三冠王獲得を宣言している松井選手、開幕試合でもホームランを予告したがウサギの口をしたかわいい井川投手に手玉にとられセンター前にせこいヒットを打つのがやっと。松井が打てるのは二戦級か終盤スタミナの落ちた主戦投手だけ。井川の速球が打てなければ三冠王はおぼつかない。
掃除機につづいて電子レンジがこわれて予期しない出費に真っ青になったカミさん。年金ぐらしの不如意さを恨んでみてもいまとなってはせんかたなし。昔の暮らしにはなかった家電用品でも現代には必需品でないと困るというのでいっしょに電気店に出向いて品選び。こわれたレンジは餅やパンまでできたが買い換えたのはあたためるだけの単機能。年寄りには操作の簡単なのがよい。
我が家の近くを「花のみち」と名付けられた遊歩道が通っている。全長は2キロ。往復1里の道のりはかっこうの散歩道だ。この道に植栽されている桜がいま満開。新聞の「さくら便り」は我が町の名所(母智丘=もちお)の桜を「七分咲き」と報じているが実際はもう「散り始め」。はらはらと風に舞う花びらを受けながらきょうも散歩。
生け垣にしているマサキに新芽が出てふくれ上がるようになったうえ、新しい枝は草のように柔らかいので垂れ下がって見苦しいので一日かけて剪定をした。切りそろえる、切りくずを拾う、ビニール袋に詰めて焼却場に運ぶとなかなかの力仕事。こんな作業が自力でいつまでできるかなとふと迫りくる老を思う。
国会(参院予算委)中継を見ていたら岩本荘太議員が施政方針演説は一回にしたらと提案していた。というのは施政方針演説は同じ内容を衆議院と参議院で別々にやるのらしい。こんな国会のしきたりを知らなかった。岩本さんは「新聞が報じないから国民は知らない」と指摘したが小泉さんも「前々からどうして衆参合同でやれないのかと疑問に思っていた」と答えていた。岩本議員の国会会派名は「国会改革連絡会」。なるほどね。
発言がクルクルとかわりウソやゴマカシやデタラメだらけの辻元センセイ、きょうの党調査委の調査結果の発表が待たれたが中西委員長の報告がこれまたお粗末そのもの。きのうのテレビ出演での話を要約したものであんな調査なら小学生でもしない。
カミさんに3000円もらってビール(発泡酒)を買いに行ってスーパーでポケ ットに手を入れたら金がない。無造作にジャンパーのポケットにつっこんで いたので自転車を漕ぐうちにこぼれ落ちたらしい。しょげかえって家に帰っ たら「なくしてしまったものは仕方がないでしょ」とカミさんはケロッとし ているのでいささか拍子抜け。おかげでしばらくはビール抜きだからすこし 悔しい。
対ウクライナの日本チームにつづいて世界フィギュアの本田選手の演技に 声援を送る。スケート靴を履いたことがない身にとって氷上を滑ることさえ 神業と思われるのに演技に対してコンマ1の単位で採点するなんて神様以上 の審判だと思ったりして。
ポータルサイトの老舗「ISIZE」が全面リニューアルして大幅に縮小され るらしい。現在26あるカテゴリーからエンターテインメント系の11カテゴリ ーが減らされるという。新作映画の予告編やストーリを紹介してきた「映画 」やMLBの最新情報を手際よく伝えてきた「スポーツ」などもなくなる。も うインターネットも衰退期を迎えたのだろうか。
サッチーのニュースには異常な関心を持つカミさん、裁判の様子を聞こう と12時からテレビ(テレ朝「スクランブル」)の前に座り込んだがムネオダネ だけで報道なしにガッカリ。2時のラジオニュースで懲役2年の求刑が報じら れるとまたガッカリ。この刑なら執行猶予が確実だから。
スーパーなどで買い物をしてもポイントは1パーセントしかつかない。つ まり1万円のポイントを獲得するには100万円買い物をしないといけない。と ころが電気店は10パーセントだから還元率がなかなかよい。パソコン本体や らプリンターを買いかえたのでおもいがけなくポイントがたまって「XP300の技」という参考書(2000エン)に使った。おかげで「MSN Explorer」の操作法がわかった。
イチローのユニークな野球技術は「魔法使い」で強調されます。イチロー 、2001年の新人王とMVP、はバットの上に野球ボールをバウンドさせて見ら れます。―タイガー・ウッズ風に。彼はそれからスプリントが一塁ラインを 負かす外野に向かってボールをスマッシュして、そしてグラブをすくい上げ ます。イチローの勢いは右のフィールドの中に彼を運びます。そしてそこで 彼は後方の動きの後ろに特許を取られて彼のとキャッチをします。 以上はイチローが出演しているマリナーズの新作CMの解説の翻訳(IE6.0) 。初期の翻訳ソフトの悲惨さにくらべると大分進化してきました。これでも わからない方は実際のCMを見てください。→seattle.mariners.mlb.com
