ココナツ日和

2004年03月23日(火) 父上の手術。

父上が入院して1週間

父上も日に日に元気になっていってるみたい(* ̄∇ ̄*)

年齢が年齢なだけに、すぐ元気に…ってわけにはいかないみたいだけど

担当医の先生が言うには年齢の割には早い回復らしい。



ベットに乗ったまま手術室に運ばれる父上の背中は

すごい小さくて泣けそうやった。


甲状腺の癌はほかの癌に比べたらたちのいい方だって

先生も言ってたけど、やっぱり体にメスを入れるのは

本人も、家族も怖い。。。


12時半に病室を出て行き

予定ではすんなり行けば6時には部屋に戻ってくるって話だった。

のでアタシは母上だけを残しいったん帰宅。

で、5時過ぎに病院に戻ってみたけど父上はまだ戻ってきてなかった。

そのうち弟や、父上の姉夫婦(叔父、叔母)も来て待ってたんやけど

6時を過ぎても戻ってこない

6時半を過ぎても戻ってこない

だんだん皆マイナスに考え始めて口数も減ってきてた


そしたら7時過ぎに看護婦さんが来て


今手術が終わりました。麻酔が覚めてから戻ってこられますので

8時頃には戻ってこられると思います。


って。。。

もっと早くに言いに来てよ!(`□´)

って事でとりあえず母上だけ残しアタシは弟と食事に出た。


食事から戻って15分ぐらいしたら父上が戻ってきた

8時間会わなかっただけやけど、父上は真っ青な顔で

なんだかやつれたように見え手術が成功したのか不安やった。。。


父上が戻ってきてから先生の説明が別室であって

その説明によると、癌そのものはとても小さくビックリしたと…

でも、転移してた例のしこりが思いのほか大きく

声帯の神経や、大動脈やいろいろなものを

巻き込んでたらしくそれを切除するのに時間がかかったらしい。

結局、左声帯の神経を切る事になったらしいので

父上はかすれた声になるらしい。。。

それぐらいですむのならぜんぜんいい!ほんとにそう思った。


病室に戻って酸素マスクをし

いろんな管が父上から出てて痛々しかった。。。

家族に取り囲まれた父上が半目を開けて

すごいかすれた声でこういった














腹減った



。。。。さすがです子捺父!

手術室から戻り、感動の家族とのご対面での第一声が

「腹減った」だなんて誰が想像します?


そんなこんなな手術日でしたが

親はいつまでも元気でアタシを見守ってくれてるって

どこかで思ってたけど、親も一人の弱い人間で

いつかはアタシが守ってあげなくちゃいけないんだなぁ

なんて思いながら家に帰った。。。


ご心配の書き込みありがとうございましたm(_ _)m


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