のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2004年11月27日(土) 携帯電話の弊害

 それまで愛用していたPHSからauの携帯電話に乗り換えて約1ヶ月、多少、覚悟はしていたことなのだが、どこでどうなっているのか、やはりアヤシげなメールが時折舞い込んでくる。
『特別ご優待です』というタイトルで届いたそのメールは、もうその時点でアヤシい。送信者の名は『美和』。俺はドリカムの吉田美和以外、その名前に見当つかないし、その彼女とは数年前に一度横浜アリーナへライブへ出かけただけの付き合いなので、たぶん彼女は俺のことを知らない。だから、『美和』なる人物からメールが届くことはありえないのだ。見れば、内容は言わずもがなであった。
 届いたメールについて、端末から『アドレス詳細表示』という機能を選ぶと、メールの送り主のアドレスやら詳細データが表示される。
 goodbyby0550568370@emwntygxsln.ie。
 もう、見るからにどうしてくれよう、というアドレスだ。だいたい、最後の『.ie』ってなんだよ。この部分って、たしか国名が表されるんじゃなかったっけ。
 ま、ご存知のように、俺の新しい携帯電話のメールアドレスはアルファベットだけのかなり安易なものなので、どこか秘密基地の大型コンピューターからランダムに携帯電話アドレスを作成・送信されたとしても、見事にヒットしてしまうだろう。もっとこう、ややこしいアドレスにしたほうがいい、というのは理解できるのだが、そーいうの、嫌いなんです。

 で、今日。

 休日出勤で会社のパソコンに向かっているとき、携帯電話にメールが届いた。またも知らぬ女性の名前。“通話料無料奥様マル秘TELS●X”だの“出張ホスト募集〜能力次第で100万以上も可能”だの、勘弁して欲しい。なんだよ、能力次第って。どれどれ、とまたメールの送り主のアドレスを確認してみた。
 その画面には、メール送信者のアドレスと一緒に、その送信者が送った相手のアドレスも表示されるようになっている。このアヤシメールは俺の携帯電話に届いているのだから、この部分には俺の携帯電話アドレスが表示されるはずだ。当たり前だよね。
 それが、違う。
 俺のアドレスと1文字違いのメールアドレスなのだ。
 いやいやいやいやいや。郵便局の配達の優しいおじさんじゃないんだから、宛名が“阿部”になって1文字違ってっけど、これは安部さんち宛のだんべよなあ──って届けられる年賀状とは訳がちがうぞ。1文字違うメールアドレスなのに、なぜ俺に届く。

 こんなことってあるのでしょうか。どなたか、この辺の事情に詳しい方は教えてください。


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