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言の葉
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2008年09月29日(月) 雨模様


急に寒々しい顔をし始めた
空を見上げる

今にも降ってきそうだなって
見つめていると

ポツリ

さりげなく雨粒が落ちてきた

激しくなるわけでもなく
あたりを包み込む
霧のような雨


もう逃げ出したいって思いながら
その感触が妙に嬉しくて
ただただ雨にうたれる


キミが意識しない




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2008年09月28日(日) ルームミラー

久しぶりに走る昼間の東名
ボクは一人ハンドルを握っていた


やっぱり昼間は車が多くて
面倒だな
なんて考えながら
いつしか箱根あたり

フト気づいたら
追い越し車線を走る
ボクの目の前に黄色いナンバーのオープンカーが

やけに飛ばしてるなって
気になって運転席に注意を向けると
風に舞う長い髪が
女性でした

珍しい光景だなって思って
後ろにつけると
その車のルームミラーに
なにやら楽しげに話す彼女の顔がチラリ
子供でも乗せてるのかなって思いが脳裏を走る

ボクの車に気づいた彼女
突然走行車線にうつって
道を開けてくれた

あぁ
礼儀正しい人だなって思いながら
追い越しをかけはじめると

助手席には誰も乗ってない・・・


じゃあ彼女は誰と話してるんだろう


横に並ぶと
その答えはわかった
耳にイヤーパッドを装着してたから
歌を歌ってたんだ


追い越したボクの車のルームミラーには
直ぐ後ろに入った彼女の車が映る
なんとなくアクセルを踏み込み
彼女を離しにかかる

すると彼女もまたグッとスピードをあげてついてくる
大きな口をあけ
気持ちよさそうに歌いながら

それから箱根のややカーブの多い道を
メリハリをきかせながら走った
踏み込む時は踏み込んで
走行車線が開けば
そちらに戻って

ぴったりとついてくる彼女
そしてルームミラーにうつる
歌い続ける彼女

離れたと思うと
突然現れる歌う彼女

そんな展開が10分も続いただろうか
彼女の姿が突然ミラーから消えた・・・



それに気づいた瞬間
振り向き探したけど
近くについてくる車もなく
後方はずっと開けていた







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2008年09月26日(金) 気まぐれ

気まぐれに声をかけ

気まぐれで誘い掛け

気まぐれをなじり

気まぐれが引き裂いた







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2008年09月25日(木) 悲しい夜に

何をしていても
胸の奥の方でチクッと
かすかな痛みが
その存在を主張する

忘れたくて忘れたくて
でも
そう願えば願うほど
キミが浮かぶ

その声
その一言に
期待し落胆し
自分が何を求めているかも
わからなくなってきた頃

突然
時が動いた
漆黒の闇深い夜へと






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2008年09月23日(火) その真実は?

先日実家に帰った際に
妹一家と昼飯食べにバイキングにいってきました
さて
その帰り道での会話


「お兄さん。同年代の人と比べて髪の毛多いよねえ」
ムスメ一号
「家じゃあ、ハゲ呼ばわりされてるのにねえ」

「髪の毛染めてる?」
ワタクシ
「全然。全くなーんもしてないな」

「うそー」
「そうそうこないだウチの次男がさー
『tkおじさんっておかあさんの弟?』ってきくのよ!」
「もうきぃぃぃぃってなっちゃってさー」
「何度確認しても『弟?』って聞くのよ!
 もー許せないから
『二度とその台詞いったら許さない!』って怒鳴りつけちゃった」
と憤慨しておりました






