2005年10月29日(土) |
あなたも渋くなりなさい! |
◆『Sma STATION-5』
TVぴあのタカハタさんの連載を読んだけど、北野武さんとの対談は、来週って書いてなかったっけ?
しかも、ぎりぎりに撮って放送するみたいな事、書いてなかったっけ???
だから、びっくりしちゃった。私の勘違いかな?
もう、「先日、お会い」しちゃったのね…。そうかそうか…。
去年ですか? 北野武監督の特集をしたのって。
それを見てて、『BROTHER』の音楽が好みかも?!って、思ったんだわ、私。
それで、サントラのCDを聞いてみたら、やっぱり好みでした〜!
でも、映画は見てません…。見る気は有りません…。すいません…。
良いですよ〜! 『BROTHER』の音楽!!
◆『チョナン・カン2』
10月27日に、帝国ホテルで行われた、『日本沈没 』制作発表記者会見の模様。
正面に、『日本沈没 』のタイトルが書かれ、その前に、テーブルと椅子が横一列に並べられています。
向かって左に銀色の屏風。その前に、司会のTBS・安住アナが立っています。
安住アナ「それでは、只今より、映画『日本沈没 』、制作発表記者会見を、始めたいと思います。
キャスト、スタッフの皆様方です。お入り下さい、どうぞ!」
映画のテーマ曲でしょうか、音楽が流れ、銀色の屏風の後ろから1人づつ登場し、テーブルに向かいます。
樋口真嗣監督。
内閣官房長官・野崎亨介役、 國村隼さん。
地球生命学博士・田所雄介役、 豊川悦司さん。
ハイパーレスキュー隊員・阿部玲子役、 柴咲コウさん。
潜水艇パイロット・小野寺俊夫役、 草なぎ剛さん。
危機管理担当大臣・鷹森沙織役、 大地真央さん。
潜水艇パイロット・結城慎司役、 及川光博さん。
お名前が出ませんが、プロデューサーの方。
テーブル、向かって右から順に、席に着きます。
安住「『日本沈没 』、キャスト、監督、プロデューサーの皆様でございます。
ご着席頂きましょう。ありがとうございます」
安住「まず、初めに、え〜、潜水艇わだつみ6500、パイロット役でございます、小野寺俊夫役、草なぎ剛さん、よろしくお願い致します」
(紹介されている間も、緊張した面持ちの剛くん。右手にマイクを持って、立ち上がります)
剛くん「(お辞儀をしながら) どうも皆さん、今日は、お忙しい中、え〜、こんなにたくさんの方が、お越し頂きまして、誠にありがとうございます(お辞儀)。
………え〜〜〜、緊張してます! ふっ(笑う)。
え〜とですねぇ、本当に、最高のスタッフ…、とそして、最高のあの、共演者の方に、支えられまして、え〜、自分の持っている力、全て、出せたんじゃないかな、と思っています。
え〜、本当に、たくさんの方に見て頂けると、良いなぁと思っていますので、皆さん、よろしくお願いします」
(お辞儀をして、ニッコリ。座ります。ホッとしたような顔で、笑っています)
安住「ありがとうございました!
先程、聞いたお話によりますと、え〜、草なぎさんの出演のシーンの撮影は、もう、ほぼ…」
(座ったまま、1度、テーブルに置いたマイクを取り、安住アナの方を向いて)
剛「はい! あのぉ………、3日ぐらい前に全て、終了しました」
安住「そうですか」
剛「はい」
安住「もう、ちょうどじゃあ今、1番、ホッとしている時期だと思いますけれども、」
剛「はい」
安住「ま、ちょっと色々振り返ると、どういう風な仕上がりになるか、心配な点楽しみな点、有ると思いますけども…」
剛「はい」
安住「ええ…」
剛「あの〜、本当に共演者のあの〜、(柴咲さんの方を向いて)方に、コウさんとか、トヨエツさん、とか…。
國村さんは、(安住アナの方を見て)あの、一緒のシーンは無かったんですけれど、大地さん、とか、あの、皆さんに、支えられて、自分が持っている力以上のものを、あの〜、出せたんじゃないかと、自負しております」
安住「はい!」
(剛くん、安住アナを見たまま、何か言ってよ〜、みたいに笑ってます)
安住「柴咲さんとは、『黄泉がえり』以来という事になりますか?」
剛「ええ。(柴咲さんの方を向いて)そうなんですけどぉ、(安住アナの方を向き)『黄泉がえり』の時は、一緒のシーンが…、無かったので、ほぼ、一緒にお芝居するのは初めてだったんですけど、あの〜、本当に、あの、柴咲さんに、(顔を見ながら)あの、引っ張られて、あの〜、ありがとうございました!(お辞儀)」
(柴咲さん、途中から、「ふふっ」と笑っていて、お辞儀をされると、笑ったまま、ひょこっとお辞儀)
剛「あの〜(安住さんを見て)、コウさんの、大きな目がですね、あの〜、とても印象的で…。
コウさんの目を見ると、とても大きいもんで、自分が映ってしまうんですよ。
だから、何でしょうかねぇ………。
こう…、しっかり、やらないといけないぞ!っと…。自分の顔が見えるんで…。
凄い、真っすぐな瞳で、あの〜、こう…、ガンガンガンガン(左手を胸元に当てて)来るもんで…。
僕もそれにこう…、刺激を受けて、あの〜、とても良いシーンが撮れたんじゃないかと思ってます」
安住「そうですか」
剛「はい!」
安住「瞳以外には何か、印象に残る事は有りましたか?」
(何故か、会場から笑いが起こります。安住さんが剛くんを責めてる感じだから???)
