2005年02月19日(土)
ひとときの相合傘。



うっすら雪が積もっていた朝
キミとのデートに出かける私
今日の忘れ物はないはず

ちょうど電車を乗り換えたときに携帯が鳴る
鬚を剃っていて流血したまま止まらないだとぉ?!

「私が着くまでに止めて」

                  「じゃあすみれさんも血ィ止めて」

あたしのはオンナノコじゃ 
無理無理(爆)


あれー
迎えに来てくれるはずのキミがいない・・・
しばらくして電話が来る
えっ?もう来てるって?
・・・なんだ そこにいたのかよ


予定は昨夜のうちに決めておいた
でもホントは迷ってた
だって行ったって「何も出来ない」んだもの
まあ 文字通り休憩すればいいか と
やっぱり行くことに


緊張するんだよな こういうの
月曜日に逢ってはいても キミとはまだ2度めだし
押し倒すようなキミではないことも知ってる

ベッドに寝転び 
「ここに座りぃな」
と自分の横を指す
椅子に座っていた私が移動

ブラウスの裾をさっとめくり つまむ人(笑)
やめてくれ〜〜〜!と抵抗しているうちに羽交い絞めにされ
耳と首筋を愛撫してくる

ショーツを下げるキミにかなり抵抗しても
唇がクリに触れたら 途端に力が抜ける



少し早く出て街を歩く
まだ降り続く雨
初めはそれぞれの傘を差していたけど
途中からひとつに
束の間だったけどね


「いつもは電話でしか声が聞けないのにさ

 不思議な気ィせえへん?」

それまでの会話を全く無視したこの言葉(笑)
キミらしいよな

私はなぜかそんなに不思議な気がしない
そんなことを思うこともなく 自然と話せてる

キミって
何するにも早いんだよなぁ
入る店を決めるのも
何を選ぶにも
「ええか?」と私に尋ねてOKすると
もうアクション起こしてる

これもまさにキミ



帰り道
揺れる電車の中で キミは無言で腕を出し
「ここにつかまって」と目で語る

私の最寄り駅に着き 上りのホームへ
電車が来るまで3分

「まあ 明日も逢えるけど」

と言いながら手を差し出すキミ
握り返す私



明日 どこでランチしようか