時々日刊たえ新聞
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卒業式に出席するべく中学の玄関に入って受付をすると、プログラムと「Message」というカードをくれた。式場の席について開いて見ると娘からの「お父さんお母さんへ」と題したメッセージだった。 「今までずっと育ててくれてありがとう。ときには腹がたったりしただろうけれど、そんな私をいつもお世話してくれて感謝してます。受験シーズンのとき、お父さんに反抗して、きっとお父さん、ムカついたよね・・・。それでも気にかけてくれて、心配してくれたのかなぁーと思うと、すごくうれしいです。ありがとう。お仕事たいへんだと思うけれど体に気をつけてがんばって下さい。お母さん、いつも味方になって相談にのってくれてありがとう。いつか外国に一緒に旅したいね。二人とも健康的に生きてください。これからもよろしく。2003年3月14日 いり」 これを読んだら涙がポロリ。ややや、まだ3年生が入場もしていないのに、ヤバイ!(笑)
とってもいい卒業式だった。さんちゃんの卒業の時もそうだったけれど、体育館正面のステージは使わずに、中央で卒業生と在校生が向かい合って座り、中央の開いたスペースの片側に少しだけ高い壇が置かれて、ここが晴れ舞台になっている。日の丸なし。春めいた屏風みたいなものが立てかけられ、体育館全体は子供たちの手作り壁画や横断幕などで装飾されている。 5年前のさんちゃんの卒業式には君が代は歌わなかったが、今回はプログラムに入っていた。が、教師も生徒も立たない。起立したのは来賓席だけだったな。当然歌声もほとんどない。君が代を歌う気のないわたしとしては満足。(微笑)堅苦しい挨拶も校長とPTA会長のみ。祝電披露も偉い人のはなし。F中の先生のこういうところ安堵するなぁ。 送辞や答辞という言葉もなし。合唱の後にいわゆる送辞や答辞が始まる。間に詩の朗読が入ったりする。いりちゃんの好きなS君は自作のこんな詩を読んだ。 「ふじのが好きだ」 15年育ってきたふじのが好きだ 山と森がたくさんあるふじのが好きだ きれいで魚がたくさんいる豊平川が好きだ 大人になっても大好きなふじのに住みたい そして最後はふじのの土に還りたい
地名を伏字にしたら情緒がないなぁと思いまして出しました。関係ある方ごめんなさい。 S君、いい子だなぁ。婿さんに欲しい!(笑)
つづく(笑)
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