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鳴門 二次創作 長編小説 予告???【鳴門】
2014年07月11日(金)

 ある日、木ノ葉の里の住民から忽然と


「馬鹿なこと言ってるんじゃないよ、ロック・リー!」

「我愛羅はあれだけ、あんたたちのこと羨ましがってたんだ」

「こともあろうに何であんたが、あの男のことを忘れたりしてるんだよ!?」


 一人の上忍の『記憶』が消えた───。


「どうして・・・どうして僕は、忘れてしまっていたんだろう・・・。
ガイ先生のことを・・・何で・・・・・!?」


『いいな? 今見たことも、俺のことも、忘れるんだ・・・カカシ』

「・・・・・・ガイ・・・・・・!」


 木ノ葉の忍びの証・額当てを置きざりにし、全てに背を向け里を出たマイト・ガイ。
 その理由は、近年注目され始めた新興王国・粒の国に───。


「何だ? やけに粒の国についての記事ばかり、集めてあるような・・・」

「数年前、ガイが先代・火影様と一緒に訪れた粒の国での、行動の記録が曖昧なんだ」

「粒の国、ってどんな国でしたっけ?」

「あたし、知ってるわ。いろんな宝石の鉱山を持ってる国で、特に最近はそれをあしらった忍具が人気だから」

「宝石をあしらった、忍具・・・?」


 カカシがあの夜見かけた、闇にまぎれるかのごとくひそやかな空気を纏っていたガイ。
 いつもの強烈な存在感がなく、茫洋としていた。

 そう、いつもは宝飾品など縁のないはずの彼の耳で輝いていた、玉虫色の宝玉のように・・・・・。


 だが、忍は里の意思なしでは外に出ることはかなわない。
 手をこまねいていたカカシたちの前に、予想外の救いの手が───。


「あなたが───はたけカカシさんですね?」

「彼が、ガイを呼び寄せた粒の国の使者だ───と言ってもか?」

「───条件があります。
俺だけでこの任務は荷が重過ぎる。
ガイ班とのフォーマンセルを望みます」


 そしてカカシは、ガイ班の3人と共に、全ての謎の鍵を握る 粒の国へ。


「覚えていてくれるなんて・・・思わなかった・・・っ!!」

「俺にあの術を教えてくださったのは、
他ならぬ師匠・・・あなたでしょう?」


『単なる私のワガママです。
でもガイ、あなたには、この術を会得してもらいたくて』

『さようなら・・・でもありがとう・・・。
私を師匠と呼んでくれて・・・弟子になってくれて・・・』

『もう・・・会うことが出来ないんだ・・・。
会っちゃだめなんだ・・・師匠・・・!』

「あの男の存在、そのものが、既に木ノ葉の里だけの問題ではなくなっているんだ」


 ───カカシだけに密かに命じられた、重い任務と共に───。


「絶対に、マイト・ガイを取り戻せ。
・・・・・例えヤツを抹殺することになろうともな」


「目を閉じるな! 耳を塞ぐな! 
忍びなら、眼前のありのままの現実を受け入れるんだ!」

「ガイ先生ーーーーーーっ!!!」


 鳴門二次創作長編小説「粒の国の冒険〜not forget〜」 近日公開!!





 ・・・・てな話を、書いてみたいんですよねー。
 むろん、設定イロイロ捏造しまくり、趣味出しまくり、オリキャラ多数登場の話。しかもスケールはあんまりでかくない(威張れん☆)
 筋がけっこーおぼろげでしかなくて、形としてはもう少し固めてからじゃないと、発表なんてムりなんですが。
 勢いで「近日公開」なんて書いちゃいましたが、期待しないで下さい。プレッシャーに弱いし、時間もないから。
 しかし、よもや似たような話、ひょっとしたらアニナル辺りでやってたりせんだろな。でも、アニナル全部把握するの、原作全部把握する以上に難儀なんだよ・・・・・・・(ーー;;;)

 この話、そもそも2014年に劇場版の新作が作られる、と聞いた時に、何故か思いついた話でして。

「あー今回はガイ先生、少しは出てくれるのかな? ま、カカシは出るだろうけどー」

「出ない、とまでは言わないけど、そんなに活躍はしてくれないよなー」

「もし、ち☆ が長編の話書くとしたら、どんなんだろ? もちろんガイ先生メインで」

で、ここまで色々と考えてしまうあたり、重症だよな☆







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