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2009年04月22日(水) 片思い。

それから彼は、こまめにメールをくれた。
亡くなった友人のことで、
わたしが気落ちしていると気に掛けてくれていたのだろう。
どんな理由でも繋がっていたかったけど、
気を遣わせているのは、どこか心苦しかった。



恋人には、少し距離をおきたい・・・とお願いした。
東京でのことを話すのは簡単だったけど、
それはわたしの自己満足にしかならないし、
わたしひとりがラクになるだけだから言わなかった。





暫くして、恋人には別れ話をした。




距離をおこうと決めたときから、
そのつもりだったし、
問題を先送りにしていただけだったけど、
どんなに時間を置いても、
もう以前のように自分を誤魔化しながら付き合うことはできないと気付いてしまったから、
別れる以外の選択肢は、みつけられなかった。




此の二年間。
彼には彼の時間があって、
わたしにはわたしの時間があった。
わたしの知らないところで、彼は誰かにときめいたり、
誰かを抱きしめたり、
誰かに恋をしていたのだろう。
・・・わたし以外の、だれか。





わたし以上に誰かを好きになったりできないと言ってたことも。
同じようなセリフをまた違う誰かへ囁いて、
泣いたり怒ったり悲しんだりしたのだろう。






恋人と付き合っていても、
恋人に恋していなかったわたしは、
ずっとココロの奥底で彼も、
きっとわたし以外のだれかに恋したりしないだろうと、
幼く淡い期待を抱いていた。




それがそうじゃなかったと彼の口から聞いたとき、
泣くに泣けなかったわたしの気持ちなんて、
彼はもう想像すらできないだろう。











それでも、彼との細い糸を断ち切る勇気を、
わたしはもつことができない。






どうして彼じゃなきゃだめなのかなんて、
理由なんてどうでもよくて。
どうしても彼が好きなんだ。
三年前から、ずっと。


雉葉 |Mail

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