われた。
あの「上の句取り」を何度も何度も淡々と行い、羨望の的になったのは、 あたくしに 百人一首熱を植え付けた 清太郎氏。 いやはや、百人一首についてあれだけのコラムを書くだけあって、 その技たるや、参加者一同足下にも及ばず、 一人、厚さ4ミリはあるであろう木の取り札を 己が前に積み上げていた。
そう、この札は、所謂「北国仕様」の百人一首で、 ぼるしちゃんに何度も説明してもらったにも関わらず、それを見て 驚愕した。 この札を持ってくるために、わざわざ 正月 帰省したとか。
一戦目が 大方の予想通り、清太郎氏圧勝で終り、 二戦目は 正岡子規俳句カルタを行った。 読まれた歌を 絵で取るのだが、これまた結構面白く、あっという間に終った。 まぁ あたくしが ぼっちゃんちに行った時に買い求めたので、 勝たせていただきましたが。 比べ物にはならないが、百人一首優勝者の清太郎氏と俳句かるた優勝者のあたくしとの決勝戦は、
坊主めくり
これぞ正しい勝敗の付け方ではないであろうか。
お約束通りの進行で、勝負の女神は あたくしに微笑んだ。 その前日、川崎大師のおみくじで “勝負事 勝ち越し也”と書かれた通りである。あなおそろしや。
一興が終り、やや遅い昼の宴に移る。 これまた お約束通り、美味しい御馳走がテーブルを埋め、 皆 箸を忙しそうに動かしながら、料理と酒を堪能する。
そのうち、自称“百人一首好き”まゆっこが 到着し、 清太郎氏、安藤ナオ嬢、ぼる七、たけぞ氏と共に、 再び興じる。 自称するだけあって、あの難しい札でも 果敢に取っていくまゆっこ。 でも、二度目で札になれてきた 清太郎氏は もっと凄かった。
おやつが出て、まったりまったりしてる間に、外は暗くなったので、 M邸を去ることにした。
が、ここで大人しく帰る訳ではなく、その後駅前の居酒屋に腰を落ち着け、店主を呼び出し 今後の活動について打ち合わせた。
遊ぶネタは ヒトの数だけアイディアが出るらしい。 この間 宴会予定を埋めたカレンダーに 新たな宴会予定が記されることになる。
それにしても、百人一首 おもしれぇぞぃ。
家路に帰る電車に、キスマーク二つ 頬に付けて帰るも一興。どこぞの国の人になんか言われたけど よくわかんなかった。あぁらうめん。
お題からして、口が汚いのだが、 やはりここは、「してぇ〜」と叫ぶのが 今の己の心情を適切に表現したコトバだと思われる。
正月に読んだ「阿房列車」 ただただ これに憧れる。
時々、 今 阿房(列車)をするなら何がいいか?? なんてことを 考え、
JRや私鉄各線の特別列車(急行?)などを思い浮かべ、 そうそう、飛行機のファーストクラス(但し国内線)もいいか と 思い返してみたり。
それだけで 結構楽しい。
この思いつきは、残念ながらオリジナルでは無く、 日記つながりの 安藤ナオちゃんが その日記で書いていた 内田百けん(けんは、敢えて仮名表記にさせていただく。文字化け起こす難しい旧漢字だから)の 阿房列車 という本にある。
感化されやすい人間故、 たった最初の編を読んだだけなのに、阿房 阿房と カラスのように騒いでいるのだ。
内田君によれば、目的があっては 阿房 は成り立たない。 となれば、今月末に企んでいるコトは 阿房 には成り得ない。 その目的を話せば、ヒトに因っては 充分に阿房扱いされるのだが。
残念なことに 正当派阿房を実行する予定は 今のトコロない。
あたくしたちの世代は、何と云ってもこの日が成人式で、 てっきり この日に“鏡割り”をしなくては!!と 今日の今日まで勘違いしていたのだが、 実は、それは11日にしなくてはいけなかったらしい。 でもまぁ、11日には キムチチゲに餅入れて食べたからいっか。 (あ、それは12日かもしれない)
