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私の家が取っている新聞に、週に2回精神科の先生のコラムが載っています。 私が、『鬱病』をしていたとき、不眠ももちろんあったので、睡眠導入剤(略して『眠剤』)を服用していました。 最終的に行き着いた病院まで、3つの病院に通い、各病院で処方された『眠剤』は、それぞれ別のもので、どれも私には相性が良くなかったらしく、効かなくて眠れない夜が続きました。(最後に行き着いた病院の処方の『眠剤』が、ちょっと効き目があったので、これで助かった〜ってホッとしたのを覚えています) 考えて見て下さい。例えば、頭痛薬は、みんなが同じお薬を飲んでいますか? うちでは、私が効くお薬と 夫が効く頭痛薬(いずれも市販薬)は、それぞれ別のモノで、夫のものを私が飲んでも効かないし、夫が私のモノを飲んでも効き目がイマイチです。 頭痛薬でもそうなんですから、『眠剤』の効き目がなくても、不安に思ったりしないで、『合うお薬』に変えて貰えるように、お医者さんに相談して下さい。 今朝の新聞で初めて知ったのですが、不眠症には、『寝付きが悪いタイプ』『夜中に起きるタイプ』『朝早く目覚めすぎるタイプ』に別れるそうです。効き目が悪いのは、処方された薬の効果とは、タイプが違うのかも知れませんね。 新聞の内容の中でも、私の注意を一番引いたのは、『服用を勝手に止めたら、リバウンドして一過性の不眠症を招く』っていうことです。(そういうことは、早く教えてよ!知ってました?) でも、よく考えると、精神安定剤も、抗鬱剤も、段階を経て、徐々に手を離していかないと、リバウンドして状態が不安定に戻るってことは知っていたので、同じく精神に作用する『眠剤』も同じなのだと思えば、なるほどーって思うんですけど。 『医師に相談のない自己判断は、結果的に症状長引かせることに』も、なるほど!と思います。 私は本当に真面目にお薬を飲んで、先生の言うとおりに段階を経て、徐々にお薬から離れていったんですけど、知り合いの人は、それは それは自己判断で飲んだり飲まなかったりしたため、未だに不安定なままで、ちょっと良くなってはぶり返して..を繰り返しています。 (精神が安定して来たら、お薬からの手の離し方や、リバウンドの危険性をちゃんと説明すべきですよねぇ!!) 『くせにならないように』って、お薬を飲まないと、余計にくせになるって思って下さい。現在のお薬は、『依存症』も殆どないので、風邪薬のように、症状が治ったら、ちゃんと手放せるのですよ!だから、治るまでお医者さんの説明通りに 頑張ってちゃんと飲んで、早くお薬から手を離せるようにしましょ♪
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