剛「コウさんに関してですか?」
安住「ええ!」
(剛くんが、柴咲さんを見ると、カメラのフラッシュがパシャパシャ!)
剛「あの〜、凄く…、(安住アナの方を見て)パワフルで、熱心で、あのぉ……………、あ、やっぱり、輝いてるな、って」
安住「ふふふっ! 今の沈黙は何だったんでしょう?」
剛「はい…」
安住「あ、そうですか。コンビネーション的には、草なぎさんが引っ張ってくような感じですか?」
剛「あ、もう、僕が引っ張られて…」
安住「あ、そうですか?」
剛「はい、コウさんに…」
安住「ああ〜、そうですか…。へぇ〜」
剛「はい…。(柴咲さんを見て、低い小さな声で)本当に…。
トヨエツさんも、凄く渋くて。トヨエツさんにも引っ張られました!」
(まだ1回目なので、豊川さん、静かに微笑みます)
安住「ああ、そうですか。今回、役どころは、その、潜水艇パイロットという事ですけども、」
(安住アナの言ってる事を聞いてるのか? 豊川さんの方を見て、ニコニコ)
☆映画の映像がほんの少し☆
安住「その役作りと言いますか、なかなかちょっと、普段ね、目にする事の無い、お仕事で…」
剛「(そっぽを向いたまま) はい」
(安住アナ、剛くんが、ず〜っと豊川さんの方を見てニコニコしてるので、自分の言ってる事を聞いてるのか、心配になったらしく)
安住「大丈夫ですか?」
剛「はい。(安住アナの方を見て)はいはい!」
安住「どうでしたか? 潜水艇パイロットという役は…」
剛「いろんな資料を頂きまして。あの、海底の、本当の深海の、深い所の映像だったりとか…。
後〜、ま、実際に、そのパイロットの方が来て頂きまして、色々と指導をしてくれたりとか。
ま、そういう部分が有ったので、とても、あの〜、えぇ………、感覚的には少し、あの、判っ…、判ったって言うか…。
後〜、(顔を向けて)及川さんと、あの一緒に、一緒のこう、パイロットなんですけど、え〜、あの〜、及川さんと仲良く…、あの…(笑う)」
安住「ちょっと待って下さい! 草なぎさん、緊張してますか?」
(会場からも笑いが起きます)
剛「(笑いながら頷いて)さっき、そう言えば、及川さんの名前だけ、言うのを忘れてしまったので…、ごめんなさい!」
及川さん「突っ込もうかと思ったんですけど、」
剛「ですよね!」
及川「『僕は?』って言おうと思ったんですけど、はい」
剛「結構、あの、近い仲だったんで。親友という設定なので…。
あの〜、ちょっとさっき、名前をちょっと出し忘れて、すいませんでした…」
(会場、笑う。及川さんも、剛くんを見てニコニコ)
剛「(緊張笑いしながら) 後、本当、トヨエツさんが…」
(会場笑う)
剛「トヨエツさんが、凄い、渋くて…」
(会場、爆笑。柴咲さんも笑ってます。豊川さんも、笑ってます)
剛「あの…、凄い渋かったですね、トヨエツさんね…」(及川さんに言ってるみたい)
☆その渋い、豊川さんの映像☆
田所「良く聞け! プレートの断裂は、北海道の南部から始まる」
剛「僕らあの…、あの〜、あれなんですよ…。
トヨエツさんが僕らの…、あの〜、チームのリーダーだったんで…。
あの、オイさんと、僕は、(吹きながら)トヨエツさんに引っ張られて…」
(下を向いて、笑っちゃう剛くん…)
安住「もう少し、判り易く、説明してもらえますか?! (会場、爆笑!)
豊川悦司さんに引っ張られるように…」
剛「(下を向いて、笑いながら頷いて)そうなんです、凄い…、トヨエツさんが、渋くて…」
(会場、大爆笑! ご本人も、突っ伏して笑いたいって感じのお顔です)
安住「トヨエツさんが渋い、っていうのは、物凄い良く判ったんですが、例えば、どういう所が、トヨエツさん、渋かったんでしょうか?」
剛「声とか…、たたずまいが…」
☆その渋い、トヨエツさんの映像☆
田所「富士山の大噴火と共に、
日本は…、一気呵成に沈んで行くんだ…」
(嫌だぁ〜〜〜! 怖いよぉ〜〜〜!!)
