だだの日記
2005年08月15日(月) |
アルピニストよ、永遠に! pt3 |
今日は5時15分に山小屋を出る。 出発前にエザキ老人と記念撮影。 本当にこの人にはお世話になった。
歩いている途中、昨日はまったく見えなかった五竜が顔をのぞかせていた。 まったく小憎たらしい奴め。 だけど、すぐに霧で隠れてしまった。 山の天気なんてあっという間だ。
今日は5時間30分の行程とはいえ、帰るのがメインの日。 昨日よりかはましな岩場をのぼりつつ進む。 途中、人が滑落した現場に遭遇。 落ちた場所がよかったので大事にはいたらなかったが、 服の腕部分を血でにじませながら休んでいた。 気持ちが身に入る。人ごとではない。
唐松で老人と別れ、僕は八方尾根を下る。 ようやく太陽が出てきて、たった数時間だけなのに日に焼ける。 八方池あたりになるとだいぶ観光客が多くなり、人ごみがしんどい。 高原植物が美しかったが、あまり楽しむこともせず、 リフトやゴンドラを乗り継いでお昼には下界に着いた。 あっという間の3日間だった。
一日活動して、食べて寝るというシンプルな生活が山の好きなところ。 プラス、朝焼け、夕焼け、星空がポイントになってくるのだが、 今回はこれらはさっぱりだったので、残念であった。 でも、次回行きたい候補がいくつかある。 山はお盆休みの恒例行事(誰がなんと言おうと)にするつもりなので、 来年をまた楽しみにしたい。
■立山・剣(北アルプス) お手軽に行ける室堂は本当にいい ■槍・穂高(北アルプス) 王道だけど、未だ経験なく。過去雨に泣いたことがある。 ■木曽駒・空木(中央アルプス) 中央アルプスはまったく行ったことがない。 ■赤石あたり(南アルプス) 南アルプスはもう5年もない。 北アルプスに比べたらあっという的に経験がない。
白馬八方温泉に浸かり、3日分の汗を流せて気持ちよかった。 そばの駐車場で濡れたテントを乾かすこともできたし。 iモードでこの間のニュースを確認するが、 大した出来事はなかったらしい。 ただ、ホリエモンへの衆院出馬要請にはウケた。
臨時特急に乗って白馬から名古屋まで。 電話で後輩とご飯を食べる約束を取り付けた。 そのため、ビールは名古屋まで我慢 (ちなみに、山では350ml缶で550円、 生ビールで900円です。リポビタンDは400円ね)。
名駅に着いたら念願の「世界の山ちゃん」へ。 噂には聞いていたが、手羽先が本当においしかった。 だが、ホッピーはまずかった。 その後、愛知万博のサテライト会場まで歩いていき 万博気分を満喫。
今日は朝から筋肉痛が激しくて、 山でもそうだったが、特に駅での階段上り下りがだいぶ応えた。 電車を乗り継いで我が家に辿り着いたときは安堵した。 いろいろあったけど、今回も◎な山行でしたとさ。
<荷物一覧> テント、シュラフ、銀マット カッパ、服(Tシャツ×2、長袖Tシャツ×1、長ズボン×1、短パン×1、下着×3、靴下×3、タオル×3、帽子、軍手)※短パンよりかは長ズボン×2のほうがいいのでは? ガス、コンロ、食料(米4合&レトルト、味噌汁×4、ラーメン×4&餅、紅茶&コーヒーセット、オールレーズン、ハイレモン、チョコがけバウムクーヘン、板チョコ1枚、チョコスナックパン)※スナックパンは余るが必須。今回は雨で大した休憩がとれず、お菓子類がだいぶ余った。 薬、ヘッドライト、アーミーナイフ、本※冊数を減らしてでも軽くした方がよい、MD、マップ、カメラ、ゴミ袋
<使用経費> 32000円
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