★ 夏海の日記 ★
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ふえ〜ん 怖いよーーー
昨日から、上司のスパルタ塾が開幕したの。 上司の教えを請う時は、いつも とても怖い。 日頃の陽気さが消えて、じっと黙って見られている恐怖。
知っていることか、知らないことか 教えられたことか 教えられていないことか 覚えているか 覚えていないか 「どうする?!おれ!」って カードを選択する。
質問したことに対して、私が口を開くまで、じっと黙って見ている。 たとえそれが 30分だろうとね。 その『間(ま)』が、怖い。
ひぇ〜 怖いよーーー って思いながら、脳みそをフル回転させ、 「知りません」 「分かりません」 「覚えていません」 そう言って降参すると、やっと教えて貰える。
答えたら 答えたで、「何でそう思うの?」って逆に質問される。 だから、適当に答えることができない。
その仕組みが、きちんと理解できていないと、 答えた後に、また冷たい汗をかかないといけない。
「覚えること」に対して、このやり方は、正しい。 でも、怖いのーー(;_;)
たぶん 今週いっぱい、この怖い時間が続く。 ふぇ〜ん
ゲスト【シンさん】題名:エール 投稿日 : 2006年6月14日<水>17時59分 夏海さんファイトー♪ でも、無理しないでねー。
【夏海】題名:ありがとう ^^ 投稿日 : 2006年6月16日<金>23時27分 シンさん ありがとう ^^ 一週間が あっという間に終わりました。 何とか終わったよーーー んでもって、まだ半分残ってたりするし〜 (。。; んでもって、んでもって、新しい仕事の依頼も来る予定だし〜 自分のペースでできない焦り(私が)と、 自分のペースでできないイライラ(上司)と (何でもっと要領良くできない?!って 何度も言われたの T^T んなこと言われても、初めて触る機械なんだし〜)
ほら!自動車学校で、初めて路上講習を受けた時に、 「ここ右」「ここ左」って言われるままに道を走って、 学校へ帰ってきて、「ほれ!もう一度同じ道を行ってみろ」って言われるようなもんよ。
何とか 機械の使い方は解ってきたものの、 要領良くは、まだ無理ですったらっ!
今日は、帰りに整体へ行ってきました。 「筋肉が硬すぎて、骨が動きません」って言われました ^^; 仕事をしている時の姿勢と、クライミングの話をしたら、ゲラゲラ笑われました。 「ああ、通りで!凝りだけじゃなくて、筋肉だよなぁって思いましたー」だって(笑)
取りあえず、来週もう一回行ってみます。
上司は、とっても愉快な人物で、 んでもって、仕事は私と上司が二人で組んでやっていて、それ以外の同僚は、違うチーム。 だから、上司が仕事に厳しく、怖い人だとは思われていません。 nobyや、edam(同僚)の上司は、とても頭が良いけれど、 教え方や人への接し方が上手ではなく、そして人を小馬鹿にし、尊厳を傷つける教え方や注意の仕方をします。
「自分達と夏海さんとでは、違う」とよくedamに言われます。 仕事以外の上司が愉快な人だから、愉快に仕事をやっていると思って私をうらやましがっています。 でも、結局やっている仕事は同じで、お互いの上司に指摘をされる場所やそれに対する対処の仕方、 上司をどう納得させ、自分の発見を仕事の成果として残すか など、同じ手順で同じようにするのです。
以前nobyに、「夏海さんは設計さんと仲良しだから」と言われましたが、 仲良しなのではなく、上司の方針で、脇の下に思いっきりイヤな汗をかきながら、 設計さんに直接話を聞きに行く機会が何度もあり、 設計さんに突っ込んで話を聞くものだから、反対に嫌われていることさえあり、 または、仕様が方向転換していることを 直接聞く機会があるだけなんです。
私が成果をあげ、nobyやedamが成果をあげない(edamはバグを見つけるのが嫌だと言います)理由は、 自分の仕事は何か を 理解しているか していないか なんだと思う。
その「プログラムにバグ(不具合)がある」ことを前提に 仕事に向かう私と、 バグを見つけてしまって、上司に納得させる手間や困難を できるだけ避けていたい edamと パニクって説明しきれなくて、納得させられないことに またパニクって、壊れてしまったnoby。
昔開発に携わっていた私や上司は、人間が作るものには 必ずバグ(失敗)が含まれていて、 それを お客さんに手渡す前に、事故につながる前に阻止するのが、今の自分の仕事だと意識して仕事をしています。
シンドラーのエレベーターのように、人を殺してしまったり、怪我をさせたり、 不良品を大量に作ってしまって、莫大な損害を与える前に。 機械は高価で、それを買ったお客さんに不利益をもたらさない為に。 高価な機械を買ったお客さんが、倒産したり、借金のために自殺などしない為に。
自分の為だけでなく、会社の為だけでもなく、お客さんの生命を守る為に、私は私の仕事をしています。
相手の顔が見れない仕事だから、そう意識することは難しいのかも知れないけど、 自分の仕事をきちんと理解しているのと そうでないのでは、 仕事へ向かう意識が違ってきて、意識が甘いと、重大な問題を見逃してしまう恐れがある。
シンドラー社のエレベーターのニュースを見て、改めて 自分の仕事の重大さを 心に置いて、襟を正している私です。
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