安住「非常に、じゃあ、チームワーク良く」
剛「そうなんです。あの…、仲良くなって来たら、終わってしまった、って言うか…。
本当、監督が仰ったように、ず〜っと、本当、撮影をして、居たいなって言う…、あの、気持ちには、本当、なりました」
安住「そうですか」
剛「はい」
安住「小野寺俊夫役、草なぎ剛さんでございました。ありがとうございました!」
(会場から拍手。剛くん、お辞儀をすると、グラスのお水を飲みます。おでこ、テカテカ…)
安住「さあ、それでは! 続きまして…。
え〜、今、お話が出て参りましたけれども、ハイパーレスキュー隊員・阿部玲子役でございます、柴咲コウさん、ご挨拶、お願い致します!」
(マイクを持って立ち上がり、)
柴咲さん「消防庁、ハイパーレスキュー隊・阿部玲子役を演じさせて頂きました、柴咲コウです(お辞儀)。
今日は、皆さん、お越し頂いて、ありがとうございます!
(座って) えっと…、え〜、初めて、ハイパーレスキューの服に、身を包んで演技をさせて頂きました。
実際、ハイパーレスキューに、女性は…(きょろきょろ)、今…、居ない…、ですかね? きっと…。
なのでぇ、凄く、あ、大役だなぁと、思いながら、ま、何気に不安も抱えながら演じさせて頂いて…。
え〜、いつもでも、あの服を着る度に、身の引き締まる思いで、撮影をしておりました!
え〜、最近、凄く、あの、各国で自然災害が有ったりだとか、ん〜、人間自身が、ん〜、ちょっと、破壊的な行動を取るような事件も取り沙汰されていて、自分としても、凄くリアルタイムなお話だなぁと、思いながら、え〜と〜、撮影をさせて頂きました。
でもきっと、その、不安を煽るような物語と言うよりも、希望を掴めるような、映画になってると思うので、是非、え〜、皆さんに見て頂きたく、思っております」
☆映画の映像☆
小野寺「守りたい人が居るんです。
奇跡は起きます! 起こしてみせます!!」
(素敵〜〜〜!)
安住「草なぎさんとのコンビネーションはいかがでしたか?」
柴咲「(剛くんを見ながら) 草なぎさんはぁ、不思議な人だな、って思いました」
(剛くん、そうお?みたいな顔で、ちょっと柴咲さんを見ます)
安住「はあ、どういう所が?」
柴咲「う〜ん………、今、緊張してるようには、私は見えないですし、」
安住「草なぎさんは緊張していない?」
柴咲「この場を楽しんでいるように見えました…」
安住「ええ、ええ、ええ…」
剛「柴咲さんは、いつも僕を、あの………、見ているようで…」
柴咲「ええっ?」
剛「心の中を、覗かれているようで…」
柴咲「(小さな声で) そんな事は…」
剛「(安住さんの方を見て) でも、仲は良いです!」
(会場、笑う。柴咲さんも、「あははは」って感じで笑ってます)
安住「ああ、そうですか?
凄い何か、盛り上がらない『新婚さん、いらっしゃい』みたいになっちゃったんですけどね…」
柴咲「きゃははっ」
安住「コンビネーション、非常に良かったという、非常にそういう…、気さくな、感じで…。
草なぎさんは、グイグイ、柴咲さんが引っ張ってって下さったっていう風に仰ってましたけど、その自覚は有りましたか?」
柴咲「でも撮影中になると、どうしても、こんな…、あの、若造なのに、つい口を出したくなってしまって、もしかしたら困らせてたかな〜と、ちょっと本当に反省する所はたくさん有るんですけどぉ、そんな時でも、草なぎさんは、『あ、良いよぉ〜』とかって言ってくれて、あの〜、凄く、あの〜、助かりました。
あの〜、常に受け止めてくれてたんで…」
☆映画の映像☆
提供の文字と声が被ってますが…。
安住「そこの所を、草なぎさんは、パワフルで、と仰ってたんでしょうね?」
剛「はい、あの〜」
CM明け。
剛「えっと、日本を代表する、えと〜、映画が出来たんじゃ、ないかと思ってます。
え〜、33年前に、え〜〜〜、有った『日本沈没 』を、遥かに上回る、え〜、超大作な、映画に、なると思います。
是非ともですね、え〜、皆さん、ご覧になって下さい!
小松左京さん、ありがとう!!」
(会場、爆笑! 剛くんも、ぐふっ!って吹いちゃいました…)
★剛くぅ〜ん!
もうねぇ、緊張すると笑う癖と、特定の人をじ〜っと見詰めて話す癖、炸裂ですな…。
大部分、安住アナに向かって話してるんだもん…。
後ね、これ見た人、「草なぎは、女性より男性の方が好きなのかも?」って、思っちゃったかもよ???
柴咲コウさんよりも、豊川悦司さんに、ラブラブなんだものぉ〜?!
それと、マイクを持つ右の袖口に、青い物が見えるんですよね。
ワイドショーの映像でも見えてたかしら?
『いいとも』でしてた、トルコ石のブレスレットかな?
柴咲さんが、“こんな、若造なのに”って言ったのを聞いた時、剛くんの事を言ってるのか?って、びっくりしちゃいました。
自分の事なんですよね。
でも、若い女の子が、自分の事を“若造”とは言わないよね? あんまり。