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2002年11月01日(金) 先月という昨日の冷たいコーヒーのこと。

いかん。
どーも風邪ひいたみたいです。

今年の私は突然プチ花粉症になったようで
くしゃみ鼻水連発すること多々だったんですが、

今日はあなた、朝から最高記録のくしゃみ八連発。
おまけに下を向くと鼻水がぽたぽた・・・・・

という、なさけなーい状態で
これはもうまさしく、紛うことなく風邪でありましょう。


あー。喉も痛い…。ううっ、熱出たらどうしよう。

明日はおともだちのお宅を訪問する約束があるのに…



トコロデ、
昨日は美容院に行ってきました。
(それがいけなかったか?)

この行きつけの美容院、
担当者は替わりましたがかれこれ6〜7年通っています。
つまり常連さんなワタクシ。

美容院というのはリラックスできるところでないと
逆にこちらが気を使ったりしてしまうので、
この店に行くまでは、毎回違ったところへ行ったりしていたのだけれど、
今は全然他の店に行く気がしないから
かなりここは気に入ったのだと思います。


ここでは、パーマやカラーなどの時、
待ち時間にコーヒーや紅茶が出るのです。

最近はこういうサービスをするお店も多くなったみたいですね。
カップもジノリやウェッジウッドなど、なかなか良い物が出てきて
ちょっと優雅な気分で、雑誌など読みながらお茶を戴くわけです。おほほのほ♪


いつものように「お飲み物は何にされますか?」と聞かれて
「コーヒーを」と答えました。

昨日は平日のわりにはめずらしく混んでいて、
インターンでなくて私の担当者の人が自らコーヒーを運んでくれたのは
多分ついでがあったからでしょう。
(この店はカットを担当できる技術者、つまりハサミを持てる人は
ふたりしかいません。)

しかし。
カップを手にとってすぐ気づきました。
冷たいのです。ええ、とても温かい飲み物とは思えません。
口をつけてみると、やっぱり冷たい!!

「あら、これってアイスコーヒーかしらん」なんて
ジョークにもなりそうにない。
この店は夏でもホットコーヒーしか出さないんですもの。

どうしよう・・・・と、ちょっと逡巡ました。
言うべきかどうか。
店の人はみな忙しそうだし、
私もどうしてもコーヒーが飲みたかったわけでもないし、
でもさ。言わないのもなんだよね。
私はもう古株のお客さんのはず。常連さんじゃない。
私が言わないでどうする。次のお客さんも冷たいコーヒーを出されちゃうかも。
だけどねぇ・・・
そんなこといちいち言うのもオバタリアン的?
ここは喫茶店じゃなくてあくまでサービスで出しているコーヒーなんだしねぇ。

なんて、迷っていると
ちょうど担当者くんとバッチリ目が合ったので
思わず言ってしまいました。
「ねぇねぇ、コーヒー冷たいよ?」

すると彼、
「うそでしょう?」笑いながら行ってしまいやがった。 (←あら はしたない)

「うそでしょう」とはなによー!!??


すかさず、見習いの古株くんが飛んできて
「すみませーん。すぐに淹れ替えますから」と言ってくれたので
「あ、いいのいいの。もう」とにこやか顔に戻ったけれど
結局そのコが熱いのを淹れ直してくれました。

その後、新米くんが
「○○(私の名前)さん、すみません。僕がコーヒー淹れたんですけど
保温のスイッチを入れ忘れてて」と殊勝に頭を下げに来て。
さては先輩(たぶん私の担当者)に怒られたな?

いやいや。ほんとにもう。
謝ってもらおうとか思ったわけじゃないのー。
でもね。
ちょいと気になりました。あの担当者の態度。

いつも明るい会話と軽いノリがたしかに彼のキャラクターだけど、
客商売しているんだし、店長の次の立場なんだし、
それに運んできたのはキミじゃないか。
カップが冷たいのに気がつかなかったの?
いくらカットの腕がよくっても、
コーヒー淹れたのが自分ではないにしても
部下のミスは自分のミス、ってくらいの意識でいてもいいんじゃないの?

と、なんとなくナットクいかない。


あーあ。
別に誰の責任とか誰かのミスを責めようという気はなかったのに
やっぱり知らん顔して冷たいコーヒーすすってたほうがよかったかしら。
そうまずくもなかったし。


「次は年内に来ます?」と聞かれて
「うん、12月に」と約束してきたけれど

はじめて、ちょっと浮気してみようかなぁ…

などと思った美容院帰りの夕方でした。








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