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言の葉
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2004年12月31日(金) なんとかたどりついたと思いたい日


こんばんは
こんな年末の忙しい時に
日記を読んでる人もいないとは思いますが
一応のけじめでして
とりあえず更新

なんか11月からやたらゲームにはまってしまって
日記をおろそかにしてしまってます
まあ書くべき話もなかなか無いっていうのも
原因ではあるんですけどね




今ここにある自分と
在りし日に置き忘れてきた自分

どちらも自分には違いないけど
いきつくまもなく追い立てられた意識は
いつしか忘れかけていたものに拘る

でもそんな自分が
少しだけ好きだったりします


来年もどうぞよろしく!

よいお年を!





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なるようにしか
ならないんですけどね

リアルタイムでは書かないし
書けないことも書かないし(笑)





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2004年12月18日(土) それは愛しきがゆえに-7


「こんばんはー」
かしましい挨拶とともに
次の女の子が席につく
何を話すでもなく
とりあえず流れる時間

再び登場する黒服クン
気が付くとキミが目の前に立っていたから
少々驚いた




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その観察力と行動力に
ちと驚いた
んーこれが仕事でも発揮できたら
さぞかし大物になるに違いない
なーんて思ったりして

「ただいまー。帰ってきちゃった!」
「おぅ、早かったじゃない」
「うん、指名ありがとね」
「いや、オレが知らないうちにコイツが指名してたんだよ(笑)」
あやつはようするに
自分が気に入った子がいて
指名したかったらしく
オレにも無理矢理あてがおうと考えたらしい

なにやら二人で怪しげな雰囲気を
醸し出してるなーって思ったら



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ここはもちろんそんな系の店じゃなくて
ちょっとおいたすると
店からだされてしまう類の店

はずなんだけど



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とまあ脱線気味のカレは
放っておいて
彼女とユルユルと話をしていた

彼女はバイトで出ていて
今度免許の合宿にいくっていう話


縁無いなーっていうのは
ボクが心の中でコソッとつぶやく
独り言だったんだよね






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2004年12月09日(木) それは愛しきがゆえに-6


「どう?順調?」
何やら唐突で意味不明な声かけだけど
これがボクのスタイル
人によって受け取りかたが違って
なかなか面白い
その人が気になってることが
答えにストレートにでてくるから

「えっ?何が」っていうのはつまんない
「最近不調です」っていうのが望ましい
その先にでてくるのが必ず異性関係だから(笑)




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「どうしたの?」って聞くと
「先週彼と別れたばかりなんです」って
んービンゴ
こういう話の展開大好き
酒場の会話ってどうせ戯れ言なんだから
面白くないとね

「そっかー、それじゃ寂しいねえ」
「そーなんです。こうみえても私って一人に決めると一途なんですよね」
っていいながら自分で斜眼帯をつくってみせる

「でも振ったんでしょ?」って水を向けると
「いやいや、振られたんですよー」
「えっ、そうなの?なんで?」
「なんかね…私の友達とできちゃって…」
あれあれ、そりゃご愁傷様の展開になってきちゃった

「私も悪いんですけどねー。卒論とかで忙しくて全然会ってなかったから…」
「そんなこと関係ないじゃん。そこまでの関係だったってことで
 キミは悪くないよ」
「そうですかねえ?…」
「そうそう。でもキミもてるでしょ?すぐにまた彼できるよ(笑)」
んーって少し考えてコックリとうなずくキミ



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気が付くと目の前に黒服が立ってて
サッと席を立つキミ

ここまではたんなる挨拶みたいなものだったんだ
今にして思えば…

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2004年12月08日(水) 熱く濡れる太股


なんだかロマンポルノ時代の
昔の日活みたいなタイトルですが…

今日は1週間ぶりに
カンちゃんがオーストラリアから
帰ってきたから仕事の打ち合わせがてら
晩飯食べにいってきました

仕事の打ち合わせを適当にして
食事に出掛けたんだけど
なんとなく新しい店に入りたくて
ちょっと見かけたラーメン屋に入ってみました

んーなんだか店は広いけど
つくってるオジさんが元気なさそうで
いけてないかなって
なんとなく思ってました

待つこと数分
いつものごとく大盛りがやってきました
アレ?って思ったのは
カウンターの向こうから
どんぶりを差し出すんじゃなくて
わざわざ出てきて後ろから置いてくれたこと




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とほほほ
熱いのは熱いんだけど
気分はなんとなく情けなく
そしてうとましく

スミマセンを連呼しながら
持ってきたタオルでパパッとふいて
何もなかったように食べ始めるボク
なんだかショボってるオジさんみたら
怒る気分にもなれなくて…

そのうちに店にもう一人
オバさん登場
「そそうをいたしまして申し訳ございません」
「クリーニングしなくてよろしいですか?」
ってしつこく尋ねてきます

なんとなくどうでもよかったボクは
「いやいや、大丈夫ですよ。気にしないでください」
「だってここで脱いで洗えるわけじゃないから(笑)」
なんて軽口叩きながら
実はアタマの中で
セットでつけた餃子はタダにしてくれるかも?
と不謹慎な考えを抱いてました

