だだ争論

だだの日記

2008年02月16日(土) 世界と誠実に向き合う

先日の話題について。

実はあの後、ある研究所にメールを送っていて、
その結果として、著者とお会いする機会を得た。

今日がその日だったのだが、いろいろいいお話を聞かせてもらった。
僕は、僕に与えられた時間は短いと感じていてかなり焦ってもいるのだが、
そう簡単にはいかないなというのが正直な感想。
だって、まだ何も決まっていないのだし、僕は何も持っていないのだから。
自分の気持ちとは裏腹に、そのことだけは明確になった。

でも、自分が考えてるほど、大げさなものではないのかもしれない。
サラッとできそうな気もする。というより、サラッと行うものなのかもしれない。

ただ、もっと時間がほしい。考える時間が。
僕が生きてきたこれまでのことと、これからのことを。
自分が生きているこの世界に対して、僕は今まで関わりを持ってこなかったと思う。
そんなつもりでは決してなかったけど、
(今日の話を聞いた限り、)事実としてはその通りだと思う。
ただ学生として勉強してきた。ただ会社員として働いてきた。
何もしてこなかった今までの自分が情けないと思った。

もっと世界と誠実に向き合わなくては。
僕は一人の人間としてここに立っているのではなく
連綿と運行されてきた世界の一部だという認識を強めなくては。



今日は一つの種をもらってきた。
春になったら撒こうと思う。


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