だだの日記
読売新聞紙上に連載されている 池澤夏樹さんの小説もはや300回を迎えた。 切り抜きのノートも3冊目になる。
正直、最初の頃はあまり乗り気でもなかったのだが (新聞小説を毎日追いかけるのは大変なので)、 途中からおもしろみを増してきて、 毎日の生活のアクセントになっている。
うまく説明できないけど、 今の自分が模索している何かを この小説の中からヒントを得られそうな気がしてる。
核家族の話題を軸に、自然エネルギー、共同体、 パーマカルチャー、シュタイナー教育などなど。 新聞の小説らしさを追求した内容になっていて、 現代社会に上手にリンク。 北海道開拓の関連本と並行しながら読めた 前回の新聞小説とはまた違ったおもしろみがある。
もうすでに、折り返し地点は過ぎたんだろうけど、 話の終着点はまだまだ見えない。 どのような大団円を迎えるのか。 引き続き作者と共に考えていきたい。
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