さて、その成人式。 今年のその日は、着物姿の新成人を一人しか見かけなかった。 (夕刻、M邸へ夕飯をゴチになりに行くまで、家に居たからだが) 何となく、一月の第二月曜日と云われても、ピンと来ないのはしょうがない。 ちなみに、あたくしは成人式に出席していない。 その頃、こっちに住民票を移していたし、田舎の成人式も小学校の同級生ぐらいしか知らないし、親交はなかったから。 振り袖を作ってくれると云う 両親の心遣いも 辞退した。 両親(と云うより、みちえさん。大魔人はムスメの年なぞ知らないヒトだから)は 姉が振り袖を作ったから あなたも とかなんとか云っていたが、 普段というより、その後何回も着ない物に大枚叩いて作りたくはない!それなら、大島の一枚でもくりゃれ!!と 反抗した。この頃、まだまだ反抗期。 ならば、せめて姉の振り袖を着て写真を!と しつこく食い下がり、それも却下しようとしたら、「お年玉あげない」とまで云い出すものだから、目先のぽち袋に目が暗んで、仕方なく着ることに。 着付け&メイク&髪結い(と云ってもその頃は ばりばりのショートヘアー)に連れていかれ、そこでメイク&セットを担当してくれたおばちゃんと好みのコトで言い争い、準備が完了する頃には、すっかり不機嫌極まりなくなっていた。それこそ、大魔人DNA炸裂ってな具合。
そのまま、写真屋へ連行される。 が、そこで大人しく写真を撮られたりなんぞしたら、あたくしの名が廃る。(否、廃る名ぞ無い) カメラマンのおじさんへ、 「あたし、普通に大人しく、しゃなりの写真なんかいらない。どうせだったら、この振り袖 ぶんぶん振ってる写真が撮りたんです」と 無理を承知で云うと、 すんなり「それも面白そうですね。好きなように 動いて下さい。適当に撮りますから」なんて、大層気の利いたことを云ってくれた。
情けないような泣きたいような顔をしたみちえさんの傍で、 ぶんぶん袖を振り回し、大口を開けて笑っている写真を撮ってもらった。
その後は、大人しく 家族の集合写真も撮らせてあげた。
家に帰り、着物を脱ぎ捨てると、その着物を打ち掛けに仕立てて、 大奥ごっこだのなんだのをして 独り遊びをしていたら、 姉に泣かれた。
でも。未だに云うが、ヒトに因っては顔かたちが似ていると云われるが、 あたくしと姉は、似合うものが 真っ向から違う。 そんな姉用に仕立てた着物が あたくしにお世辞でも似合うとは思えない。 それを着て、終世残る(否、残らない)写真を撮らせた みちえさんも無慈悲なお方だ。
さてさて、上記は成人式の該当する年の正月のことだったのだが、 当の成人式の日は、以前日記にも書いたのだが、この時既に一番の古い友達だった T と 浅草へ行った。 まだ、東京へ来てから浅草へ行ったことが無く、何となくこの日に行きたかったから 誘ったのだ。 浅草寺でお参りをして、仲見世を冷やかして、目星をつけていた手拭屋を探しあて、二、三本気に入った手拭いを買い求め、Tのおごりで天麩羅丼を食べ、日のあるうちに家に帰った。帰ってから、一人その頃行きつけていた あたくしを大人にしてくれた(って書くと妖しい 笑)店で 飲んでると、店のマスターや、お馴染みさんが祝ってくれた。その時、バイトをしていた店の店長やバイト仲間も店を閉めてから 来てくれて、花束を貰った記憶がある。
何がどう 成人したのかは 未だに判らないけど、 あの時、(姉と一緒に暮してはいたし、親から独立もしていなかったが)大人として、普段自分の廻りにいる人たちが祝ってくれたことが嬉しかったのは、今でも 覚えている。 当時の写真を見ても、嬉しそうに笑っている ハタチのあたくしがそこにいる。
有り体に云えば、今年で干支を一巡してしまったのだが、 それでも 成人としては半人前だと 日々感じて生活している。
ただ、それでも年々 自分を生きているのが面白く、 その奥が深い“大人”らしいってことに 興味がつかない。 子供の頃に思っていた「大人ってつまらない」と感じていたのが嘘のよう。
そう思えるのも、廻りのヒトや環境のお陰なのだが、 そういう心持ちでいるあたくしにも ◎。
と、きちんと自分を誉めてあげて、 ちゃんちゃん。
そう云えば、この日 うちの田舎では どんど焼きをして、 (お飾りや絵馬・お札・達磨を燃やす行事) その時に 書き初めを燃やして その灰が高く上がったら字が上手くなるなんて云われたのだが、 確かに 高く上がった あたくしの“少年大志”の書き初め。 でも、字が上手くならず、相変わらず酔ってるだのダンスしてるだの云われる字を書いているのは どう云う訳なのでしょう?>神様
昨日午后七時からおにちゃんの鶴の一声で始まった 新年会、 未だ継続中。 酒が切れて 買いに行かせた。
その後、3時間程の昼寝を挟み、 そして、先程 本当に解散。
飲み疲れた?!
