2004年04月22日(木) ++RIDDLE++ プチストーカー |
私の中ですでにゴウと言う人はいなかった。
リュウに言われたヒトコト。
ゴウと付き合ってた事が分かった時のひとこと
「ゴリかよッ」
ゴリ。
あまりにもピッタリな名前だった。
私の中でゴリと化した男は私にしつこく付きまとった。
とにかく以前のように接してきた。
まるで付き合っているかのように。
仕事が終われば毎日電話する。
仕事の合間にはメールする。
今度いつ遊ぼうか。
本当に鬱陶しい。
そして彼の言葉もいちいち押し付けがましくて・・・。
「最近、全然メシ食ってないわ〜。
痩せそうだよ。」
「・・・・・・。」
「あッ、オマエのせいとかじゃないからなッ」
誰も聞いていないのにひとりでぺらぺラと。
メールにしてもウザかった。
「おはよう!11時間しか寝れなかった!
12時間は寝たかった!」
意味不明。
仕事中だったので休憩に入ってから返信をした
「あっそう。よかったね。」
また返信が来る
「一時間も待ったのにそれだけですか?
もっとないの?
例えばたくさん寝ていいねっとか。」
もうムシした。
またメールが来る
「ヒマだったらメール待ってる」
仕方ないから返信する。
「今、仕事忙しくてあんまりメールできないから。」
また返信が来る
「あ。よかった。
メールがなかったら泣いてたかもしれない。うるうる」
ウゼッ
私は女々しい男が嫌い。
私はそのメールをリュウに見せた。
ある意味爆笑物のアッパレメール。
「泣けッ」
「バーカ」
私はリュウのこのノリが大好き。
リュウがいてくれたから、私はゴリを殴らずに済んだ。
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