怒られたくないイイ子ちゃん。臆病なだけのイイ子ちゃん。いつも顔色伺っている小心者。優しいイイ子ちゃん。仲間思いのイイ子ちゃん。いつも笑顔の人気者。二つのイイ子ちゃん。俺の中にいる二つのイイ子ちゃん・・・。
誰も、そう誰も。俺のことを解ってくれる人なんかいない。極限の孤独。如何にして楽しめばいいのか。それが解らなくなったら。人はどうすればいいのだろう。なんのために生きているのだろう。それを痛切に感じ、初めて。そう、初めて。今までで極限の、死への道を考えました。初めて。死への恐怖を感じませんでした。ああ、人って。こういう風に死んでいくのかなと。なんだか、もう、人生がどうでもよくなって。いつも俺は悩んでいて。もう、もがくのが嫌になって。