のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2004年07月18日(日) 続々オープン

 先週の15日、17日とふたつのお店がオープンして、鳥取での仕事の、最後の最後のヤマを超えた。で、まあ、こうして久々に更新。
 “新しいお店を開店する”という、いわゆる店舗開発という仕事を、直接的であれ間接的であれ俺自身はいつもどこか不得手に感じながらも入社以来ずっと携わってきている。ただ、新しい店を開店させ、ぴかぴかのお店にお客さまを迎え入れるというダイナミズムを味わってしまうと、店舗開発という困難な仕事も十分にそのやり甲斐を感じるものでは、あるんですね。
 開店のときは、だいたい『開店セール』というものがあって、カップラーメンや缶コーヒーがお安くなったりするのだが、こうした一般商品よりも、コンビニ主力商品のおにぎり、お弁当、サンドイッチなどが一律全品50円引き──というほうが当然人気は高い。また、ウチの店では力を入れている、フライドポテト、コロッケ、フライドチキンなどの“ファスト・フード商品”も開店から売り込みたい商品なのですね。開店当日から割引価格で売り込んで、お客さまに定着させるという目論見だ。そういうわけで、開店当日のファストフードの陳列ケースには山のように商品を並べなければならない。
 今の、ウチの一押しは『フライドチキン』。これを売り込むわけです。
 開店当日は本部からの応援社員も何名かやってくるが、店長も従業員もまだまだ店内業務はおぼつかない事ばかり。かといってたくさんのお客さんが来店しているのにその対応がマズかったりするのは一番よくない。
 商品が無い、なんていうのは言語道断なわけで。
 鳥取県はウチの店が初進出ということもあって、これまで開店したお店はどれも開店から大盛況である。店内はもう大混乱。応援社員もレジやら商品補充やらアルバイト教育などでてんやわんや。一押し『フライドチキン』などは作っても作っても追いつかないくらいに飛ぶように売れる。
 先日の開店でも、俺がちょいと『フライドチキン』の補充でも、とレジ応援にカウンターの中に入ったのがマズかった。1時間に100人以上のお客さまがわらわらと来店する状況が数時間も続き、俺はそこからひたすらフライドチキンを揚げ続けた。カーネル・サンダースになった気分。

 今週は業務の引継ぎと事務所の荷物整理を行って、今週末には帰る予定。
 会社に俺の机はあるのだろうか。


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