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三千世界の鴉を殺し 6/津守時生(新書館ウイングス文庫)
2002年06月30日(日)
順調に読み進んでます。
うーん…特に感想なし(苦笑)


本屋で、ドラマ「空から降る〜」の本を立ち読み。最後の重要なシーンを読んでみた。…セリフの順番が違う。そのセリフをどこで言うかで、全然変わってきちゃうと思うんだけど。ドラマだと、なんでそこで撃っちゃったんだろう…って思ってたから。そこが、複雑な心理でいいのかな、とか思ってたんだけど。どうなのよ?
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↑立ち読みしたのはこの日じゃないんだけど、上の2行だけだと淋しいので(笑)
不思議な少年 2/山下和美
2002年06月22日(土)
2巻の方がおもしろかったです。
不思議な少年が、今回の方が傍観者ではなくなってる感じ。彼も、苦悩し迷う存在なんだなというか。
ダ・ヴィンチ 7月号
2002年06月20日(木)
なんとなく本屋をぶらぶらしていたら買いたくなったので。ちょっと現実逃避してみた☆
以下、ページをめくりながら、書いていきます。

今月はファンタジー特集。最近ファンタジーブームだものね。
作家さんオススメは、ナルニアが多い様子。
というわけで、私のナルニアの想い出を語ります。「こどものうちに読んだ方がいい」とか書かれてますが、私は短大の時に読みました。課題で。
うちにはこども用の全集があるんですが、ナルニアはなかったので読んだことなかったんですね。でも、大きくなってから読んでもおもしろかったですよ。「銀のいす」のセリフは、私も感銘をうけました。
「子供のころ読んだファンタジーは人格形成に影響する?」なんていう記事が載ってます。「子供のころに好きだったファンタジーが現在の人格にも符合するような…」と書かれてる。『シンデレラさん、お大事に。』という近日刊行の本でそこらへんが書かれてるらしいです。
私は、「小公女」が好きでした。屋根裏部屋に魔法がおきるところ。ロマンですわねえ(笑) 前にうちの兄と話したときに、私は小公女が好きだと言ったら、兄は小公子が好きだと言ってましたが。これによる性格の違いはどんなものなんでしょうかね。
あと、「若草物語」「メアリー・ポピンズ」が好きでした。本ではね。

ハヤカワSFシリーズJコレクションというシリーズが最近気になってます。
恩田陸が刊行予定に入ってるのでチェックするようにしていたんだけど、この前本屋をぶらぶらしていたら、「どーなつ」というタイトルの本が刊行されていた。…私、「DONUT」というタイトルのサイトを始めたばかりだったので(笑) 解説やあらすじなどを読んでみると、梶尾真治を思わせる。というわけで、この本がすごく読んでみたい。でも、新書なのにけっこう高いのよね…。なので、まだ手が出てません。「かめくん」見つけたら買おうーっと。
今日、また本屋をぶらぶらしていたら、このシリーズの新刊が出てまして。なんで目に留まったかっていうと、表紙が鶴田謙二だったので。彼は、梶尾真治のエマノンなどのイラストを手がけていて、すごくキレイで味のある絵を描く人なのですね。漫画読んだことないんだけど、機会があったら読みたいと思ってる。で、その表紙の本が小林泰三の「海を見る人」でした。…以前、彼の短編を読んで、貧血で倒れそうになったことがあるのです(笑) あらすじを読んでみるとグロくはなさそうなので、読んでみたい気もするんだけど…。どうでしょうねえ。でも、彼の本を読んでみたいと思うのは、怖いものみたさだなあ。

文庫のヒットチャート。
グイン・サーガが入ってるんだけど…。こんな長い話をリアルタイムで読み続けてる人が、そんなにたくさんいるということが、すごい気がします。いや、ちゃんと部数が出てることは知ってたんだけど、自分の中で違和感があるというか。
「眠れぬ夜を抱いて」は、ドラマで見ているんだけど、本でも読んでみたいです。おもしろいですよ。しかし、このタイトルってざーどを思い出すんだけど…。
「白い犬とワルツを」がまだチャートに残っていることにもびっくり。これ、おもしろくないよ…。みんな、マスコミに踊らされちゃダメだ!(笑)

本のことあれこれでした。
さて、明日からの旅は何を持っていこうかしらね。
山下和美短編集/山下和美(講談社モーニングKC) 他
2002年06月16日(日)
「最終兵器彼女 3」(高橋しん)(小学館ビッグスピリッツコミックス)
もう終わってるんだよね。でもちまちま読んでます。
ちょっと読みにくいよね…。わかりにくい。顔の判別がつきにくいというのもあって。気持ちはわかるような気がするけど…。

「バーヴェリアン四重奏 10」(羽音こうき)(BIBLOSゼロコミックス)
「感動の最終巻」て書いてあるんだけど…終わってないじゃん! タイトル変えて、続きを描くそうです。ああそう…。

