野村(克也。楽天監督)が敵わないと思った三人というのが張本、長嶋、王なんだそうだ。あの頃の選手たちは、銀座でよく飲んでいただろう。野村はそういう夜の情報を仕入れるのが得意で「お前、あそこの女と付き合っているんだな」なんて囁いていた。選手はそういう秘密をばらされることを最も嫌がるから結構、効果があったらしい。でも、張本に「おい、ハリさん。昨日、銀座の女が泣いていたぜ」なんて言っても、「うるさいぞ、野村。いい加減にしないとぶっ飛ばすぞ」と怒鳴り返されて、その後しっかりとヒットを打たれてしまうんだそうだ。王の場合は、同じことを言っても一言も答えず、ニコリともせずひたすらボールに集中してホームランを打つ。そして長嶋さんは更にすごくて「チョーさん、ギンザの女がな」と言ったら、バッターボックスを外して「そうなんだよ」と話に乗ってきた。「あの女には参ったよ。だからノムよ。女って言うのは」なんていう話になってしまった。こりゃダメだと思って「いいから打ってくれ」と言ったら、さっさと打席に戻ってやはりカーンと打つ。(ビートたけし「草野球の神様」から)
発売以来一年がたったのにＰＳＰは依然品薄で安くならない。病院での退屈を紛らわすために囲碁ソフトが使いたいので安くなるのをまっていたのだがしびれを切らして買いにいったら一週間待てという。年末商戦がはじまって品不足状態だという。ゲームはいうに及ばず音楽や動画のダウンロードまでできる多機能がうけているのだという。しかしその機能を生かすためにはもろもろの周辺機器が必要だから価格もパソコンなみになってしまうのでもはや子供のおもちゃとはいいがくなってきた。
司馬遼太郎さんの話の受け売り(「風塵抄」による)。日本人は「電気ジャーのように、知っている人がボタンを押すと、礼儀という温かいお湯をだしてくれる。そうでなければ(知人でなければ)"閉"のままで、仏頂面をして、バス停やプラットフォーム立っている」のだそうだ。しかも他人に対して横柄にふるまいがちになっていると指摘している。司馬さんはいう「昔の日本人のふるまいは決してそうではなかった。いまのままだと日本人は世界から嫌われ者になり仕返しを受けるだろう」と。で、結論は「日本人はまず顔をリラックスさせるべきだ」。わが一族もいつも顔をひきつらせていはしないかという反省をこめて。
きょうは亡父の三十年忌。お寺参りして阿弥陀経とお説教を拝聴する。親鸞上人は迷信や占いを信ずることをきびしく戒められたという話。賭け事なども禁じられたに違いない。ああそれなのにお寺から帰った後馬券5枚を買ったなどというのは不信心もはなはだしいことだ。もちろんみんなハズレたのはいうまでもない。(前回の答えは株式投資でした)
松茸狩に行こうと誘われて晩秋の松林にはいったが素人にはなかなか見つからない。あったと思っても食べられないようなきのこだったり毒きのこだったり。しまいにはだんだん腹が立ってきてひとりでさっさと帰った。というのはたとえ話でいま松茸をさがすようなことに熱中している。しかし結果は思うようにいかない。さてここで問題です。いまわれわれが熱中していることは何でしょう? (答えは次回に)
一日中小雨が降り続いて外出もままならない。おまけにテレビの星座占いもしし座は最悪で隠忍自重の日とあるから家にじっとしていたが「昼飯ぐらい豪華にいこうか」ということになって駅の売店に駅弁を買いにでる。都城駅の「かしわめし」は駅弁百選にも選ばれている名物駅弁だ。1個720円。ありあわせのもので済ませれば100円もかからないのにちとゼイタクかとおもったが占いの厄払いをしたのであった。
名は体を表すというがその人の職業仕事にぴったりの名前というのはあまりない。ところが生れ落ちてすぐ付けられた名前が運命を決めた人もいる。阪神の救援投手陣ＪＦＫのひとり藤川クンは名前が球児だ。野球選手になってほしいという父親の夢があったのだろう。野球選手にならなければ漫才師にでもなったのだろうか。もうひとり清水和音氏がいる。名前のとおり音楽家(ピアニスト)になった。昨夜のラジオでショパンの名曲の数々を聞かせてくれた。
新しいパソコンにはホームページビルダーを入れていないのでＨＰの更新ができない。もうＨＰ作りの意欲を失っているので必要もないのだがきのう朝日新聞がフリーのＦＴＰソフト(TidyFTP)を紹介したのでインストールしてみたがうまく動かない。ソフトによって接続設定のしかたが微妙に異なるのでわれわれ機械音痴にはやっかいな作業だ。とうとう販売店にまで出向いて接続をしてもらった。ウィルスソフトが邪魔していたらしくようやく動き出した。店員もよく勉強している。
ドレス・猪口
コイツ・片山
メール・佐藤
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