だだ争論

だだの日記

2005年10月16日(日) 原点回帰の旅

後輩と福井の山に登りに行く予定。
が、彼が二日酔い(前夜一緒に飲んでた)のため
別の後輩と行くことに。
8時に出て、高速2人乗りしてひとまず大津SAに寄ったが、
やはり今からの時間では少しきつそう。
出発をもっと早くしとけばよかった。

ってなわけで、予定を変更して
比良山系・武奈ヶ岳(滋賀県西部)に行く。
ここも思ったより遠くて登り口に10時30分頃着いた。
コースタイムが6時間となっていたので
時間に多少の不安を覚えたが意気揚々とスタート。

滝を横目に沢を登っていったり、
スキー場の広々としたエリアをのんびり歩いたりで無事頂上に。
ふもとから見た時はわからなかったが、
山頂から見下ろすとだいぶ木々が色づいていた。
秋である。赤である。

やはり、自然の中を歩くのはいい。
今は都会暮らしでオフィスで夜遅くまで働いているが、
これこそが自分の原点なんだと思う。
心にエネルギーがチャージされる。
大自然の中で食べるコンビニのおにぎりのおいしさに感動。
休憩時にぼーっとしていて、思わずうれしさがこみ上げてきた。

しかも、歩きながら、同行の士といろいろ語ってしまった。
学生の時に経験してきた
楽しかったこと、つらかったことなどを
思い出しながら、自分の心を整理しながら話す。
当時の何が今の自分につながっているのか、
改めて問いかけることに。

今まで誰にも話したことがないこと(話せなかったこと)なども
話すことができて有意義な時間だった。
卒業して3年、今なら客観的に振り返ることができる。
認めたくなかったことも、ようやく認められる。
そう話せるのも彼との距離感がちょうどいいのだと思う。
だいぶ後輩にあたり、当時の僕とは面識がまったくないのだが、
同じ環境に属しているので理解してもらいやすい。
近すぎず、遠すぎず、いい距離を保てているから
いろいろ話すことができたのだと思う。


雄琴温泉で疲れを癒そうと思って寄ったが、
記憶にあった大衆浴場は閉鎖されていた
(もうじき新しいのができるそう)。
当然ピンク街に行く気はさらさらなかったので、
普通のスーパー銭湯に行く。

スーパー銭湯は久しぶりだったが、
いろいろな浴槽があるのにびっくり。
意外と楽しかった。
ジャグジー風呂とか、なんか筋肉痛を軽減させてくれそう。

帰りにかつてのバイト先(うどん店)に寄る。
5年ぶりくらいかな?
あまりすっきりした形で辞めたわけではなかったので
だいぶ緊張したが、大将もほかの人たちもみな元気そう。
っていうか全然変わってなかった。
逆に僕のことは「落ち着きが出た」とか感心された。

「社会人になってどう?」と聞かれた。
もう3年目だから、ほかの人にはそんなこと聞かれないし、
改めて考えることもなかった。
でも、考えてみると、今の方がいいのかな。
メリハリがきいてる。
毎日だらだら生活をするよりかは仕事をしてるほうがいい。
たまにこういうアウトドアをしても、
普段仕事をしてる分、休日の充実感がある。

うどんも食べたが、僕の記憶と若干の違いがあった。
味が変わったのか、それとも、僕の舌が肥えたのか。
でも、なんかいろいろ懐かしさで胸がいっぱいになった。

帰りは高速を利用。
かなり飛ばしたので、自宅まで1時間以内に着いた。
がんばりました。
充実した一日だった。


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