2008年05月28日(水) |
『山のあなた 徳市の恋』 |
この映画の感想を一言で言うと、“恋は盲目”…?
勘が鋭い筈の徳市さんの勘が鈍って来る…。
橋の上でぶつかりそうになって、福市さんに「お前が人に突き当たるなんざ、珍しいこっちゃ」と言われちゃうし、「目明きの目はごまかせても、私の目はごまかせない」と自負している、“人を見る(心の)目”なのに、と〜んだ勘違いをしているし…。
“恋は盲目”なんだなぁ…、と言うのが1番の感想です。
映像(景色)も凄く綺麗だし、徳市さんの剛くんは、今迄に見た事のないタイプの人だったし、とっても良かったです。
ビジュアルは期待してなかったけど(失礼!)、一つ文句が有る!
何故、徳さんは入浴シーンが無いんだ〜〜〜?!
水泳未遂シーンは有ったけど、短かったしねぇ…。
しかし、あの泳ごうとした時の気持ちが、「死んでもいい…」という程、思い詰めて居たとは、思いませんでしたわ。
一つ驚いたのは、研一少年が「オッケー!」と言った事。
当然あの台詞も、70年前と同じな訳でしょ?
戦争になってからは、“敵の言葉”だから使ってはいけない、ってなったけど、この頃は戦争迄には間が有るから、大丈夫だったのね。
でもまだテレビも無い時代なのに、どうして覚えたんだろう?
真太郎おじさんが使ってたのかしらね???
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