はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2003年12月13日(土) みんなのお遊戯会

 お遊戯会が終わりました。
ふーと先生たちも安心、子どもも達成感につつまれていました。
 反省会をして、しみじみと・・・
 今日のお遊戯会はみんなの会でした。
なんだか照れくさいような表現ですが、会を行うためにたくさんの保護者の協力を得ました。それはほとんどが陰ながらのもの。
 だから、この場をかりていいですか?
「本当にありがとうございました!!!」
当園の保護者のかたは本当に協力的で、頭が下がります。
子供達のために力をあわせてくれる姿がきっと子供達にも伝わっているだろうし、それが「教育」だなあ、としみじみ思うのです。
 そういえば、昔は年中行事に村の人、町の人が総出で協力し、お祭りやらなにやらとやっていました。集団の中での身の処し方なども、自分の親の姿をみて、学んでいったのだと思います。「大草原の小さな家」でもありましたね。主人公の親は働き者、子供達もしかり。小物屋のいばりやさんのおうちでは、子供達も威張っていました。家庭の教育力!なんていう名前を掲げなくても、どの親もそれぞれ手本をしめしてきたのですね。
 子供達は、本当にすばらしかった!その子なりにとてもよく頑張っていました。園長が挨拶で「ここまでくるには、その背景がある。そこまで感じて御覧下さい」といっていました。本当にさまざまなドラマがありました。
 手前味噌になりますが、先生たちも努力していました。最後までより良い会になるように、それぞれの経験のなかで精一杯取り組んでいたようです。もちろん、不足なところだらけでしたが、心意気だけは子供達にも伝わったようです。
 お遊戯会が終わるまでの、「プロジェクトX」並みのドラマ、ここでは書ききれません。
 とにかく、経験は子供達を成長させます。ですから、たくさんの経験を用意して子どもを受け入れる。経験は本番だけではありません。過程にこそ成長のステップが隠れているのです。
 明日から、一週間で冬休み。
 イーッパイあそぶぞ!!


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