私は外交官ですから、フェミニストですけれどもね、日本の女性ぐらい優 れたものは世界にないと信じています。私はほとんど世界の国々を知ってい ますが、日本の女性の素質と伝統はりっぱですよ。もっとも、このごろは少 しおかしくなってますけどね――。(加瀬俊一「日本史探訪」19巻 角川文 庫)
「いつも患者さんが多いですね」 「そうなんですよ。でもね、この病院は赤字なんです。とくに産婦人科がね。ここで赤ちゃんを産みながら出産費用を払えない人が多いんです。不妊 になやむ人に限って裕福で、貧しい女性は元気に出産するんですよね」 カミさんがある公立病院で聞いてきた話。
我が町の水道水は霧島の山ふところ深くたくわえられた地下水。アルプス の水で知られるエビアンと同じようにうまい。飲料だけでなく風呂水や洗車 にまでザブザブと使っている。霧島山ろくの都城盆地周辺部に降った雨がゆ っくり浸透してたまった水が岩の割れ目からしみ出してくる。これを科学的 には「裂罅水(れっかすい)」という。
「鈴木氏の疑惑は死刑に値する犯罪行為だ」(民社・上田清司氏)と野党が意気込んだわりには決定的な「隠し玉」の質問がなく国民にとってみれば消化不良におわった鈴木喚問だった。喚問終了後、政府も与党も野党も「疑惑は晴らされていない」としているが再喚問ということになるかというと絶望的。これが日本の政治のレベル。
我が家から鹿児島への自動車道が二本になった。霧島(屋久島)国立公園をはさんで宮崎自動車道から九州自動車道に連結して鹿児島までの北回りコース、約110キロ。このコースはすでに昭和56年に開通している。三月に開通したのが南回りで、都城から国分に出て錦江湾沿いに鹿児島まで行く東九州自動車道、約60キロ。北回りの半分だから鹿児島がぐーんと近くなった。その新道を今日試走してみた。小泉さんの構造改革路線で高速道路の建設が見直されている時代にあまり通行量も多くない路線の開通を喜ぶのもいいがなものか。
「政治家は口利きが仕事。池に落ちた犬をたたいてはいけない」(江藤隆美氏)、「二三年たったらあの騒ぎはなんだったのだろうということになる」(森喜朗氏)。派閥の領袖たちが宗男騒ぎについてふれたコメント(いずれも7日の発言)。大変な暴言失言だと思うけれど新聞はあまり騒がなかった。もう耄碌した政治家のたわごとと見たのだろうか。
二夜つづけてオリバー・ストーンの名作映画をテレビで観る。「プラトーン」と「7月4日に生まれて」。二つの作品に共通するキーワードは「ベトナム戦争」と「同士討ち」。上官を憎しみから射殺するクリス(プラトーン)と逆光で敵兵と見誤って味方を撃ってしまったロニー(7月4日)。ストーン自身がベトナム戦争に参戦しているだけに狂気の戦場で人格が破壊されていく兵士を描いて反戦のテーマを高らかに歌い上げる。こんな映画が作られている一方でアメリカは依然として戦争をつづけ若者たちを殺している。不思議な国だ。
10歳くらいの少年が別れの挨拶に来た。両親が離婚することになって母親に引き取られることになった。実は母親には愛人がいてそれが離婚の原因だった。「お母さんが別の男性と暮らすことになりましたので私も新しい父親のもとに行くことになりました」と聡明な顔立ちの少年が実の父親と別れる悲しい運命に耐える決意をのぞかせて私に挨拶をした。私は少年のけなげな思いが心をうって「元気でね」という短いことばにつまってしまった。私はその少年の名前も両親のことも何も知らない。昨夜の夢である。 【夢占い】子供の夢 健康運が上昇しています。とてもいい夢です。(「夢判断辞典」 www.ayacoms.com/yumenavi/)
あちこちの民家の庭に綿をちぎって貼り付けたようにコブシが純白の花びらをつけている。千昌夫の「北国の春」にもコブシが春のシンボルとして歌われるが南国でも春の花の代表だから分布範囲が広い。梅や桃の季節は余寒の冴えかえる日もあるがコブシが咲き出すともう疑いもなく季節が春になったことをつげる。中国南方では「迎春花」の異称があると朱子注にある。子どもの拳(こぶし)の大きさからの命名といわれるが漢字では「辛夷」をあてるのはどういう由来なのだろうか。
近所に住む甥の長女ヒナ子が初節句を迎えた。お祝いの食事会によばれてカミさんが出席したので私はひとりで昼食。我が家は娘にめぐまれなかったのでひな人形がない。そこで額にした紙雛をかざって桃の節句らしい雰囲気を出す。そてヒナ子(ただし日菜子と書く)ちゃんの初節句を祝って駄句をひねる。「紙雛を折って寿ぐ初節句」。
イチローのオープン戦をBSが放送するというので楽しみにしていてなにげなくスポーツ紙のWeb版をみたらすでに結果が報道されていた。第一打席は二失。第二打席でホームラン。第三打席で四球を得て交代という具合。これでは夜まで待つ必要はないわけだ。結果のわかっている試合の録画放映は気の抜けたビールのようなものだ。
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