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| 2006年03月03日(金) | 仏陀が悟りをとうとう開きました |
長かった本を今朝読み終えました。
昨日の朝、やっと仏陀が悟りを開きました。
書きかけの長編を何本も持っている 夢枕獏さんが、最初に完成させた本でもあります。
本当に 笑っちゃうほど 読みやすくて、イライラするほど 同じ文章が多くて（笑）
でも、初めて出会った時（何と１０代！）時から 好きで 読み漁っていた作家さんです。
生きる意味の根本を 狂った魂の叫びを あちら側に行きそうな自分を抑えている愛情やモロモロのしがらみや
ドロドロした 魑魅魍魎が出て来て、そりゃー凄い勢いで 色んなものが死んでいきます。
人や人じゃないものが。
今回も 物凄い人が死んでいきました。
人が死ぬ本を読めるようになるまで回復できたんだということと、
本を読めるようになるまで回復したんだという思いと、
電車の中で 本が読めるようになるまで回復したんだという思いと
色んな思いの中で 仏陀が悟りを開きました。
人間は 全ての人間は 怒りや 憎しみや 悲しみや そう言った『負』の感情でさえ
全て『是』（よし）
生きていることだけで、そこに存在しているだけで 全て許されている。
全てが 正しい。
自分で 自分を認めること
自分で 自分を許すこと
頑張って生きてきた自分を 労わること
一緒に生きてきた この体を 慈しむ（いつくしむ）こと
自分で 自分を愛すること
簡単で 難しいこと
でも とっても大切なこと
忘れちゃいけない とっても大切なこと
【３月１日 掲示板から】
