今日のつぶやき@日々暮らはおもしろ
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2002年07月03日(水) |
あたしんちの学校事情 |
長男が受験を決めた理由は 地元の公立中に行きたくない、ということでした。 ただ、別に誰それが行くから嫌だ、と特定の対象がいたわけではないらしく ただただその中学の「荒れているという評判」に不安を抱いたようでした。
一昨日の日記にも書いたけれど、学校からほど近いところに 巨大な高級マンション群がありまして この前なにげに「成田離婚」というドラマの再放送を見ていたら そこの町並みが出ていたのでびっくり! そういえば以前ロケに使われたって聞いたことあったような・・・ …なんて書いちゃっていいのかな。どこだかバレちゃうかしら? うちの小学校のなんと4分の1が そのマンション群の子どもたちなのです。
で、わがやはそのマンション群ではなくて 工業地域のほうにポツポツと最近建ちはじめたマンションのひとつです。
もうちょっと考えるべきでした。 マンションを買うときに、中学校がかなり遠いということはわかっていたのですが 学校の実情までは把握していませんでした。
でも学校が遠いこと自体にもやはり躊躇はあったのです。 なにしろそれまで住んでいたところは 中学校まで徒歩5分。小学校までは7分。 住宅街だけれどコンビニやスーパーも近くにあって 抜群の環境だったのです。 しかし、二男の机を置くとなるとどうしても手狭で、 息子たちには何度も学校が遠いことを念押ししましたが それでも「引っ越したい」と言うのでした。
ところがマンションの購入契約をして、まだ引越しする前に その中学で生徒が先生を殴るという「暴力事件」が起こりました。 不安は一気に増大。 だけど今さらキャンセルすれば頭金は戻ってこないし・・・
それに、当時長男はまだ小学4年でしたので 「うちの子が上がる頃には治まっているかも」と どこか楽観視していたことも否定できません。
こちらの小学校に転校してきてからも、長男はわりあい「中立」タイプで 友人も広く浅く(と私は見ている)、あまり特定の誰かとべったりということはなく でも常に誰かが遊びにきたり、誰かのところへ遊びに行ったりと行き来はありました。
ある日、長男が何やら悩んでいる様子でした。 わけを尋ねると、「今日AちゃんとBくんから『遊ぼう』って誘われたんだけど どっちと遊ぶか迷ってるんだ」と言います。 Aちゃんはマンション群の子、B君は地元の子どもです。 「3人で遊べばいいじゃない」と言うと 「だってAちゃんはこB君のこと嫌ってるし、B君もAと一緒だとイヤだって言うし…」 ・・・子供同士の事情も複雑なようでした。
そうはいっても、息子と仲のいいのは大半がマンション群の子で、 しかし彼らは公立中にそのまま上がっても別のところへ進むのです。
1つの中学校に2つの小学校から上がるのは普通だと思いますが 1つの小学校が2つの中学に分かれるというのは、あまり多くないでしょう。 しかも、そのマンション群の6年生の3分の2以上が受験して私立へ行くっていうんだから どーーなってるの!?って感じのわたしんち周辺の学校事情。
そんなこんなの不安を抱えながら「受験」という文字が少しずつ頭の片隅をちらつき始めた頃、 この日記にも以前何度か登場したH君が 息子の家庭教師としてやってくるのです。
息子が中学受験を決意したひとつには このH君の影響が大きかったと思います。 なにしろ彼は県下でも1、2のレベルの有名私立中学に受験して進学し みごとT大に現役合格した、まあいわば「受験のオーソリティー」なのですから。
って、H君が登場したところでやっとこさ受験の話に入るわけですが 前説がたらたらと長かったので、ちょっと息切れしてきました。(おいおい)
この話はもう少し続きます。 (おつき合いくださいね〜)
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