2003年03月01日(土) |
「年度」と切り離したい教育制度 |
娘の高校卒業式、天気は残念ながら小雨。 この時期、毎年「三寒四温」で、天候が不順な季節である。 そういえば大学受験の頃は、 毎年インフルエンザや風邪が流行る時期と重なる。 人によっては、もう花粉症にも悩まされている。 (桜が似合うはずの入学式も、昨年は散っていた・・) 人生の節目や、人生を左右する高校や大学試験が、 体調の崩しやすい冬に集中していることに、 少なからず疑問を抱いている人も少なくないはずだ。 行政を始めとした社会全体が、年度というサイクルで動き、 先生の異動などもその流れの中だから・・ そんな声が聞こえてきそうであるが、 日本全体で「教育力」に危機感を感じているのなら、 試験の時期、入学式、卒業式の日程も検討したらどうだろう。 試験の方法が目まぐるしく変わる教育改革よりも、 もっと根本的なところに目を向けた方がいいと思う。 最高の能力を最高に発揮できる環境づくりが、 私たち大人が子ども達に残してやれることだと、私は考えている。
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