★ 夏海の日記 ★

目次前の日次の日


2001年06月24日(日) 大人と子供

もともと、子供のまんま大人になってしまった最悪な父だったんだけど、ちょっとましになって来ていたと思ったら、最近 最悪な状態に逆戻りして、実家に住んでいる母と妹は、怒り心頭&困ってるらしい。
もうすぐ7才になる甥っ子が、どうやら『じぃじ』は、変な大人だってことに気付いたらしくて、でもそれは母や妹が甥っ子にそう吹き込んだせいだと父が怒っているらしい。「オレをバカにしてる」って。
どれだけ そうさせないように 努力をしているか、父には理解できていない。理解する気もない。
父は反省をしない人で、過去さえない『幸せ』な人です。父の世界には、父しか住んでいないので、誰かを労るとか、協調する、助け合うなんて知らないで、今まで生きて来ました。

最近1階に降りて来たがらず、1人で2階で孤独にビデオを見ている甥っ子に、そう説明した。
「子供の心に子供の身体は、普通だけど、大人の身体なのに、子供の心のまんまな大人がいるんだ〜。じぃじは、身体はおじいちゃんだけど、心は子供のまんまだから、子供だと思って、大目に見てやってね。私も困ってるんだ〜」って。相手は小学1年生の子供なのにねぇ。
甥っ子の答えは、「困ったネェ、おばちゃんのお父さんなのにね〜」だった。こう孫に言われてしまう祖父って、何だかなぁ...

私は、小学4年生の時に、大人でも大人じゃない人がいる、ってことに気付いた。ってことは、子供じゃいられないってことでしょ?自分が大人でいなくちゃいけないんだから。私の子供時代は、小学4年生で終わってしまったの。
いくら何でも小学1年生で、それを知ってしまうっていうのは、早すぎるよねぇ!
子供時代は短いので、できるだけ子供でいさせてあげたいって思うんだけど、父と同居していると、どんどん大人の身勝手さを学習してしまう。私のように、『何を言ってもダメな相手には、何も言わず無視する&適当に付き合う』 っていう付き合い方を知ってしまうっていうのは、不幸なことだと思う。

父が話し合いのできる相手ではないので、どうしてあげるのが甥っ子にとって良いことなんだろうっていうのが課題です。それも早急に結論を出さなくてはいけない。とにかく今は、ぎゅーって抱きしめて、精神的な心の支えになってあげられればって思います。


夏海@夏海のお部屋 |★お手紙★夏海のお部屋★

My追加