実は生まれて初めて
ラーメンを食べきれずに残してしまいました
別に味は普通だったんだけど
メチャ量が多くて

二人とも食べ終わって
「ごちそうさまー」って声をかけると



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あららスミマセン
「いいよいいよ」っていうのに
向こうはゆずらなくて
結局払わずに出てしまいました
かえってこっちが恐縮してしまいました

薄手のスラックスだから
帰る時にはもう乾いていたっていうのに…

なんで怒る気にならなかったのかって
帰り道ツラツラと考えていたんだけど



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なんだかね
世の中一生懸命生きてる人って
なにやらむくわれて欲しいから
そんな感じ
意味不明なんだけど

まあ世の中ナメてる人って多いから
そうありたいって願望なんですけど…



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2004年12月07日(火) それは愛しきがゆえに-5


その瞬間
うっと声をだしてしまった




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こういう場所によくいるタイプ
さっきまで隣に座っていたような
化粧っ気プンプンで
なんとなくあけすけで
目の前の客を取り込もうと一生懸命のトーク

そんな周りのコトなど
私には関係無いと感じさせる
不思議な雰囲気をもっていたんだ

女の子のいる店に全くいかないわけでもないボクは
最初に話をする時に必ずする話がある

実は煙草の葉で鞄の中が汚れるのが嫌いだから
昔からずっと煙草ケースを使っているんだけど
今使っているのはアルミでできた
一見サムソナイトみたいな入れ物

隣に座った女の子は
必ずといっていいほどそれに目がいって



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途端にはじけるように笑い出し
どうしても中をみたいっていう
そんなわけないって思いながらも
確認したいって思うんだろうな
もちろん軽いジョークなんだけど
このおきまりのネタに反応できない女の子とは
まず話が続かない
踏み絵みたいなものなんだけど

女の子の反応もまちまちで
いきなり手にとって勝手に開ける子
ボクが手にとるのをこわごわ見つめる子
見せて見せてって大声でせがむ子
最高なのは意味がわかっていて
「何に使うの?」って
これまたシレっと尋ねてくる子

そう
さりげない会話なんだけど
こういう切り返しをされると
話をしていて面白いんだよね



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自分の興味に正直なその反応って
実は好きなんだよね

ところがその後
話は意外な展開をしていったんだ




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2004年12月06日(月) またやってしまいますた


なんちゅーおバカさんなんでしょう
週の初めからなんとも…

昨晩は久しぶりの飲み会
まあ新しく部署にきた人間の歓迎会だったんだけど
といってもボクが昔そこにいた時
下にいた人間を
ボクが復帰するのにあわせて
呼び寄せたわけなんですけど

まあ久しぶりに飲んだみんなは
なんだか大人になってて
なかなか楽しい時間でした
この前にいた部署は
やたら泥酔する人が多くて
なおかつ深夜上等だったんで
辛いこともありましたが…

とまあ気持ちよく飲んだのは
よいのですけど
帰り道になんとなく見かけたコンビニへフラフラと




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好きなんですよねー
チープな幸せ

でもって
家に帰ってきてあいかわらずゲームしてて
さてそろそろ寝ようと思ったんだけど
あまりに寒いから



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そう
これがいけません
気が付くとすでに朝
というわけでこんな時間に日記書いてるオバカさんです

11月は日記をさぼり気味だったから
少し真面目になれっていう
神サマの思し召しでしょうか(笑)


そんなのイクない、、、



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2004年12月05日(日) それは愛しきがゆえに-4


さんざん入口に立つ客引きのニーサンと
話をしてからフリーで店に入る
彼の話ぶりをみながら
(こりゃ確かに場慣れしてるわい)
って妙な感心をして暗い階段を昇る

店の中に入ると
薄暗い中でなにかざわめいた世界が
あぁこういう世界だったなって
ちょっと感慨にふける

店に入って最初の子がついた
(おぉ、ちょっとサイズでかい)
自分が大柄なせいか
小さめな子が好みのボクは
少し引き気味
なんのためにこの手の店にきたんだか(笑)

彼女は一人でどんどんとばす
かなりテンション高いみたい

「私、年上の人好きなんですよね
 これまで30代の人、40代の人、50代の人と
 おつきあいしたことあります
 みんな上手だったなー」




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かなりがんばっておつきあいしてきたんだねえ
というか
きっとおつきあいの期間がすごく短いんじゃない?
って感じたボクは



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彼女は目を丸くして
「なんでわかるんですか?」と
突っかかるようにして尋ねた

そりゃわかるでしょ
短時間に何人とつきあったのよ
と声にはださすにため息ついて
「私、なぜかすぐにふられてしまうんです」っていう
彼女の告白を聞き流していた

気がつくと黒服がキャストに
席替えをうながす
ゆっくり話す間もないくらい
フリーの客にはめまぐるしく女の子を
あてがうらしい



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初めてあったキミに
何かを感じた瞬間だったんだ




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