今日は、謝恩会の実行委員による 第一回実行委員会がありました。
といっても、幼稚園の2階で いつもよりちょっと少人数の 和気藹々とした会です。
百石幼稚園では卒園式の後に 保護者主催の謝恩会を行います。 とてもアットホームで心温まる会です。
その会を計画運行していただくのですが 毎年のごとく 副園長の身勝手な発言からスタートです。 「皆さんなりの会でいいのですよ」 「去年と同じでなくてOK] そういいながら、今までの謝恩会の様子や 後日談なども楽しく話しながら進みました。
話を進める中で あれこれとアイディアがでました。 それをやるなら、こちらの方はプロ級 こっちは有資格者 お〜すごい!皆さん、本当にすばらしい力を持っていらっしゃる。 何でもできますね!と 盛り上がったのでした。
私は、特になにも・・・と思っていたであろう お母さん。 あなたの笑顔と、ユーモアあふれるお話は 会のムードメーカーとして欠かせませんよ。 誰にでもできることではありません。 あなただけのすばらしい力です。
あ〜、本当に こんなとき実感するのです。 百石幼稚園にはなんてすばらしいお母さん お父さん、おまけにおじいさんもおばあさんもすばらしい方が どんどん集まってくださるのだろうと。
すばらしき人たちに囲まれ 助けられ 毎日教育に従事できるこの幸せを じっくりとかみ締めたのでした。
いろんな方がいて 長く続けて、技術を身に付けている方もいれば 子育て中から始めて、いまや玄人はだしの方も。 その集中力と、努力、前向きな気持ちは 本当に学ぶべきものです。
なんだかうれしくて どうしても書かずにいられなくて 夜中になって この日記を書いています。
卒園間際になってから さまざまな機会を通じて 皆さんの特技や力を発見し もっと早く知っていれば、たくさん教えを乞うたのに・・・!と 残念に思うこともしばしば。
在園中にたくさんお話しているようで 意外とそうでもないんだな。
皆さんと、もっとたくさんお話して いろんな思いや、力を 発揮していただけたらと 次の目標を定めるのでした。
親の志の高さは きっと子供に伝わります。 まさに「親の背をみて子は育つ」 忘れないようにしようっと。
園児の話
今日も帰り際 事務室の戸をあけて 「先生、さようなら」と頭をさげていくMちゃん。 いつだって落ち着いて 特に挨拶は欠かしません。
子供だけど、本当に尊敬します。
私自身は、子供のとき すごく落ち着きがなかったようで(今もか・・・) Mちゃんのような子は 憧れでした。
それでも、家では 次女振りを発揮し、お姉ちゃんに負けじと 粘ったり、怒ったりしているんですよと聞くと ああ、幼稚園ではとってもがんばっているんだなと ますます、感心します。
むしろ、家庭で自分を発揮している分 幼稚園で力を出せるんじゃないか 大きく受け止めている保護者の思いが Mちゃんに、ぐっとこらえて 力を発揮する基礎を与えているのかな。
やっぱり子供って どこへ行っても、家庭とつながっていて 見えない糸で それはへその緒のように 力をもらったり 癒されたり 励まされたり 戒められたりして 社会と折り合いを付けていけるのだと Mちゃんが教えてくれます。
あ〜私も 息子のよい基礎になるように 良心と 規範と 慈愛を 伝え続けていこう。
子供たちから学ぶことってたくさんあります。 年長さんが卒園するのは本当に寂しいな。 あと1ヵ月半。 あ〜あっという間だ。
私たちは、それまで何を伝えられるかな。
涙がでる。
副園長 松橋でした。
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