だだ争論

だだの日記

2007年01月06日(土) 涙がキラリ☆

 「…に滞在した時期のことを後からふりかえってみれば、
  まるでずっと空の上で暮していたような気がして、
  あなたはびっくりすることでしょう」
                 カレン・ブリクセン


小笠原で過ごした5日間は、まさにこのような感じ。
今から思えば夢のような時間だった。

島での最終日。
甲板から見送りに来た人たちに手を振っていたら
不意に涙がこぼれ落ちた。
今まで、別れの場面や感動的な映画・本でも
まったく泣くことがなかっただけに、
自分自身とてもびっくりした。
(船の見送りシーンっていいね)

でも、別れが悲しくて涙が出たわけじゃない。
島での体験、出会った人たち、数々の想い出、
そのすべてがとてもいとおしく
めぐり合えた奇跡に感極まったからだ。
それだけ今回は、忘れられない旅となった。

これから僕は、
国内で好きな場所を問われたら
真っ先に「小笠原」と答えるだろう。


今でもまぶたを閉じれば
波の音が、聞こえる、聞こえる。


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