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しもさんの「新聞・書籍掲載文」
しもさん
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2009年07月25日(土) ■ |
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「予習復習」が美楽しむこつ (51歳) |
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静岡新聞 朝刊(ひろば)
昨年は、映画館で映画を楽しんだ。 そして、今年は美術館で絵画を中心に美術を楽しんでいる。 今年も半分以上を経過し、その楽しみ方が分かってきた。 ある人に「美術館を楽しむこつは?」と尋ねられた時、 私の口から出た単語は「予習・復習」だった。 もちろん自分の感性を信じ、先入観なしで絵画を見ることも 大切なことだと思うのだが、 私のような素人には、なかなかその感性が磨かれない。 幸い現代はインターネットで、美術館の企画展も、 画家の経歴・人間関係も調べることができる。 また意外と面白いのが、絵画の特徴で括った派であったり、 誰の影響を受けているか、などの情報であったりする。 そんなことを、ちょっと「予習」していくことで、 目の前の絵画の理解度が全然違うことに気がついた。 もちろん、本物の絵画を見ながら聴く「音声ガイド」も 授業さながらの理解を深められる。 さらに、見終わった後、ショップで売られている 「図録」と呼ばれる「今回の企画展の詳細説明書」を 読み返すことにより、知らず知らずに「復習」ができる。 学生時代、苦手だった「予習・復習」の効果・威力を、 51歳になって初めて実感しているが、なぜか楽しい。 特に「復習」、是非、お試しあれ。
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