★ 夏海の日記 ★

目次前の日次の日


2002年02月10日(日) 聞いては いけない言葉

お友達の1人にAさんという人がいます。Aさんとは、HPを通して知り合って、それ程その人を知っている訳ではないのですが、親切で、面倒見が良い人です。でも、時々 『ブラック・A』さんに変わってしまうという印象がありました。

さて、金曜日にチャットをしていると、Aさんが入って来ました。入った途端に、毒を吐いていたので、今夜は『ブラック・A』さんなんだと思いました。何を言っているのか、意味が分からなかったので、質問をしても返事はなく、ただ自分一人だけで話し、「支ね」という言葉を吐いて、落ちてしまいました。
その場に居たのは、私ともう1人...。一体何が起きたのか、2人とも分からず、「どうしたんだろうね?」とお互いに言っていました。

私は、どういう字を書いても、「しね」としか読めないその毒を気にしないようにしました。今夜は『ブラック・A』さんで、たまたま機嫌が悪かっただけだったんだと思いこもうとしました。
なぜなら、私は 『そちら側の人間』だからです。

『そちら側の人間』....
私は、生きていたいという思いが希薄なんです。生きることに絶望している。何の為に生きているのか、分からない。どうして生きていなくちゃいけないのか...。

騒動は、日曜日に起こりました。
Aさんが、HPを辞めるという話になったというんです。そして、その原因になったのが金曜日のチャット?と言うことになり、最期にコンタクトを取った私が話を聞かれました。
そして、その夜に入室したチャットで、「しね」という言葉が、私に宛てた言葉だと、初めて思い知らされました。

なぜ?私が何をしたの?
どうして生きることを否定されないといけないの?
そして、何よりショックだったのは、その言葉を言われたことを肯定されたことだったんです。
言われても仕方ない対応の仕方をした.....。

何を聞いても返事を返してくれない、そんな『ブラック・A』さんに、どう対処すれば、その言葉を吐かれずに済んだんでしょう?
私のせい?私が、言われたの?私に、『しね』と言ったの?
言われても仕方がなかったと、そう言うの?

絶望
そう、チャットで私は絶望しました。生きることを否定されて。生きることを否定された言葉を吐かれたことを肯定されて。
PCの前で号泣しました。声もなく。同じ部屋には夫がいます。夫に気づかれる訳にはいきません。何て説明したら良い?「しね」と言われたと?そんなことは、言えるはずありません。ただ声もなく、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら、それでもチャットから落ちることを許されませんでした。
なぜ『ブラック・A』さんが辞めることになったのか を知るために。
その場に Aさんは 居ませんでした。だから、本当のことは、誰も知りません。何が何だか一番解っていない私が、一番の原因だと言われている。

途中で夫に話しかけられ、泣いている顔を見られました。「そんな顔をしてまでPCに向かわなくても...」と言われました。確かにそうなんですけどね...。
結局2時間以上付き合って、結局訳が解らずチャットを落ちることを許されました。

絶望していました。
お風呂に入り、号泣しました。もう我慢する必要もなく、声を出して号泣しました。なせ?どうして?私?生きることを否定される何をしたの?
そして、もし私が死んだとしても、ネット上での付き合いしかしていない人たちには、私の死すら判らないままなんでしょうね。ただ、今夜のことがショックで、ネット上に上がってこないようになった。その程度の認識しかないでしょう、そんな人の為に死ぬ?私が?!

久しぶりに手首に意識がいきました。じっと手首を見つめて泣きました。
首の頸動脈にも意識がいき、頸動脈がどくどく言うのを意識しながら泣きました。
泣いて 泣いて 頭が痛くなるまで泣いて....
2時間近く入っていたかな...。泣き疲れてお風呂から出ました。


夏海@夏海のお部屋 |★お手紙★夏海のお部屋★

My追加