どうも、デジカメがない。 先月末のお店の開店の撮影用に使ったのが彼の最後の姿だった。事務所には持ち込んではいないし、部屋にもない。車の中のどこかに転がっているかと思って這いつくばって探してみたのだが見つからない。探すのを止めたとき見つかる事もよくある話らしいが、探すのを止めたら無為に時間が過ぎていくだけでやはりデジカメは出てこない。 デジカメだぞ、デジカメ。デジタルカメラ。 えへ、無くしてしまいました──と簡単に済まされる代物ではない。「それより僕と踊りませんか」なんて気分ではないのだ。
仕事にもプライベートにもフルに使えるように、ということで会社が用意するデジカメには見向きもせずに自前で購入したのが確か3年前の年末。以来、昨今の新商品ラッシュに浮気心を抱きつつもがしがしと使い続けてきた。 仕事で使う機会が多くなってくると、そのサイズが気になってきた。通常のコンパクトカメラサイズで、がっちり片手でホールドできるようなデザインが気に入って購入したものの、山岳写真家じゃあるまいし一介のサラリーマンがそれほど激しい状況の中で撮影する事などないのだ。寧ろその筐体の大きさが鬱陶しくも感じるようになった。やむを得ずストラップを手首に通して持ち歩くが、ふとした拍子に地上に落下させてしまった事は何度もあった。撮影しないときはネックストラップかなんかでぶらりと首から下げられるような小さいカメラが市場を賑わしているけど、アレはアレで消費者のニーズに応えているのですね。最後に使った時も、メモを取りながらデジカメを小脇にはさんでいたら、思いっきりアスファルトに落下させてしまって、充電池を収める蓋が閉まらなくなってしまうアクシデント。泣きたくなりました。ちょっと泣いたかも。
辛うじて支給される雀の涙ほどのボーナスで新規購入を検討したいが、実はいよいよ我が家にもDVDプレーヤーなんぞを導入しようではないか、ということにもなっている。一番に購入するソフトは『M−1グランプリ』にしようね、とツマと意見は調整済み。
さて、どうしたものか。デジカメ。
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