友人が泊まりに来て。 - 2002年04月29日(月) 昨日から、友人が泊まりに来たので宴会。 名目は例によって何でもいいんだが、今回は先日結婚した我々の友人が、新婚旅行の土産と称して持ってきてくれたワイン2本を共に並べて味わおうではないかの会。 この友人、宝塚歌劇団の熱烈なファンである。 彼女にとって私は『熱烈なBUCK―TICKファン』であろうコトは明白だが、私にとって彼女はそう見えている。 しかし、今までそういった嗜好を相手に押し付けるように話したりした事はなかったので、彼女にB−Tの予備知識が無いのと同様、私も宝塚歌劇団についての予備知識は一切無かった。 しかし私は、好奇心旺盛なほうである。 宝塚歌劇団に結構興味もあったことだし、そこへ追い討ちをかけるようにウチの彼氏が「Nさんに頼んだら宝塚の券取れるかな」などと言い出したので、これ幸いと予備知識を叩き込んで貰おうと、本日は『宝塚の関連資料が見たい』と言ってあったのだ。前もって。 そして彼女が持参してくれたのは、数々の写真集、用語辞典(のようなもの)、そして一本のビデオテープ。 無論舞台のビデオを持ってきてくれたわけだが、コレが心憎い。 演目は、『誠の群像』。新選組副長土方歳三を軸とした、誠の男たちの生き様を描いた舞台―――それをわざわざたくさんのビデオの中から選んで持ってきてくれた辺りが、もう彼女、私をハマらせる気満々のトラップだったといっても過言はあるまい(笑)。 で、観た。 隣には親切な解説者つきで、私はとにかく観た。 『男役トップ』『娘役トップ』『タニマチ』―――難解な専門用語一つ一つにまで解説をつけながら、彼女はひたすら解説してくれた。 「…どうしても娘役に目が行くわあ」 そう呟いた私に、彼女は心なしか興奮した眼差しを向けながら言い放った。 「それは貴重な人よ!普通男役トップに目が行くものよ!」 ……そうなのかあ? と疑問符つきで思ってしまったのは、所詮女はホンモノの美しい男(この場合、基準が『美しい』である以上、該当者は櫻井敦司その人ただ一人なのだが)の色気には、どう頑張っても敵わないものである。『男役』は結局『役』でしかない。 しかし女性としての美しさ、という方向で行けば、見事だと思った。娘役の人たち。 ふわりふわりと宙を蹴るように躍動するしなやかな脚、体重を感じさせない柔らかな裾捌き、キンと張り詰めた通る声、流線型の風を割るような体捌き。 見事だなあ、綺麗だなあ、と思うとどうしても娘役にばかり目が行ってしまった。 ナマが観たいなあとも素直に思った。 なぜなら、どうしても『男役』を『華』として扱う宝塚歌劇団の性質上、カメラワークが男役中心で、娘役は端役のような写り方だからだ。 私の目なら、娘役ばかりを追っていられるのに! ……という悔しさが込み上げて来、ナマを観たいなあと思ったのでした。 「結構好きなカンジやわあ」と言うと彼女は、「だってあなた、美しいもの好きでしょ?」と嬉しそうににっこり笑った。 あァ好きだとも。 しっかり見破られているのが悔しかったが、これでまた共通の話題が増えるかもねーと思うと結構嬉しい。 ………私がホントにその気になって、観に行けばの話だが。 -
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