23日今日あさ日本に帰ってくる。
昨日は午前中院生とのセッション 学校訪問であった。 ーーーーーー 中日教育工学研究推進フォーラム
教育メディア活用分科会
赤堀侃司先生 高島秀之先生 影戸 誠
中国側 蒋鳴和先生 謝幼如先生 ーーーーーーーー
会議2日目 昨日日中研究者の発表でいささか疲れたが、今日のプログラムは大学教師が問題提起をして院生を中心とした100名の中国学生と討論する場であった。
1 中国側 情報教育のインストラクショナルデザインについて 謝幼如先生のプレゼンテーションの後 協作学習(協働学習)について討論された。 どのようなデザインがなされているかを、特にあたしい教育の動き、協働学習にの手法、学生の体験が発表された。 関連url www.idonline.com.cn 2 蒋鳴和先生 (全国情報教育研究実験校指導員) 教員研修と教育プロジェクトについて発表された。 1997年全国1000校を実験校として研究を重ねてきたが、2004年現在、特に国家プロジェクトして中国農村部小中学校サポートプロジェクトがある。次の3つの形態でサポートしている。 1 DVDとテレビでのサポート 4万校 510万人の小学生が恩恵をえる。 2 衛星通信とパソコン 38.4万校 8142万人の小学校児童が対象
3 コンピュータラボの設置 3.75万校の3109万人生徒が恩恵を受けている。 また2004年末のデータとして、インターネット接続率 5.64パーセント、パソコンの台数 35人に1台の割合。中学校接続率20.41パーセント、26人に1台の割合。 2000年のデータコンピュータ121人に1台という割合から前進してきている。 関連URL www.elab.org.cn
・影戸発表 教員の資質と日本のネットワーク環境。アメリカ、オーストラリア、韓国、 日本の比較 ICT教育の実践(大学におけるコラボレーション)
質問 日本におけるICT教育の改革の方向について コミニケーション、発信力、情報活用能力がキーワードであることを説明
広州。中国におけるネットワーク。通信 ホテル LANが設置してある。まったく日本のホテルと一緒だ。スピードは20M程度であろうか。 地方でもADSLが利用されており、10M程度で月額55元、1000円程度である。 現地で中国語を学ぶ日本の留学生にも会うことができた。 留学生寮費月額20000円生活費3万円、1年の学費50万円程度。100万円で1年の留学生活ができるという。2000万円かかる他国の状況に較べかなり安いといえる。
広州市立体育東小学校 ネットワークの実験校である。 ここでは、小学校3年生から英語が実施されている。英語のスタート学年は地域によって分かれるという。 ほとんどの地域(省)は小学校5年生から始めているという。 英語の先生は10名、生徒数1200名 クラスサイズは46−58名といささか大きい。
英語の授業 教材が優れている。電子ホワイトボードに必要な画像 ワード 文章が出てくる。 先生はそれを時間の縦軸として使いながら、どんどん生徒に当てながら進めていく。とてもリズムある授業である。インストラクションはすべて英語で行われている。 リズムがあり、生徒たちが熱くなりすぎで、騒がしくなると Listen!とある動作をとらせる。両手を机の上でさっと組ませるのだ。 色の表現+電子ボードの色 色を着けるという文章と「色を着ける作業」 描く(Dramという単語)と描くゲーム(ジャンケンでかったこが描ける) 最後に確認の読み。大きな声で。 このクラスの子供たちは3年生だというが、質問をしてみた。 How old are you? do you like English? What would you like to be in the future? 最初の2つの質問にはしっかりと答えた。
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