●リンク 毎度毎度 このエンピツ日記では有名且つ人気の「なにがなにやら」のモヘジさんのところから、当日記へ飛んで来た方、まことご足労様でした。
KPヘビ商人曰く、あたくしの様な“真性モヘジ・ファン”は、雄叫びをあげることが、結構少ないらしい。 何をどうして真性と云われるのかは知らないが、今まで多いのが某作家さんのファンで、その経由でと云う方々らしい。
それはさておき、 たまたま送ったメールを日記に曝してもらって、 たまたま宴会好きだから江戸入りした時の宴会を仕切らせてもらって、 たまたま その後も酔っ払った時に電話掛けたりして 遊ばせてもらって、 たまたま 酔っ払った時に日記の代打を頼んだりで、 まこと あたくしにとって心地よい関係を続けさせていただいており、 それだけで まぁなんだな いいのだ。
一時、いつも遊びに行っているモヘジさんちの掲示板に、HPのリンクを貼るのを止めていた。確か、他のエンピツ日記書きさんたちのもわりとそうしていた。面倒だと云うのが最大の理由なのだが、なんだか 売名行為なような気がして。 ほれほら そこはそれ、あたくし 小心者なので、 怖いメールとか来たら、夜も眠れなくなりそうだし。 最近は 開き直り、クッキーが残ってる間は ばしばし残すことにしている。
●登録 そんなに日記サーフィンはしない。(ネットサーフィンも)登録した日記と登録していただいた日記を読むだけで精一杯。(順番から云うと、Who isが先) 基本的に マイ返しはしていないし、それを期待していない。 マイ返しなどと云うものがあることも 日記書きの方々と直接に知り合ってから知った。 というより、同じ日記がどちらにもあるのは ちょいと不便かと。 物覚えが悪いので、それで一日数回同じ日記を読んでしまう。 登録されている間は、読んでいるのだが、如何せん、ちゃんと日記の題名とかそれを書いたヒトの名を覚えていないので、リストから消えてしまうと判らなくなるのである。ジャンルも勿論覚えていない。 そんなに数多くの登録をしている(されている)訳ではないのだが・・・。
●記憶 そんな訳だから、マゲを見ていても それが何回目だろうと見てしまう。 本も気が付けば 以前読んだ本を途中まであまり気が付かずに読んでしまうことが多い。 そして、買ったままそれが未読と気が付かずに 数年間放置する場合もある。 ひどい時は、同じ本を買ってしまうことも。 が、しかし 変なことは 結構覚えている。或いは思い出す。
●お誘い 基本的に マメではないので、こまめに連絡をとって、会うのは苦手。 たまたま、連絡があって会うのは さほど苦ではない。 だから、「x日かy日に会おう(うちに来たい)」と云われた方がラクである。 但し、酔っ払ったり、宴会となると それは真逆ぐらいになるらしい。
●たけぞ氏 未だお香のような存在である。そのことを書いた独身最後の日の日記は、時折ヒトから「あれはいいね」と云われてこそばゆい。 有り体に云えば、たけぞ氏は、完璧とは程遠い。寝起き悪いし、宴会好きではないし。 でも、やはり今まで付合ってきた男の中では 一番心地いい。 夫婦(同居者?)となると 四六時中恋愛モードではいられないし、かといって、無関心でも無感情でもいたくない。 もちろん、いがみ合ってはいたくない。 たけぞ氏は、これまで付合っている年月こそ浅いが、あたくしの扱いのツボをみちえさん気味に心得ているような気がする。それは、経験でも体験でもなく、その性質なのかもしれない。 たけぞ氏と一緒に暮していると、 放し飼いされ、それでも夕刻には戻ってくる 家畜のような感じがする。 それが 別に嫌ではない。 ヒトにどう見えるのかは知らないが、慣らされたのは あたくしのほうで、 実権は、あのヒトのよさそうで大人しい たけぞ氏にある。
●手習い 就業中に大家のおばさんから連絡を貰い、帰宅後顔を出した。 風呂上がりとは知っていたので、そのせいで顔に色つやがあり、表情が活き活きしていると思っていたのだが、 「あたしね、パソコンを買って、今度インターネットを始めるの!」と 云われて驚いた。 もともと 好奇心が強く、パソコンを始めたいとは聞いていたが。 最近凝っている 碁 も、碁会所に行くのが足腰が不便で大変らしい。 パソコンには、碁のゲームソフトがあるし、インターネットを始めれば、それこそ日本国中の人たちと 碁 で遊べるのである。 まだ、パソコンをいじり始めたばかりだから、インターネットは繋げていないけど、もう迷わずにゲームの操作が出来る程になったらしい。 そんなことを 目をキラキラさせてくれる おばさん、可愛らしい。 「80の手習いって なんて云うんだっけ?」なんて 聞いてきたが。 眩しいぜ!おばさん。
(だから、なかなか 引っ越したいことも言い出せないんだよな)
●最大の告白 江戸博物館が出来て 10年ぐらい経つかと 思われるが、 未だ訪れたことなし。 深川も同じ。 あゝ そんなんで「江戸好き」と己を語って いいのだろうか?