「山下和美短編集」(講談社モーニングKC)
すごくおもしろかった! どの短編も読み応えあり。
この人の話は、読み終わってほっとするとかほのぼのとか…より、割とやりきれない気持ちを抱くことが多い気がするんだけど、この短編集は、どことなく暖かさが感じられるかな。
分厚い本なんだけど、そのうちの半分は、「昨日の君は別の君 明日の私は別の私」という中編。結婚して4人の子供の母親になっている女性が、パソコンの画面でもう一つの世界の自分を見せられるという話。とてもおもしろかった。
お金が無くても家族がいれば…とか、選択を悔やまずに生きたいとか、そういうありふれた感想は言いたくないです。物語は、教訓を読みとろう、なんて思わずに読みたいです。

あと他に「ぴくぴく仙太郎」とか「みかん絵日記」とか、借りた本を読みました。「山下和美短編集」も借りた本。
アツイヒビ/緑川ゆき(花とゆめCOMICS)
2002年06月15日(土)
短編4本。3本が連作。
すごくおもしろかったです。オススメ。
絵は、乾いてちょっとカサカサした草食動物的な印象があるんですけど、お話は…お話もちょっと変わった淡々とした雰囲気なんですけど(笑)、妙にイメージが綺麗で。
この人のは、「あかく咲く声」というシリーズはずっと読んでいて、なかなか特徴のあるおもしろい話を描く人だなあと思ってた。
それで、本屋で、2本目に収録されてる「花の跡」を立ち読みして、すごくおもしろかったので、コミックスが出たら欲しいと思ってた。意外に早く出て嬉しい。これは、机に花が落書きされてる…という話で。それがどんどん増えていくんだけど、それに付け足したら、それ以外が消されてしまうのね。花の絵が広がっていくイメージが、言葉ではなくて絵で見事に描かれていて、「飲み込まれてしまったんだ」ってモノローグが、とてもぴったりきた。
3本目の「寒い日も。」もよかった。女の子の気持ちも、男の子の気持ちも、しみてくる。…私は、「痛いもの」でも、欲しいな。
グイン・サーガ 85 蜃気楼の彼方/栗本薫(ハヤカワ文庫)
2002年06月14日(金)
なかなか感慨深い展開になってます。作者があとがきで毎回毎回感慨に浸りまくっているので、それは読者の好きにさせてくれ、とも思うんですけど(笑) まあ、これだけ、実際に時の流れを感じさせてくれるお話は他にないので。普通は、「それから10年後…」とかになっちゃうもんね。それをすべて書いていっているんだから、すごいです。自画自賛していても、読み流してあげましょうよ?(笑)
グイン・サーガ84 劫火/栗本薫/他
2002年06月08日(土)
ここ数日で読んだ本やら漫画を一挙にご紹介。

「劫火 グイン・サーガ84」(栗本薫)
暇なお昼休みにコツコツ読んでたんだけど、残り少しになってきたので今日読み切っちゃった。文体が慣れてて読みやすいので、短時間でもすっと世界に入れるから、細切れ読書でも大丈夫。
いよいよここまで来ちゃったか…という展開ですね。次の巻が、ちょっと怖いな。でも、もう84巻なんだもんね。やっぱりいよいよなのかしら。
私はイシュトヴァーンがちょっと御贔屓だったんだけど、最近の彼はどうも…。彼の側近と同じ感想です(笑) 悲しいね…。

「クロニクル 1」(高河ゆん)(ENIX)
エニックスだからか、今回もゲームっぽい設定なのね。おもしろくないことはないです。(微妙な…)

「ナマケモノのスキューバダイビング」(清水玲子)(白泉社)
スキューバを始めた作者のエッセイマンガ。笑っちゃいます。でも、絶対スキューバなんてやりたくない(笑) これ読んだらやりたくてもやりたくなくなるんじゃないかな(笑)

「おまえが世界をこわしたいなら 1,2」(藤原薫)(KB COLLECTION)
絵がすごく印象的で最近気になってるマンガ家さんだったので、読んでみました。
吸血鬼(という名称は出てこないけど)の話なのね。最初、独特の雰囲気でわかりにくいかな、と思ったんだけど、読み進むうちに割とおもしろくなってきた。コミュニケーションが色っぽくて。

「ヒカルの碁 17」(ほったゆみ/小畑健)(ジャンプ・コミックス)
佐為編が終了。
この漫画は、話自体はすごく現実的(囲碁の話)なのに、設定が非現実的(霊がごく自然に出てくる。霊が存在を主張する)で、絡み合い方がアンバランスだなあと思っていた。どっちのスタンスで読んでいいかわからないから。それが持ち味なんだろうけど。
それ(非現実的な部分)がなくなっちゃって、これからは本格的囲碁漫画になる(なってる)んでしょうか。
でも、おもしろかったですけどね。
私は、「自分にしかわからない存在を他者にも在ると立証する話」というものに惹かれる傾向があるので。

「三千世界の鴉を殺し 5」(津守時生)(ウィングス文庫)
特に感想なし(笑)

「リムレスの空」(榎田尤利)(クリスタル文庫)
巷で大人気のシリーズだったので読み始めたんだけど、なるほどなかなかおもしろいんですよ。
なんだか、空気が柔らかくて、好き。主人公はヘビーな人生をおくっているんだけど、まわりが暖かくて、読んでるとほっとする。たびたび泣かされました。シリーズ終わってしまって悲しい。


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