★ 夏海の日記 ★

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2006年08月11日(金) 金華山へハイキング with 紅葉&noby

10日からお盆休みに入りました。
1週間って、長いーーっ!
軽井沢&PC購入と、お金を使いまくった私としては、お盆休みは地味〜に過ごさねばって思っていて、
そこへも行く予定もない、お金を使えない休みが、1週間...!
どうする?オレ?!って感じだったのに、
もう2日が過ぎてしまいました。
お盆休みに入る前に、職場のみんなで、上司のお友達のお店へ出掛ける『お食事会』を企画し、
その席で、はずみでなぜか「金華山へ行こう!」ってことに決まって、
それなら、近所だし、nobyも誘う?ってことで、
(同僚の紅葉ちゃんは、nobyに癒されていたので、自分から連絡を取ることはしないけど、気にはしていました。)
紅葉ちゃんとnobyの3人で 金華山へ行くことに決定しました。(不思議な組み合わせだー)

夏の登山は暑いので、早めの時間に登って降りるってしないと、暑すぎて熱中症が出てきたりして危険なので、
(十分遅いのだが)紅葉ちゃんに私の街の駅で9:00に集合。
nobyとは、金華山へ9:30集合ってことで予定を立てました。
とっても汗をかくので、着替えのことを言うのを忘れていたのと、
山登りに最適な服というと、汗をかいてもいつまでも濡れていないコットンじゃない服って説明も面倒臭かったので、
私の服を持って行って、駅で着替えて貰いました。
(色の配色が ダサダサでごめんよ ^^;)

汗を放出できないと、体の中の温度が下がらない。
それでは熱中症になりかねなからね。
それと、いつまでも濡れたままの服では、体を冷やしてしまって、これも体に良くない。
(今は夏なので、よっぽど大丈夫だけど、秋や冬は低体温になるからね。)
何だかんだで駐車場に着いたら、9:45。
おっと!遅刻しちまったい!って思ったら、nobyからメールが。
遅い!ってメールだと思ったら、こう書いてありました。
今、金華山付近にいます。(迷ってしまったので)
ナビに入れるのに、目印になる 何か建物を教えて下さい。

...nobyは、相変わらずnobyなのね。
連絡したのは直前ではなく、そこはnobyの地元。
学校の遠足で、1度や2度くらい登ってるよなぁ。
花火で有名な場所だし。
しかも、メールで変なことを書いてたから、不安になって、山の北側の川のある方の駐車場に停めるよって送ったのに。
もし行ったことがなくても、普通地図見て、調べるよなぁ。
待ち合わせ時間に間に合うように、道に迷わないように事前に調べるよなぁって思って。
で、電話をしました。
「いま どこにいるの?」
「金華山ドライブウェイです」
んっとーー
登山するのに、その山の上に車で登ってどうするよ?少なくとも普通山すそを走るくらいの頭はないのかい?って思いながら、
駐車場の横にあるコンビニを教えました。
確か金華山ドライブウェイの入り口辺りは、一方通行だったよなぁって思って、
どれだけ迷って来るんだろう?って思っていたら、15分くらいで到着したかな。

待っている間にコンビニで買い物をしました。
汗が出るので、塩分の補給っちゅうことで『アクティブダイエット』をね。
塩分が体から出切ってしまうと、体の体温を下げない汗に変わり、
体の中の熱を放出できなくなり熱中症になる危険があります。
登山中に足がつるのも、塩分が足りなくなるのが原因だそうです。
そう紅葉ちゃんに説明をして、水ではなくスポーツドリンクをすすめて、
それならば、痩せられる(ウソウソ)アクティブダイエットをと (実は私も持参 ^^;)

駐車場に到着したnobyは、すでにテンパっているので、まずは黙らせて後ろを振り返らせ、
「駐車場は、あそこだからね。気をつけて走るんだよ」って言って、私と紅葉ちゃんは歩いて駐車場へ行きました。
無事出会えたところで、公園のトイレへ行って用を足し、
いざ登山開始...何時出発だったんだろう?

私が先頭でサクサク歩き初めて、ハッて気がついて、
私が先頭で歩いてたら、私のスピードで歩かなきゃいけないじゃん。
それじゃー歩きなれてない二人は大変だーって思って、紅葉ちゃんを先頭に 私が2番目その後ろにnobyという順で歩き始めました。
いつもは 私が一番『ヘナチョコ』なので、「大丈夫?」って気を使って貰うのですが、
今日は私が一番経験者なので、どうして良いのか困りました。

金華山は300mちょいの低山で、その中の一番メジャーな『ハイキング』コースを登ったのですが、
二人とも登山をしている感覚ではなく、紅葉ちゃんは、(何と!『冒険部』出身!!)上手に歩いているんだけど、nobyは がむしゃらに あきらかに疲れる歩き方をしていて、
低い山で、疲れたらロープウェイで降りたら良いやって思って、半分くらいまでは歩き方をわざと教えないで疲れさておきました。
疲れる歩き方・・・
nobyの歩き方は、足を高い位置に置いて、よいしょって登っていく 体の上下運動や、屈伸を思いっきり使う、体重を片足に乗せる歩き方です。
そして、前の人に関係なく、ガシガシ登って行って、つまっては止まるを繰り返し、
前の人に圧迫感を与え、自分は同じペースで歩けない 最悪な歩き方でした。
それは、nobyの性格そのものです。