●云わずと知れたこと 明日も出勤。 今日も薔薇。 昨日 買った新しい薔薇、未開封だと思っていたのに、開いていた。 犯人は 一人。 と云うより、昨日寝ぼけて 記憶なし?
ああ なんだかなぁ。 今日も今日で 明日は明日。 今日の風は 明日は吹かず。 明日の風は 今日は見えず。
2003年01月07日(火) |
無くて七癖 食べて七草 |
昨夜、日記を書きあげ、たけぞ氏が帰宅した そのちょいと後、 あたくしの携帯が 高らかに必殺仕事人のテーマを奏でた。 “ドクター・おまゆこ”ことまゆっこからの電話だった。 あたくしからの年賀状が届いて 吃驚したらしい。 年末に、自分の仕事名刺の裏に、排泄物の絵と自宅の住所を書いてくれたことを ものの見事に忘れていた。 まったく これだから 酔っ払いって・・・。(己棚上)
その晩作ったハンバーグが まだ余っていたので、 今日の夕飯に呼んだ。 一人で昨日と同じものを食すのがイヤだったし、 まゆっことなら 楽しく食事が出来るから。
ま、うちに来てくれる人となら 誰とだって楽しい食事が出来るのだけど。
今日は、七草粥を食べる日である。 その昔に聞いた記憶では、豪華な正月料理やおせち・酒でもたれた胃を癒すためだとか、無病息災を願ってだとか そんな気がした。 便利なことに、いつも行く八百屋に七草セットなるものがあり、 面白そうだから買ってみた。 で、まず粥を作るのだが、生まれて初めて 土鍋で粥を炊いた。 たけぞ氏が時々それで御飯を炊いてくれるのだが、なんとなくほっくらしてる気がして、 なんとなく、それで粥を作ってみたくなった。 七草粥を自分で作るのも初めてのコトだった。
いつも何でも 美味しそうに食べてくれる まゆっこは、 今回も 喜んで食べてくれて、嬉しかった。
漫画のコト、スキーのコト、マゲのコト、 つらつらと 趣くままに好き勝手に話し、適当に酒も飲んで、 平日ということもあって、さっくりと 二人だけの宴が終った。
なんか そういう日常がいい。
今年は そんな日が一日でも多くあることを願うばかり。
●三億円を貰い損ねた理由
トイレ掃除をサボったから。 昨日、トイレットペーパーも切れてしまうと云う失態を犯した。(字あってるのか?) 掃除をちゃんとしていれば、そんなこともなかっただろうに・・・。 トイレ掃除と金運は 密着していると云う。 今年は、ちゃんと掃除をして、いざ京都へ!! 待ってろ 吉兆&先斗町!(字あってるのか?)
●内職が未だ出来ていない理由
マゲのせい。 あたくしの実家・たけぞ氏の実家にいる時はしょうがないとして、 戻ってきた3日の晩から、朝から晩まで 鬼平に掛りっきり。 そして、そのお供に ビール 或いは 薔薇。 番組が終る頃には 酔っ払ってるのなんのって。 (そう云う今も 薔薇が・・・) めくるめく 鬼平ワールド炸裂中に、どこにそんな暇があるかというのか!
