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言の葉
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2002年08月24日(土) 雨のにほひ。。



金曜日の仕事明け

駅のホームを歩いていたら
つくつくと降り始めた雨のにほひが
ほのかに匂ってきた

あの夏の日差しが
まぶしくも嬉しいプールサイドでかいだにほひとも
むせかえるように熱せられたアスファルトに撒いた水のにほひとも違う
秋の気配を含んだにほひ

あぁ
もう一年過ぎてしまったんだ

一人胸の中で拳を握りしめ
何もかも洗い流された夜の闇へ
次の一歩を踏み出そうと心に決め


そんな一瞬


我が身を包むのは
ただ
つくつくと滴る秋の雨音のみ









おやすみなさい。。


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2002年08月21日(水) 夢の中へ。。




先日、久しぶりに夢をみた
目が覚めるちょっと前
ボクの左腕に手を絡めてきた女性は
これまで見たこともない女性だった
普通夢っていうのは
自分が知ってる人しか
自分に関係してこないものだと思っていたけど
そういうこともあるんだなって
起きてから妙に感心してしまった






彼女は腕を絡めながら
「カラオケにいっていたのね?
 知らなかった
 てっきり…
 でも、私のことそんなに好きだったなんて…
 知らなかった…」
と何度も繰り返し
うっとりした顔をボクを見つめる

(何の話をしてるんだろう?
 …そういえばボクは
 この女性のことを好きだったって告白したっけ…)

無いはずの記憶をさぐりながら
でもこの先どうなるんだろうって
ちょっとドキドキしながら次の展開を待った

(なんかドラマみたいな展開だな)
って考えていると












目覚めたのは実家の布団の中
その瞬間まで夢と気づかなかったのは久しぶりのこと
起きてもまだ胸がドキドキしていて
ほんの少し得した気分










おやすみなさい。


 


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2002年08月16日(金) 碧と紅と真ん中。。


昨日会社をでると
目の前に広がる夕暮れの空に気づいた

東の方はまだ碧が遺り
目を西に動かしていくと
碧はだんだん透けるように消えていき
薄暮に星がまたたている
北の空に浮かんだ雲が
紅に染まって
あたかも浮き出すような気配

そのコントラストに思わず言葉を忘れて
ただジッと見つめていた
夏の夕暮れ

この空はキミのとこまで続いている
そう思うとなんとなく声を聞きたくなった






おやすみなさい。。


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2002年08月12日(月) 邂逅談。。




先の土曜日
実家に帰って
およそ20年ぶりに
高校時代の友と呑んだ
全部で三人
一人とは年に1回くらいあったりするから
そんなに変化は感じないんだろうけど
もう一人は本当にしばらくぶり

あった瞬間から
急に昔ながらの口のききかた
「お〜、変わらんなー」
「キミはだいぶ成長したみたいだねえ」
「あぁ、あの頃から比べたら25キロは太ったんじゃないか?」
「レスラーかなにかしてる?」
なんてバカな会話からスタートして
お互いの近況に花を咲かす

自然と話題にのぼるのが
同級生の消息
あいつはどうした
あの子はどうした うんぬんかんぬん
思いつくままに名前を並べて
先日日記に書いたドライブの話なんかも
20年ぶりに披露しちゃったりして へへへ
それはオマエが悪いと説教されつつも
なんとも懐かしさに胸がにじんだ

高校一年の時は違うクラス
顔を知ってはいたけど
なんとなく嫌いだったこいつら
二年になって同じクラスになってすぐ
なんとなく意気投合
要は、なんとなくお互いに
バカですねガキだったのが
気に入らなかったんだよね きっと
話せば話すほど
高校時代に彼らと共有した時間の多さに
新たなる驚き

そりゃ
高校時代は胸の痛い話もあったりするけど
もうお互いに時効
「殺人だって15年で時効だぞ!」
を合い言葉に
その昔には聞けなかったことを
お互いに披露しあう