途中、展望が開けて、眼下のきれいな景色が見える『ビューポイント』で休憩したときに、
「できるだけ 小刻みに少しずつ 体の上下動をしないで歩くのが、疲れない歩き方だよ」って教えました。
紅葉ちゃんは、無理しない足の高さに足を置いて、力を使わないで良い登り方をしてて、上手に登ってるよって。

『ハイキングコース』とは言え、途中何度も『危』のマーク付きの岩場があり、
紅葉ちゃんの口数が少なくなり、不機嫌になってきました(笑)
休憩する?とか、景色を見る?って誘っても、「ここで止まりたくない」って 
最後なんて、「景色なんて、どうでも良い!!」ってね ^^;

やっとお城の石垣が見え、頂上だよって言って、登り切ったら、
「嬉しーーい!」(やっと もう 登らなくても良いーーー!!)って叫んでました。
紅葉ちゃんは、イイキャラしてて、可愛いです。

ベンチに座ったまま、動きたくなかったらしく、お城の入り口にあるお城しか見えない場所で休憩タイム。
まぁ、ビューポイントのベンチは、日向だから、暑いわなぁ ^^;
11:30というのに、お腹がめっちゃ空いてきたので、レストランでカレーを ^^
カレーを食べながら、nobyの家族みんなが 今現在 どれだけ病んでいるかの話をし、
そーじゃないかと思っていたんだけど、やっぱりみんな病んでいるのねって それぞれの良いキャラの話を面白おかしく聞きながら、食事しました。
話に興味がなくなると、紅葉ちゃんは ロコツに『話を聞いてないオーラ』を出します。
あまりにnobyが暴走して、紅葉ちゃんの興味がない話になり始めたら、ちょこっと軌道修正して、
おもにnobyにお喋りさせる方向で会話をしました。

カレーを食べ終えて、またもや休憩タイム。
やっと紅葉ちゃんが動く気になったので、紅葉ちゃんリクエストの『リス園』へ出掛け、リスにえさを与えながら、紅葉ちゃんは写メを撮ってました。

さて、降りるかって下山を始め、最初は紅葉ちゃん先頭だったんだけど、どうも様子がおかしいので、
私が先頭の方が良い?って聞いたら、「うん」って言ったので、
今度は私・紅葉ちゃん・nobyの順で降りることにしました。
岩場への足の置き方が判らないので、私が降りる姿を見たかったって。
そうじゃないかって思ったよ。もっと早く気が付くべきだったね。ごめんね。
で、私は良かったんだけど、紅葉ちゃんにはプレッシャーになるので、
nobyに、前に詰めて来ないようにって、自分のではなく、紅葉ちゃんにプレッシャーを与えないように、
紅葉ちゃんのペースに合わせて、間隔を開けて降りるようにって言いました。
nobyにとっては、
プレッシャーを与えること = 背後に立たれること で、
背後に立たれると、プレッシャーになり、横を歩くならレッシャーにならないと 最後までnobyは勘違いして、
「迫ってくるな!」っていう紅葉ちゃんの言葉に対して、「後ろを追いかけてない」って言い張ってましたが。

下山しながら、会社の人がもう一人、もうすぐ辞めるって話をし、その理由は「この仕事は自分に合ってないから」って理由だって話したら、
nobyが「こんな仕事、合う人なんて誰もいない」って言うから、
(私は好きだぞ)って心の中で思いながら、
edamのように、会社の門を出たら、会社のことなんて、すっかり頭の中から消える人じゃなきゃ、
この業界じゃ 働けないよねって話をしました。
同じフロアに チック(神経症の一種の症状)で頭を振っている人がいて、
その人の頭の振り具合が最近酷くなってきているので、いつ壊れるんだろう?って思って見てるって話をしました。

プログラマーのウツや神経症の発症率は高く、
それは太陽に当たらない仕事であること、
運動するのが苦手で頭脳系の人が多いこと(頭と体を使うことのバランスが崩れやすい)
パソコンという無機質なものが相手であること、
パソコンから放出している電磁波が脳に悪影響を与えていること、
パソコンの残像(目では認識していないが、脳は認識しているので)が、脳に負担を与えていること
長時間残業が当たり前なこと、食生活が不規則になること、食事が『エサ』になってしまうこと
納期が厳しいこと、バグを出してはいけないと言うプレッシャー
などなどなど

