青いくもと白いそら

想い出きのうあした


2004年02月26日(木) 春風が吹く


さようなら

わたしの想い

あなたへの想い


さようなら

この世の中の

私の好きな全てのものたち


天に届かんとするこの塔が私の棺


還るのは大地で

最期まで見つめるのはきっと満天の星


足元は吸い込まれそうなほど暗く

強く吹く風はきっと私を後押ししてくれる


身体が宙に浮いて

春風に煽られたら

私は世界を感じて

始まりへと廻る



2004年02月25日(水) 私のお葬式


もし 私が今日死んで
明朝に発見されるとしたならば

誰が嘲-わら-って
いったい 誰が泣くいてくれるのかしら


お葬式は急には出来ないでしょうから
きっと3日は後で

その間に親戚や友達が
代わる代わる私の死顔を覗きにきて

母は
「まるで眠っているみたいでしょう?」って
お決まりの台詞を皆に言うんだ

式はきっと近所の葬儀場で
焼き場はきっと隣町

私の好きな真っ白な華で埋もれた躯-からだ-は
少し窮屈にもみえる棺に入って
いまはもう開かない扉の向こうで
私を想う他人を見定める

誰が泣いて
誰が嘲うか



犯した罪で穢れた私の肉体は
一筋の煙となって空に消えた

それでお終い?
私の人生



2004年02月11日(水) 独りからの逃亡


私には

『私を支えてくれる誰か』

なんて必要ない

そう信じることで

そう思いつづけることで

ただそれだけで

その想いだけで

強くなれる気がした

いいえ

強く在れる気がした

そう願っていた







弱いこころ

認めることができなかった現実-わたし自身-



2004年02月06日(金) dummy


好きなのに

好きだけど

この想いが届くことは

けしてないんだ


だから


忘れるよう努力した

ずっとずっと胸に秘めてたこの想い

昼下がりのテラスで

帰宅者でごったがえすロビーで

後姿を探すことは諦めた

時が全てを解決してくれるって思ってた

いつかは忘れることが出来るって信じてた


なのに

ひどいよ


ここまで神さまに嫌われてるなんて

わたし、思ってもみなかった



あやか † mail