はたからみたら
バカなおっさんたちだって思われるのは
もう存分に居直って…

ただひとつ痛快だったのは
「キミ、髪染めてる?」
って質問
もちろん染めてないです
「なんで?」って問い返すと
「なんで高校時代よりも白髪が減ってんだよ!」
と両者に詰め寄られて
してやったりの20年



おばかな週末
でも
満足の週末



おやすみなさい。。


 



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2002年08月09日(金) 蒼の隙間。。




一歩外に足を踏み出すと
そこは日本も亜細亜であると実感させられる
熱風うずまく世界

ボクは
「ここまで暑くなったら
 もうどうにでも好きなようにしてくれ」
っていう気持ちで
強い日差しの下
体にまとわりつくような大気の内を
あたかも泳ぐように歩いた

暑いって口にした瞬間に
なにかに囚われてしまいそうな気配
あえてそれに対抗するつもりで
胸をはり背筋をピンと伸ばし
額を流れ落ちる汗さえも
わが力の源泉と感じつつ 

太陽の光線にクラクラしそうな気だるい午後
冷房の排気でひときわ周囲が暑苦しい
ビルの谷間を歩いている時

フト顔をあげると
ビルとビルの間にスッと伸び
空にとけ込む蒼の隙澗

その道を駆け抜けていく何者かが

ボクとキミの魂を永遠にうばったのに
気づいていなかった

そんな愚か者の痴れ言を
聞いてくれるかい?








おやすみなさい。。


 




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2002年08月05日(月) ささやかな感動



これは興味の無い人には
全くもって理解不能の話だとは思います
が…

かれこれサッカーを真剣に見だして10年になる
その間Jリーグは年間指定席を毎年購入し
毎土曜日には往復500キロのドライブをした
日本代表の試合はチケットが手に入る限り
北は宮城、西は神戸あたりまで出没し
今回のW杯にいたっては
札幌、大分まで飛んでいってしまったという
大バカものであると自負してますけど…

この土曜日ほど
サッカーの試合を見て感動したことは
そうそうない

ジュビロのホームでの一戦
現在3位と好調のガンバ大座

まず前半
ガンバ1点先取
そのまま25分以上時間が過ぎ
(前半はこのまま0-1でいいや)
って思った瞬間
ジュビロが1点とって追いついた
(いやー、さすがジュビロ)なんて
うんうん納得していたら
途端にガンバがまた1点

前半は1-2で折り返した

後半になってまずジュビロぢ1点返し
2-2の同点
ここでゲームもヒートアップしたけど
一番熱くなったのは
ポルトガルから招聘された審判だったみたい
もう親のカタキに向けたように
両チームにイエローカードをばんばん振る舞う
リーグ戦の終盤にこのような審判にあたった不運を
なげくほかない展開
ここでガンバがまた1点先取
常にガンバの方が一歩先をいっている状態

さておいつくぞ!
なーんて気合いを入れ直した瞬間
またも不可解なハンドの裁定で
ガンバにPKが!
(うっそ〜 これで試合決まっちゃうじゃん
 試合をぶっ壊しやがって〜
 審判のバカ〜)
と心の中で叫んでいました

センターサークルでのキックオフで試合再開の場面
「まだ終わってないぞ〜」って
思わず大声だしてしまいました
でも心の中は半分あきらめ状態
だって後半残り15分あまりで
2点差はあまりに大きすぎる

そして
残り10分をきったあたりで
今度はジュビロがPKをもらって
期待の高原がきっちり決めてくれました

あと1点の期待むなしく
試合は無情に終わることが多いんだよね
ってロスタイムに入ったことを
確かめながら
帰り支度を始めたら

なんと土壇場で同点
み、みらくる!

そして延長7分
退場で一人少ないジュビロがVゴール勝ち
その瞬澗
思わず涙がこみ上げてきました
う〜
こんなに感動したのは
本当に久しぶりです

普通5-4という試合結果をみると
お互いに守備が下手で
大味な試合を想像しがちですが
実はこの試合
お互いの攻めの形がよく出た
好ゲームだったと思います

サッカーファンやってて本当によかった
って感動した真夏の夜でした

長々とつまんない話でごめんなさい



おやすみなさい。。


 


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