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2008年09月22日(月) 夏の日射し

朝起きると
なんとなく肌寒い
やっと秋がボクのもとへも訪れた
そう認識した瞬間

夏の中に置き忘れた
自分の想いに
再びかきむしられた

冷たい雨が世界を包み
軽やかな風が虫の音を遠くへ運ぶ頃
置き忘れたボクの想いも
そっと姿を表し
寒い冬の訪れを予感させてくれるかもしれない




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2008年09月21日(日) 視線

ただ一言
キミに告げたい言葉があったんだ

ボクの胸に巣くう
ある想いを

そのさきにあるものは
なんとなく想像がついていたけど

でも
キミと目があった瞬間
思わず口からこぼれでていた

何度も何度も頭の中で練習した言葉は
どこかへ飛翔して去り

ただ一言
「好きなんです」




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2008年09月19日(金) 旅立ちの日

本日は職場の歓送迎会でした

久しぶりに結構飲んだんだけど
そもそもこの歓送迎会というもの
自分のトキは当日ちょっとしたハプがあって
出席できなかったから
もっかのところ出費三昧

今回は特にド級の一発でした

3日前
幹事の指示で集金にきた若い子
「あの集金で〜す」
「あぁ、幾ら?」
「え〜、お気持ちで結構です〜」

なんか嫌な予感するなー
そもそも歓送迎会の案内に会費書いてなかったんだよね




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時価じゃないんだからさーって読んだ瞬間思ったんだけど(笑)



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ん?
え?
マジ?

「ウッソー」


「いえいえ、ウソじゃありませーん」
「●●サン(ワタクシの部下)は1万円いただきました」

がぁぁぁぁぁん・・・


2万円ですよ!
そんなん初めてですよ!

みーんなウチの会社の給料が高いって
勘違いしてるんだな〜
ワタクシの給料なんて
キミたちとさほど変わらないのに〜(涙


こうしてワタクシの財布から
また精鋭たちがひっそりと旅立ちました・・・



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2008年09月18日(木) 一昨日あたりから・・・

なんかすごい勢いでカウンターが回ってるみたい

何が起きたんだろうか・・・


なにはともあれ
こんな駄文を読んでいただいて申し訳ないです




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もし気になったら
ミクシでも書いてます(今や向こうのほうがメインかも(笑)

気軽に問い合わせてやってください


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2008年09月16日(火) 数えるトキ


キミがいる
キミはいない

キミがいる
キミはいない


数えきれないものが
いつしかボクを支配していて
またしばらく眠りを妨げる

キミとの距離は
近いようで絶望的に遠い






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2008年09月15日(月) 怖くてごめんなさい

今朝
月曜日だから
少し早くでて
各駅に乗っていこうと思って駅に着くと

なにやらホームに
おじいちゃんがヨタヨタ歩いてて
よく見ると両手に杖
それでないと前に進めないみたいで
危ないなーって思ってました

さて電車がついたら
朝だけに結構混んでます
どこか座るとこないかと思って見回しましたが


ない
全くない

ということで
目の前5人の中で一番丈夫そうな30すぎのニーサンに目をつけ
寝てるとこを起こしてみました

「すみません
足の悪いおぢいちゃんがいるから
席あけてもらえませんか?」

びっくりしただろーなー
突然起こされて
おまけに立てっていわれたんだもの




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ねたふりしてる人ばっかで
ちょっと悲しかったし

まあ
ぢーちゃんが無事座れたから
よしとしよー(笑)





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2008年09月12日(金) 大いなるモノ


昨日
話をしていて思い出した
今一番みたい景色


一瞬考えて浮かんだのが
オーストラリアで見た星空
北にあるケアンズからシドニーまで
2泊3日の寝台列車に乗って
深夜にデッキからみた星空は
本当に言葉を失うほどの
自然の圧倒的存在感を示していたんだ

日本で天の川といわれる
か細い渓流ともいうべきものは
そこ南半球の空では
あたかも空を真っ二つに断ち切る絨毯のように
目の前にこぼれそうな銀色の帯を形づくっていた

列車の最後方につくられたデッキで
夜が更けるのもいとわず
何時間も見つめ続けていた
何を考えていたんだろうって
今になって思いだそうとしてみるんだけど

ただ
見つめているだけで
えもいえぬ幸福感がボクを包み込んでいたことだけは
間違いない




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2008年09月11日(木) アナルやや開き気味

はい
エロねた期待した方
残念でございます
ここでUターンしてやってください



つーことで
今日は会社を休んで
ムスコたちを医者に連れていきました
車でいこうかなって一瞬思いましたけど

もし車の中で漏らされたら・・・
と気付いて
歩いてでかけました
片道歩きで25分くらいかなー

お医者さんにいって
症状を伝えると
「では、お熱を測りましょう」って先生がいって
電子体温計になにやらかぶせて
オマケにチューブから何か塗ってますよ?
どうするのかなって思ってみてたら

おぉ
そーいうことですか!

