だだ争論

だだの日記

2002年09月15日(日) 「三日月ロック」な日々

発売から5日ほど経ってようやく買う決心がついた。
スピッツの「三日月ロック」。
レンタル→MDで我慢しようかずっと迷ってた。

個人的には「夢追い虫」と「稲穂」が入ってないのが残念。
でも、全体的に思ってたよりよかったので安心した。

それにしても最近のスピッツ、歌詞がとんでるような気がする。
昔のほうがほどよく抽象的で、自由な解釈を受け手に与えてるとこがよかった。
今はちょっとわかんなすぎ。

それでもメロディや歌詞や声が相変わらずよいので
繰り返し聞いている。誰がなんと言おうとよい。


google君は「スッピツ」と打ち間違えてもきちんと探し出してくれる。
とってもおりこう!


* * *


ここ一ヶ月読んだメモφ(.. )
8/16『キッチン』(吉本ばなな、角川文庫、★★★★☆)
 印象に残るフレーズがちらほら。 

8/16『N・P』(吉本はなな、角川文庫、★★★☆☆)
 おもしろくもなく、つまらなくもなく。

8/17『今夜は眠れない』(宮部みゆき、角川文庫、★★☆☆☆)
 子供だまし。ひたすら冗長。終盤にようやくおもしろさが感じられる。

8/22『未来圏からの風』(池澤夏樹、パルコ出版、★★★★★)
 考えつづけることはとても楽しい

8/23『明るい旅情』(池澤夏樹、新潮文庫、★★★☆☆)
 旅に関するエッセイ。まあまあ

9/1『長い旅の途上』(星野道夫、文春文庫、★★★★★)
 書きたいことは9/1にだいたい書いた。

9/3『よくわからないねじ』(宮沢章夫、新潮文庫、★★★☆☆)
 「わからなくなってきました」と比べてしまうとどうしても落ちる。

9/8『楽しい終末』(池澤夏樹、文春文庫、★★★☆☆)
 読んだそばから内容を忘れてしまう(>_<)

9/11『ミタカくんと私』(銀色夏生、新潮文庫、★★★★☆)
 ほのぼのとした日常。ラストの関係性の話が興味深い。

9/12『ひょうたんから空』(銀色夏生、新潮文庫、★★★☆☆)
 ひょうたんの話がエピソードの中心になって、それが良くも悪くも。

9/14『この世界のぜんぶ』(池澤夏樹、中央公論新社、★★☆☆☆)
 あまりしっくりこなかった。

9/15『アジアの感情』(新井敏記、スイッチ・パブリッシング、★★★★☆)
 雑誌掲載時にぜんぶ読んでたけど、改めて本で読むのもまた良い。


池澤夏樹はもう40冊くらいは読んだんじゃなかろうか。
まだまだ有機的に吸収していきたい。
エッセイとか、小話が多くて(↑)、長い物語が読めなかったのが残念。
しばらく読書は封印。
今度は映画三昧にしようかな。


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