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| 2001年06月27日(水) | 離婚会見？（トラウマについて） |
堺正章さんが、離婚しちゃいましたよね〜！岡田美里さんでしたっけ？元妻さんは。
彼女の『心理的外傷』（略字がイマイチ不明なので．．．＾＾；）についての発表を聞いて、ＣＢＣテレビで夕方のニュース番組のワイドショウ部門のキャスターが、それはもう、腹の立つコメントをしていました。（もともと彼のコメントは嫌いだったんですけどね。）
心理的外傷のない人には解らないんでしょうが、相手がその気がある、なし に関わらず、本人が そう思ってる 時点で、もうダメなんですよ〜！！
私のトラウマは、父なんですけど、父は暴力ではなく、言葉で私にトラウマを植え付けた。『いやみ』や『含み』なしで、話をしない父に育てられ、しかも家族で唯一その言葉の意味を理解してしまった為に、（他のメンバーは、言葉を直球で受け止めていた）私は父の『可愛がる条件』に当てはまってしまったんです。なので、今でも私は『父の可愛くてしょうがない娘』なんです。高校生になる頃には、もう父と会話はしなかったんですけど、父は反抗期としてしか認識しておらず、未だに会話をしないのは、母のせいだと思っています。
私は被害者です。父のその言葉の習慣のせいで、私は人の言葉には、『必ず裏がある』のが普通だと思って生きてきました。相次ぐ転校で 苛められたり、裏切られた所為もあるけれど、人の言葉を、その言葉通り受け取ることが出来ませんでした。良く言えば、『意を汲む』ってやつですか？なので、先生や大人のウケは、バツグンに良かった。ウケが良かったことで、他の人もそうなんだってことを もっと確信して、『変化球』にしか言葉を受け取らなくなりました。
『直球』の言葉に対して、裏を読む．．．．それは、私にとって、例えば英語を日本語訳として読むようなもので、自然に変換作業をするんです。言葉を、その言葉の裏の意味を自然に考えてしまう．．．これって、普通じゃないですよね？でも、それが普通だと思って生きてきました。みんな、言ってるコトと、心の中は違うもんなんだって。（これが、私の言うところの、『相手の頭で ものを考える』っていうことなんですけど）誰も本音で語らないって思っていました。特に女の子は、その傾向が強くて（まぁ、苛められたせいもあるんですけど）、なので、ずーっと女性恐怖症だったんです。（なのに、女子短大へ進んだって、私ったらチャレンジャーだこと＾＾；）
結婚して、その後夫の両親と同居して．．．もう、ズタボロに疲れて、疲れて！何を聞いても『嫌み』に聞こえる。何て意地悪な人達なんだろうって、ずーっと思ってた。でも、心が壊れて初めて、人は本当は直球で話をするんだって『知った』。
３０才過ぎて、初めて『知った』。そして、私が『被害者』だったってことを、堺さんの元妻の岡田さんの会見を見て、初めて判った。そして、私は過去に遡ったの。この過去への旅をした数日間は、かなり辛い日々でした。
心理的外傷って、そういうことなんですよ！！相手に そういう気が ある ない なんて関係ない。堺さんが、暴力を振るうとか、振わないなんてレベルの問題じゃなくて、岡田さん側の問題なんです。岡田さんは、被害者なんですよ！それに対して、キャスターは、岡田さんが「我が儘だ」と言わんばかりのコメントをした。そのコメントを聞いて、吐き気がするほど不快だったのは、私の傷もまだ治っていないからだったんです。
キャスターの言い分は、こうでした。『毎日宅配便が届く。なので、それを消化するために、私が食べたいものが食べられなかった』の岡田さんの主張に対して、「しょうがないじゃないですか〜。だって、堺さんは、人気者なんだから〜」
フンっ！！料理を軽く見ている、いかにもおバカな男の言う台詞だわ！！与えられた大量な食材（欲しい物ではない！）を、腐らさないように料理を作って、消化してしまわないといけない って、どんなストレスが掛かるものか！！それが毎日毎日続くなんて、私にだって耐えられない。しかも、堺さんは、それを本当に毎日ちゃんと食べてるの？
『週に４日ゴルフをしていたのに．．．』に対しては、「そんな人は、大橋巨泉さんだけだ」って。
はっ！バカじゃないの？岡田さんも、週に４日ゴルフがしたい訳じゃないでしょう。とっても日本的な考えだねぇ！亭主元気で留守が良いって？！それをＴＶで堂々と言ってしまうなんて、恥ずかしくない訳？！
家に居ない人と、どうして夫婦でいなくちゃいけない？って、結婚しているのが不思議な両親の間に育った私は思うんですが、これって変な考えっすか？日本じゃ常識っすか？一緒に居たいと思わない人と、どうして一緒に暮らさないといけないの？そんな人の食事を、生活の世話を、どうして普通にしてるの？私には、そっちのほうが不思議です。
亭主元気で留守が良い。それが日本の常識？それって、援助交際とは言わないの？
日本の援交流行りの源は、家庭にあるような気がします。っていうか、お互いに好き合っていない夫婦に育てられた子供（お父さんの下着は汚くて一緒に洗わないとか．．．）は、愛の結晶としての自分ではなく、精子と卵子（共に汚物って表現されますよねぇ）のなれの果てでしかないって、『本能』で判ってしまって、そういう自分って、愛せます？
日本人は、もう気が付かなくちゃいけない。せっかくバブルも弾けてくれたことだし。お金を稼ぐことだけが愛情表現じゃないと思うの。