だから、気分の切り替えが上手なB型やAB型の人が、プログラマーには圧倒的に多く、
プログラムやバグが夢に出てくる(夢の中で解決することもあるのよーー!)ようなタイプの人は、
プログラマーには向いていない。
ただし、仕事以外に体を使うとかして、体や脳のリフレッシュがきちんとできる『仕事以外の何か』を持っていて、『仕事が生活の全て』ではない人なら、それはそれで全然OKなのだが。

究極の状態になって、壊れていく人を何人か見ているし、話もそりゃー沢山聞いている。
窓から飛び降りようとしたのを止めたとか、
何かわからない言葉を叫んで、走り出して、3日間くらい行方不明になった話やら。
「気がついたら、会社と反対方向に走っていたんですー」って 1日行方不明になった子もいる。

どの業界もそうだが、この業界は あきらかに合う、合わないがあり、
nobyは合わない人、今度辞める人は、『自分』というものを確立しているので、合っていると思うのだが、仕事が嫌いなら し方がないやね。
歳のこともあるし、初心者としてやり直せる年齢が、どんどん迫っているし。

で、nobyに、昔から思っていた「あなたには、介護の仕事が合っているのでは?」という提案をしてみた。
nobyの 『最近何かに目覚めて「天使が」とか言い始めた姉』が老人介護の仕事をしているらしい。
その姉の話を聞いているから、介護がどれだけしんどいか 介護の現場がどれだけ酷いかを力説していたが、
あなたは 人と会って、人と接して、「ありがとう」と言われる仕事をしなさい。ってアドバイスしました。
子供好きではないけれど、子供の相手が上手なので、子供相手でも良いんだけど、
なぜか子供より老人の方が良い気がしてます。
それは、(私が現場にいないからよく分かってないのかも知れないけど)時間がゆっくり流れている気がするから。

上下女に挟まれた長男。
両親もそのうち歳を取るし、覚えておいて損はないぞって 職安の講座を薦めてみました。

☆☆(会社名)を辞めるか、職業訓練所に通うか、迷ってるって言うから、
ん?学校って、会社から通わせてくれるの?そういうシステムがあるの?って聞いたら、
いや、会社のじゃなくて、職安のだって言うから、
んじゃ、どっちにしても、会社辞めるんじゃん
じゃぁ、答えは決まってるんじゃん!って言ったら、
その瞬間、nobyは、「自分は会社を辞めることを選択していたんだ」ってことを自覚したみたい。
自分のことは、見えないもんだね。

コンビニで朝会ったときに、ロレツが回ってなくって、怪しい喋り方をしていて、
ああ、ヤバイなぁって ここまでの状態なんだ、これは 薬のせいか?っ思ってたんだけど、
喋り方がどんどん普通になってきて、お腹から声を出すようになってきたので、
「気がついてる?喋り方が変わってきてるよ?」って言ったら、本音で喋ってるからだって言ったので、
口調や内容じゃなくて、発音の仕方が違ってきてるんだよって教えました。
口先だけで喋ってたけど、お腹から声が出るようになったんだよって。

登山という運動をしながらお喋りをしていると、「喋ること」を意識しないと声など出せません。
ゼーハー ヒーハー状態なので、『言葉を出す』ことを(無意識ながら)意識しないと言葉にならないのです。

自分の進路が見えてきて、ちょいと元気になって、
日ごろ全然人と喋ってないって言ってたけど、今日は たくさんお喋りして、
自分の考えを人に喋って、
家族の困ったことを人に喋って、ネタとしてオイシイと笑い飛ばされて
心の中身を声を出して 口から外に吐き出すという行為は、やっぱりとても大切なことだなぁって改めて思いました。
誘ってみて良かったです。(それも 引きずられるから、私一人では無理だったので。)

駐車場に着き、別れの挨拶をしていたら、朝の声に戻っていました。
口先だけで発音している ロレツが回っていない声。
毎日 山に登りに来なさいって言っておいたけど、たぶん無理かな。
すれ違う人に、「こんにちは」「おはようございます」って言う
それだけでも違うのにな。

聞いてみたら、男友達は1人しかいないらしい。
「悩みを相談する」目的だけではなく、言葉を吐き出せる人がいないのが、一番の問題だから、
友達を作る方向で頑張ってみるようにってアドバイスしてみました。

紅葉ちゃんと一緒に走り出し、『PO』のエステへ出掛けて、紅葉ちゃんは毛穴掃除(2100円!!)を
私は干してあったお布団を取り込みに一度家に戻ったら、teaがいて、テトの『PO』デビューするかー!って 何か浮き浮きして
でも、本音は紅葉ちゃんを見たかったらしい(決して本音は言わないが 笑)
透さんにしても、一緒にお昼ご飯を食べていたノムラさんにしても、teaは人嫌いを自称していながら、自分から積極的に会いたがる。
面白いなぁって思いながら 二人が話をしているのを見ていたよ ^^

夜、筋肉痛が始まって ちょいとホッとしました。
(久しぶりにクライミングをしたら、2日後に、御岳登山のときは、半日後に筋肉痛だったので、ちょいとお歳を感じていたのさ ^^;)


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