次の展開を予測したり(何度も見てるのに)、 ほにゃらへ〜と効果音の真似をしたりと 大層忙しかったのだ。
●体重が五キロも増えた理由
たけぞ氏と同居を始めて、毎日ちゃんと夕飯を食べているから。 「もう 夕飯作らないで」と頼んだあたくしは 何かを間違えてるか? とか云いつつ、その一月足らずの習性のお陰で、今日はたけぞ氏の帰りが遅いと云うのに、 夕飯をきちんと作って食べちまった・・・。 もうすぐ、あのジーンズが入らなくなるやもしれん。
さて、昨日は年始休暇も終りと云うことで、殊の外酔っ払っていたらしい。 たけぞ氏との賭も覚えてないし、ミミズがのった食った字で年賀状の宛名を書いていたりしている。 年末にちょろっと書かせていただいた、「手拭いプレゼント」に応募者が一名あったので(ありがたや)、その方への宛先も書いていたのだが、
果して あんな字で 無事届くのだろうか?
日本の郵便屋さん、ガンバレ!! 手拭いは あと二本。
メールにて、お年始の挨拶をお送り下さった方々、 重くて申し訳ないのですが、今年の年賀状をスキャンしたので、 それをお送りします。 ちゃんと 金時芋(高かったらしい。みちえさんに愚痴られた)で作った判子でっせ! もちろん、その芋は、判の部分を切り取って食べたけど。>みちえさんが。
今日は、仕事始めだった。 が、始業時間を15分過ぎても、誰も(といっても社長と専務だけだが)来る気配がない。 もしや、仕事始めの日を間違えたか!と 己のそそっかしさを恨んでいたら、社長・かん様登場。 専務は 現場で打ち合わせだそうだ。 ほどなくして、専務も出社し、その一足先にゆーこさんが出社してきた。 この業界に入ってから、毎年仕事始めには、神社へ出掛け祈祷をしてもらう。 今年も例年通り、皆でお参りをし、昼食を外で食べた。 今年になって、その時間までアルコールを飲まなかったのは 初めてだった! だからなのか、もともとだからなのか、まったりのんびりとサスケの唄を歌いながら、仕事をした。 調子にのってきて やる気満々だったのに、 「新年そうそう そんなに働くな」という ありがたいようなそうでないような かん様の鶴の一声によって、定時にお開きとなった。 勝手に人の仕事を中断させておいて、 「今日は 飲み会か?」と聞かれたのは 甚だ心外。 ま、しょうがないか。
買い物途中に本屋に立ち寄り、年末に注文していた本を受け取る。 ひょんなことから知った あたくしにしては珍しくノンフィクションの現代もの。 ヌードダンサーの一代記である。 一人の女性の 傍から見れば 時代に翻弄されたと思うのだが、 混乱の時代の中にあって、その中だからこそ身についた 一本芯が通ったような生き方を綴った本である。 もう既に一冊持っているのだが、誰か気にいった人に機会があったら差上げたいと思って、買い求めたもの。 誰に渡るのか・・・。
さっきから マゲでは あたくしの本名が呼ばれている。 本を読んでいても 時折あることなのだが、妙に照れくさい。
まだ たけぞ氏は帰って来ない。 この調子だと 帰ってくる頃には 調子のいい酔っ払いが 出迎えることになりそうだ。
家に帰ってからと云うもの、 起きている時間は 鬼平の策略にはまり、 数十時間 見っぱなし。
なので、改めての新年の御挨拶などは後日。
ほにゃらへぇ〜〜〜〜〜
まずは、新年 明けましておめでとうございます。
二刻前、たけぞ氏の実家より帰宅。 この四日間と云うもの、 飲んで飲んで飲まれて飲んで 食って食って食いまくり な 生活をしていたので、まっこといい具合に霜降りの肉が出来上がり、 肝臓なんかは フォアグラ状態ではなかろうかと・・・。
なんせ ヨメのくせに、朝(といっても11時ぐらい)に起きだし、 一杯のコーヒーを飲んだ後は、自然に出てくる(或いは持ってくる)缶ビールを飽きるまで飲んでいた。 義父が 云うには「去年までは6缶のビールで足りたけど、今年は長野から飲んだくれが加わったから3ケースでも足りないかもしれない」とのこと。 大っぴらに飲めると云う訳である。もちろん、あたくしなんかより、義姉・なぁなさんの方が飲みっぷりが良かったのは 云うまでもないが。
兎に角、自分の家にいる時より のんべんだらりしていたのだった。
あたくしたちが帰った後の 大魔人&みちえさん には またしても 嵐が吹き荒れているらしい。 この夫婦、とっとと別れちまった方が お互いのためにいいのでは? なんて 無責任に思う 2003年三ヶ日
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