2001年09月04日(火) |
人生の生きた証づくり |
毎日一枚、はがきサイズの絵を描き始めた。 と、いっても勿論、本格的なものではない。 絵手紙のような洒落たものでもない。 長年日本画を描く妻、高校で美術部の娘、 ふたりが絵の話をしているのに、 私だけ仲間はずれは嫌だとばかりに色鉛筆を購入し、 何年かぶりに絵筆を持ったというのが本音のところである。 美術の授業のときは、思うような色が出ないだけでも イライラしたはずなのに、今は、それさえも楽しい。 パソコン全盛の時代、デジカメで撮影した写真を油絵風、 水彩画風に加工できることも知っている。 しかし、あえて絵筆を持ち、世界に一枚しかない、 絵を描こうと思ったのか、自分でも不思議である。(忙しいくせに・・) ただ、四十歳を過ぎ、そろそろ自分の「生きた証」を作りたい、 という気持ちが自分の中で増幅され、 今回のような行動に結びついたのかな、と自己分析をしてみた。 日記は毎日書いているから、続けることには自信がある。 一年後、ちょっぴり上達した私の絵が、 彼女等の批評の対象になることを願って、 今夜もビール片手に筆を動かそうと思う。
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