だだ争論

だだの日記

2002年11月01日(金) 利きビール大会

金曜日は何かとへこむ。

歳をとって自分の価値観が確立すればするほど、
自分の価値観にしばられていく。
ジレンマ。

バイアスがかかってる。
というか、自分は短絡的な人間だと思う。

* * *

気を取り直して夜は利きビール大会。
予想以上におもしろかった。
自分の舌は自分が思ってるほどにはあてにならない。
使用銘柄は以下の5品。
スーパードライ、ラガー、エビス、純生、モルツ。

第一回目(銘柄を伏せて、おいしいと思った順)。
1、純生(くせがない。さらりとしてる)
2、ラガー(苦い。好きかどうかは別にしてビールと言ったらこういう味。
      まさに王道の味。そういう点でドライだと予想していた)
3、ドライ(水っぽい/苦い。印象がころころ変わった。ワインぽい)
4、エビス(まずい。とにかく苦い)
5、モルツ(鼻につく。刺激(炭酸?)が強い。舌がピリッとくる)

一番おいしかったの(純生)と一番まずかったの(モルツ)はダントツだった。
エビスはモルツの次にまずかった(この3つは味の特徴がはっきりしてた)。
ラガーとドライは味の違いは感じたけど、どちらがうまいとは言いにくかった。
純生は今まで飲んだビールの中で一番うまいと思ってたので、リストに加えた。
銘柄を伏せてもそういう結果が出たので嬉しかった。


第二回目(一回目を踏まえて銘柄を当てにいった(括弧内は予想銘柄)。
       もちろんこれもおいしいと思った順)。
1、(純生→)ドライ
2、(ラガー→)エビス
3、(ドライ→)ラガー
4、(エビス→)モルツ
5、(モルツ→)純生

全然当たらなかった。
特に一回目で一番うまいと思った純生が最下位になってしまった。
おかしい。自信あったのに。
答えがわかってからそれぞれ飲んでみたらやっぱりモルツが一番まずかった。
インターバルでお菓子食べてたせいもあるが、
ここまで自分の味覚が揺らぐとは思わなかった。
銘柄による先入観はけっこう大きい。
モルツはもっとうまいイメージがあった。
しかし、今回飲んで、モルツは二度と飲みたくないと思った。


今回初めて利きビールというのを試したが、
それぞれの味の違いがよくわかってかなりおもろい。
今までは、味は違うかもしれないけどビールなんてどれも一緒、
という認識だったが、ブラインドで飲み比べてみると
自分の好みとかもはっきりしてくる。

2ヶ月ほど前、純生という発泡酒を初めて飲んだとき、
このビールは自分好みだと感じた。
ブラインドでもそういう結果が出た。
ちゃんと好きな銘柄を当てることは、経験者でもなかなか難しいらしく
立派なことだと褒められた。

使うグラス、その日の体調によっておいしいと思う順番は違ってくるらしい。
テイストする順番によっても判断が変わってくる。
お酒とはなんと奥深いものなのだろう。


【200時間ヒアリングマラソン】
・ビジネス英会話 10/29,10/30,10/31 (45min)
  思ったよりリスニングが難しい。ちょっと苦戦してます。
・TOEICテスト リスニング練習問題300問(桐原書店) (15min)

新しいリスニングの問題集買っちゃったよ。

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