言の葉 DiaryINDEX|past|will
まだ陽が傾くには 押すと言葉がかわる投票釦 23204
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押すと言葉がかわる投票釦 別に人間 一日くらい携帯を忘れても生きていける でも彼女は自らを携帯依存症と位置づけ どうしようどうしよう 困った困ったシンドロームに陥ってしまっていた 詳しい様子を聞いてみると 彼女が家を出たあと 妹も家を出た その時妹は家の鍵をかけてでたけど 彼女が携帯を忘れたことに気付いて 家に戻ったけど 鍵を持っていなかったから 家に入れない どうしよう・・・ そういう話だった 携帯を忘れたのは自分 家の鍵を持っていなかったのも自分 普通の人はそう考えて 自分を改めることだろう しかし彼女は違った 妹に電話してみてもでない もしかしたら持ってでていないのではないか? 家に置いてあるんじゃないか 自分が妹に電話をするといつもでない それがイラつく そういう思考に自らを追い込む ボクはカミサンに連絡して 至急家に戻ってもらった カミサンが家に戻ると 彼女は玄関の前でボーッと座っていたという ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 後でその残骸に気付いたカミサンは とりあえず黙っていた その日の帰り道 彼女は自分から妹の携帯の件を 告白したという その時口にしたのが上の論理 ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 22949
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押すと言葉がかわる投票釦 えもいえぬ激痛に ボクも彼女の腕をピシャリと叩いた 「ヘヘン」と薄ら笑いする彼女 彼女はそのまま自分の部屋にいって 大音量で音楽をかけて歌い始めた 仕方なく1階に降りてきたボクたちは とりあえず放っておいた いつものコースなんだろうか・・・ 15分ほどすると 彼女はまた妹の寝ている部屋へいこうとしている それを止めると 彼女は廊下で寝転がり ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 と 目にうっすらと涙を浮かべながら訴える ワタシは受験生なのに 勉強しなくちゃって思っているのに どうしてもできないの 気持ちがついていかないの でも妹は 再来年受験だっていうのに もう今年から一日5時間もちゃんと勉強してる それが それが ツライの 彼女の訴えはわかるけど 周囲の人間にできることはほとんどない 他者と自分との違い そしてできることできないこと やりたいことやれることを司ることができるのは 本人しかいないのだから 22780
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押すと言葉がかわる投票釦 ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 と訴える ボクはすぐに起きて 彼女を寝かせるために 1階におりて寝るための支度をしてあげた 妹の部屋に寝るという ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 仕方なく 彼女が寝付くまで ボクは真っ暗な部屋の天井を見つめていた 翌日下のムスメに確認すると 寝ている妹の部屋にやってきた彼女は 灯りをつけたり 大きな声で歌をうたったり 妹の眠りを妨害していたらしい ボクが相手をすると すぐに眠りにおちた彼女 ボクの煉獄はまだまだつづくのだろうか・・・ 22734
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押すと言葉がかわる投票釦 今日は隣にカミサンがいるはずだったが そのカミサンとやりあっているらしい 自宅から離れたボクにできることは そう多くはない 仕方なく彼女の携帯に電話した 彼女は突然「金が欲しい」といいだして カミサンの財布をとろうと もみ合いになったようだ 電話で話をする分には いくらか落ち着いた様子になったいたが なぜお金が欲しいの?と尋ねると 「普通の家で暮らしたいから」と答えます 「普通の家ってどんな家?」と尋ねると 「普通の家だよっ!」と叫んで 電話を切りました ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 その夜 家に帰ると やはり車で出掛けたいといいます いいかげんウンザリしていましたが まあ仕方ない 今日の話を聞こうと思い 車をだすことにしました するとカミサンも同乗するといいます まずいなって思いました そうすると彼女が口を開かなくなるだろうって 予測できたから 車に乗って しばらく走って フォミレスでお茶をしましたが そこまではまあまあなんとかたどりつきました その日もなぜか車のエアコンが突然止まって 暑いので窓を開けて走っていました 彼女が手を外に出していると カミサンが「手を外に出すとアブナイよ」と 幼子に注意するかのごとく声をかけます ボクが車に近いトコに手を置いておけば 大丈夫だよと声をかけると 「手が汚れる」と憎まれ口 思わず「キミの手ほどじゃないでしょー」と答えると 突然ゥ~といってフロントガラスのに手の脂を なすりつけ始めました ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 そう ボクは自分を押さえきれず 切れてしまった そこからボクは一言も口をきかず 1時間弱車を運転し家に戻りました 家について車を降りると 彼女はフラフラとどこかに出掛けていきます どうにでもしろと思い放っておくと カミサンが声をかけ連れてきました 彼女はボクの前に出るのを避けるようにして 下のムスメの部屋に侵入し そのまま眠りにつきました 22680
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押すと言葉がかわる投票釦 どうせする気などサラサラなく 単に構ってもらうためだけの行為 そうわかってはいても むげに放っておくわけにもいかず 眠りかけた体をベッドから引きはがし 彼女を降ろす どうしたのという問いに対して なんだかわからなくなってきたという そういう時に飲む薬を飲ませようと思い 1階にとりにいく 薬を飲ませていると 横のベッドで寝ていたはずの下のムスメが泣いている その時の彼女の目は心底嬉しそうに 輝いていた ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 そんなことまで肯定できるのですか? そんな人は周囲の人をどれだけ傷つけてもいいんですか? 肉体的にも 精神的にも 話を聞いた人々は 例外なく本人が一番苦しいという ボクは正直いってそれはまやかしだと思う 周囲の人間の被る害ははかりしれない 家庭や 個人の精神 個人の肉体を なんの躊躇もなく破壊する その行為を行うものは ホントに人間といえるのであろうか・・・ そんな状態の彼女を下のムスメと同じ場所に いさせることはできない ボクは力づくで彼女を動かした いっこうに寝ようとしない彼女に業を煮やし ボクは「おやすみ」と告げて 彼女の部屋を出た すると彼女は今度はベランダに出て ボクたちの寝室の窓をバンバンとたたき続ける あくまで寝かせない そんな意図があからさまな 嫌がらせだ そんな嫌がらせまで 肯定する現代の心理学的対応は なんとも理解不能だ 正直にいって 彼女が何かをするたびに 不整脈が出て 彼女が眠りにつくまで 決して眠れないほどに精神をやられ 重ねて20年ぶりに胃潰瘍を再発 そんな状態になりながらも まだ彼女が大事なんですか? ボクはどうでもいいんですか? 社会の無理解に自分をどうしたらいいのか 本当にわからなくなります ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 彼女はそうしゃあしゃあと答えます 精神が分裂してると 自分が認めているのなら 社会に出てはいけない そう気付かないことが悲しい そして彼女の言葉 「出てけ」 そういわれたボクは もう二度と彼女の傍に立つことはない そんな風に人は感じるって わからないだろう 22545
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