瞬時にさとって
動き出さないようにクビの後ろとあごを持ちます
先生が尻尾をもった瞬間
ビクッと反応する珈琲
それから目を見開いて
何が起きてるのか一生懸命振り返って確認しようとします



パパががっちり押さえて
微動だにできません
それに気付いた彼は
いかにも不快なのを我慢するって感じで
ムズムズしてましたが
無事終了

続いてスゴロククンなんですが
彼はもともと恐がりだし根性なし
同じくブスリとされた瞬間
ウヒャワヒィィなんて
声にならない叫び声を上げて
いくら押さえていても
クビを股の間に入れてなんとかしようともがいています

さんざん暴れるのをなんとか終了




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2008年09月09日(火) 大事故発生中

昨日帰宅すると・・・

なんとスゴロクが水性ウンウンを
ゲージの中で垂れ流し&ウンウンまみれに!

うひゃ〜ってことで
大掃除
まあそれをしたのは
ワタクシではありませぬが(笑)

仕方ないのでセパレートして寝かせました
そして朝起きると・・・


今度は珈琲もでダブル攻撃!


しょーがないから
寝起きのボケ気分のまま
ケージ掃除と息子をお風呂に


つーことで
会社休んで病院に連れてきました




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2008年09月07日(日) 明るい空へ


不意に
本当に突然
思い出したように
画面に現れるキミの姿

そしてまた
パタリと途切れるキミの息吹き




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だから
今日も
ひっそりと



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2008年09月06日(土) 通勤電車の敗北再び

はい
本日は帰りの電車が始発のため
座ろうと思って各駅に乗りました

並んだ列は前から2番目
一番目の人が端に座ったんで
そのすぐ隣に座りました

すると次に座ったオヂサンが
とっても微妙な間を空けて座りました

いやー
なんか嫌な間だなって思いましたが
まあ仕方ない
どうなるんかなーって思っていると

発車までまだ時間があったから
次々と人が乗ってきて
空いてると思って近寄って
残念そうに諦めた若い女性2名

おっ
こりゃ楽チンかな?って思った瞬間
突然若いニーちゃんが
バチっとハマってきました


いやぁぁぁぁ
片側べったりくっついて
熱いぃぃぃぃっ

とはいっても
反対側は女性でとっても微妙に近く
詰めるどこではありません
無視して本を読んでいると
今度はガシっと肩をハメこんできました

うわーーーキモイって思って
横目で顔を見ると



やっぱりキモイ顔
なんかバカっぽい
きっとなーんも考えてないんだろうなって
諦めてそのまま帰ってきました




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2008年09月03日(水) 敗北の通勤電車

今朝の通勤電車

まだまだ暑いので
通勤には早めに家を出て
各駅にのってゆったり出社してます
そうすると結構座れたりして
楽チンできるからです

さて
今日も早めの各駅に乗り込み
左前方に席発見
ヨッシャって思っておもむろに腰を落とします

座るときって
特に周囲に人がいる場合は
背から1/3あけて座ってみて
それから背もたれまで
お尻を押し込んでいくんですけど
それが今日は・・・

座った瞬間両側の人にハマってしまいました

ま、まずい

このままでは危険人物になってしまう

ということで
腰を前に持ってきて
ちょこんと腰かけ
通路に足の大半が飛び出した状態で
一駅だけ我慢しましたけど
さすがにそのまま我慢し続けるのもなんだと思って
立ち上がってしまいました




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あ、あ、あ、あ、あ・・・


はい
すみません
ワタクシのお尻が大きいってことですよね
クスン



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2008年09月02日(火) 真珠の言葉

「そんなこというと私泣くよ」

冗談だと思っていたら
みるみる溢れ出してきた
心の真珠

溢れた涙はありし日のキミの姿を映し
移ろう自分へそっと語りかける

「自分だけは、もっと自分を愛してあげればいい」

何かを恥ずかしいって気づかないまま
生きてきてしまった自分にささやきかけるよう呟く




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2008年09月01日(月) 言継ぎ

メールでの会話って
なんだかとっても不思議な気分

一刻も早く返信したくて
書き上げた文字は
びっくりするほど味気なく
そんなつもりじゃあないのにって
躊躇する一瞬すらも惜しくて
えい
やって
送信ボタンを押してから
なんとなく不安になる




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そう願いながら

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