| 2002年06月16日(日) |
緊急提言! あなたのPCは大丈夫? |
『しばらくワールドカップネタが続きそうです』なんて言っておきながら、10日も更新をサボっているうちに世の中および俺の周りでいろんなことが起きている。
もちろんFIFAワールドカップ。この日本国内の盛り上がりはなんだ。この俺も含めて“にわかサッカー評論家”が続々誕生している。きっとあなたの会社でも、 「次の試合でロシアが引き分けると勝ち点が――」とか、 「あの場面であそこまでディフェンスラインを下げちゃったら――」とか、 「やっぱり森島が地元で決めたのがよかった――」とか 「昨日喰ったキツネうどんが――」とか、いろいろな評論を繰り広げている人が多いに違いない。 一応、俺が中学と高校の途中までサッカー部に所属していたとは言え、正直なところ最近のサッカーはよく分からん、というのが俺の正直なところだ。 分かる人には分かると思うが、俺が中学の時のポジションは“右ウィング”だが、今のサッカーじゃそんなポジションないもんなあ。俺の中のサッカーのスーパースターはベッカムでもなくフィーゴでもなくロナウドでもなく、ベッケンバウアーだったりルンメニゲだったりヨハン・クライフだったりするわけよ。 それでもこの盛り上がりに乗り遅れまいと、日本―ロシア戦をテレビ観戦したときは、仕事で半ば買わされた形となった日本代表のレプリカジャージを着て応援してましたからね、俺。 地元開催の利もあって一気に決勝トーナメント進出を決めた日本代表。マジで「頑張れ!」と叫びたい。ココでのワールドカップネタはまた別の機会に。
んでまあ、タイトルの話なんですよ。 ここ数ヶ月、何度か不可思議なメールが俺宛に届いていた。送信主は知り合いだったり、知り合いのアドレスではなくてもちゃんとドメインのある、見た目はちゃんとしたアドレス。それでもその内容は文字化けしていたり、添付ファイルだけだったりと十分に怪しいメールである。 そんな怪しメールが先日ツマにも届いた。なんとその送信主は“俺”。 「ねえ、私になんかメール送った?」 「? いいや、送ってないよ」 「アナタのアドレスでメールが届いてるのよ。それも開けないファイル付きで」 ――なんじゃそりゃ? ツマのパソコンを見せてもらうと、送信した覚えもないのに確かに俺のアドレスでツマ宛てにメールが送られている。アヤシの添付ファイルも確かにある。 聞けば、ツマとはほとんど面識のない俺の友人からもそんなメールが届いている。ツマと友人、もちろんお互いのアドレスなどは知らないのである。 別の友人に相談してみたら、どうもこれはコンピュータ・ウィルスと呼んで良いものらしい。 ウィルスに感染すると、そのウィルス自体がPCに登録してあるアドレス帳の中の誰かへ勝手にメールを送信する厄介なものが多いらしい。つまり、誰かのPCがウィルスに感染し、その人のアドレス帳にこの俺のアドレスが登録してあるとその人の知らないうちに俺へウィルスメールが送られる。 なんて意地悪なウィルスだろう。 PCに登録してあるアドレス帳の中の誰かへ勝手にメール送信するってんだから、あっと言う間に身近な人にそいつは広まってゆく、っつう話だ。現に、この顛末を高校時代の仲間達に公表したら、“謎の送信者”として俺や俺のツマも含めて5人もの名前が出てきた。
で、昨日。 俺が仕事から帰ると、ツマがちょっとショックを受けたような表情で言った。 「ねえねえ、例のコンピュータ・ウィルスの話だけどさ。今日も変なメールが届いてたのね。すぐに削除しようと思ってたんだけど、削除するためにそのメールを選択するとメールを開くことになるじゃない? それがマズかったのか、今までのメールの本文がぜーんぶ消えちゃったのよ〜」 いよいよ本格的にウィルスのオソロしい影響を受けてしまいました。
直近では15日付、16日付に合計3通の怪しメールが俺に届いている。幸い俺のPCがMacintoshなのでまともに感染していないらしいが、その怪しメールの“差出人”は、ずばり知り合いである。勿論その当人は俺にそんなメールなど送った覚えはないだろう。
コンピュータウィルスは人ごとではない、ということを実感した出来事です。 是非、あなたのPCでウィルスチェックを実施することをお勧めします! いやあ、恐い恐い。
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