日々想事ひびおもうこと...紫能神巳

 

 

徒然…。 - 2002年03月15日(金)

仕事人間なんだなと、自分を自覚。
私は仕事が大好きで、腱鞘炎だろうが熱があろうが、自分で『やる』と決めたらやってしまうのだ。出来るか出来ないかではなくて、コレは信念みたいなモンなんだろうと思う。
今回新しい職について、そろそろ三ヶ月が経とうとしている。
今まで、私は私なりの、精一杯以上でやってきた。
実績と信用。これが仕事では肝心なのだ。
口先ばかりでは、誰も何も評価しない。当たり前のようだが、コレはもしかしたら難しいのかもしれない。
私は今まで働いてきて、自分ではコレ以上は無理、というラインで一生懸命だった。家に帰ったら疲労困憊でバタンキュー。そこまで頑張ってきた。
大好きなB−Tさんの話をするために、夜毎楽しみにしてたチャットにも入る元気がなくなっていた。それでも、私は新しい職場で自分の立ち位置を作るために頑張って、決してソレは無駄ではなかったのだ、ということが今日解って。
報われたと言うんでしょうか。
現場を知らない遥か上の方が、私を指名で職場変更して欲しい旨伝えてきた。
その、移って欲しいと言われた職場は、これから4月になると非常に忙しくなるらしい課である。
そこで使えると買われたことは嬉しかったが、私には『無理』な職場だった。環境を聞くと。
ヤル気が無いとかでは無論なく、身体的事情で無理だったのだ。私は、申し訳ないが健康体ではない。無茶をするとすぐに病院送りな体である。
過去何度も無茶をして病院に放り込まれては後悔したものだ。
だから、年々若返ってるわけでもないので、絶対に無理だと私は判断した。
即答、というカンジでお断りした。こういう理由で出来ないと。
クビを覚悟した。当然である。入ったばっかりの若輩者が、会社の方針に従わないと言ったのだ。しかも、体が弱いと来た。私が経営者なら、切ってしまうかもしれない、と思った。
しかし返ってきた返事は、じゃあ現状維持で、という嬉しい返事だった。
現在の職場も、大変忙しい。今後も継続して相当忙しい事だろう。
現場の班長が、上に噛み付いてくれたのだ。私は必要なので取り上げて貰っては困ると。
ちょっと涙が出そうだった。嬉しくて。
今まで仕事をしてきて、こんな風に報われたことはなかったんじゃないかと思う。
いつも、やり遂げた、という自己満足の域を出ない達成感しかなかった。それで十分だと思ってもいた。
けれど、必要とされた、その嬉しさは初めてだっただけに格別だった。
上司に恵まれたとも思い、私に仕事を教えてくださった方々に感謝した。彼女たちがまさに『現場の声』であり、何だかんだと上が言っても、結局現場を動かすのはそういう人たちなのだ。そして、現場が、私を必要だと言ってくれた。
自己評価の3割程度しか人は評価しないものだと思っていた。
だから、自分の中の精一杯、を3倍超える程度頑張って、ようやく『中の上』程度の評価を貰えるのだとも。
今回、私は頑張った。誰に恥じる事無くそう言えるくらい頑張ってきた。
仕事で人間性を評価されることは、多分にあるのだ。
私は初対面の人からは『カンジ悪い』『とっつき難い』と思われる。もうソレは仕方のないことで、悲観もしない事にした。
仕事を見てもらおうと思った。…と、前にも書いた気がする。
すると、確実に評価が変わってるんだなと思える出来事が、毎日徐々に繰り返された。
仕事をキッチリやる人間は、人間性の点に於いて高く評価される。少なくとも、職場では。
私は仕事の出来る人を無条件に尊敬するし、今の職場でも何人か尊敬して、好きでしょうがない人が居る。
特に大好きな、本当に仕事の出来る女性がいて、その人からも私は最初遠巻きにされていたが、最近はすっかり仲良しだ。そういうのがいい。
本音は、ようやくこの職場で築いた信頼と実績を、課が変わる事でもう一度1から、というのが嫌だった。だから、この職場から出されるなら辞めようと密かに決めていた。
けど、この職場の方から、居てくれなくては困ると言って貰えた。物凄い驚きと喜びだった。一度は諦めただけに。
サラリーマンが上司に噛み付くのは(しかもうんと上の方らしいからな…)さぞ勇気が要っただろう。有り難う班長と室長と皆さん。
頑張れば報われる事もあるんだなと思った。頑張ったら、やっぱり良い事がある。
私は不器用で、だから仕事が『出来る』訳ではないんじゃないかと思う。
ただ、頑張ったのだ。人より劣る部分をどうやったらカバーできるかと、試行錯誤を繰り返し、ようやく『出来ると思われる』程度に出来るようになった。
今、私の仕事はどんどん比重が重くなっていっている。
あれも、これも、と要求される限りの事を全部やってみせている。要求される仕事を拒むのは子供のする事だし、大体プライドが許さなくて、やってみもしないうちに『できません』とは口が裂けても言いたくない。
だから私は『頑張ります』と言って請け負う。
出来る、とまで言い切れませんが、やり遂げられる努力は精一杯します、それで良いならお任せください、という意味で。
そして、いざやってみる。
『出来なかった』のは、私のプライドが私を許さないので(笑)必ずやり遂げる。そのために考えたりいろいろしながら。どうやったら出来るか、と思いながら。
プライドって、結構便利だなと思う(笑)
そして、どんなに体調不良でも、『私がしなければ滞る仕事』を目の前に置かれていると休めない。しなくてはならないからだ。
高熱出てても解熱剤飲んで行く。倒れそうでも滋養強壮剤を飲む。
人より弱い体なんだから、そのくらいの努力は当然だと思う。ハンデがあるんだから人より頑張ってやっと一人前なんだ、と私は思っている。
そうやって、虚弱な体に鞭打って働いてきて…本当に良かった、と思う。
頑張れば、良い事があるんだなと、本当に、初めてかもしれないくらい、すごく思った。
……嬉しかった事の、お話。


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