竜の爺の戯言日記
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2005年02月18日(金) 過ぎた事鮮明なれど語れずに 今は野中の風にたむろう

志賀高原から帰ったばかりでまだスキー板の手入れもしていないのに
ウィスラーのツアーを検索して、え、こんなに日本人が出向いているのかと思うほど、
どこの旅行会社もツアー発売を締め切っている盛況ぶりに唖然としている。
はなっから、行く気はない竜の爺だが、志賀高原で同部屋になったツアー客が
ウィスラーに行くという話しをしていたとかで、これを聴いた妻が、
一体ツアーに掛かる費用は幾らかと興味を示したことによる検索で、
5日間の旅(生き返りも含めてだが)で10万円以下が並んでいる案内に、
思わず検索の条件を提示してみた、ホリデイツアー空席照会結果は
何と

●申し訳ございません。ご希望コースのオンライン予約はお受けできません。
  ご希望コースは発売を締切しております。

◆別のフライト・ホテル選択や他の出発日、
  他のコースにて空室照会をされる場合は「戻る」ボタンを押してください。

しかし、然しだ、いくら検索しても2月のウィスラーのツアーは総て締め切った後で、
憮然としたままが収まらず、この外国ツアーに詳しい友人に電話を入れて聞いてみたら、
ウィスラーのツアーは発売と同時に殆どのホテルが塞がってしまうから、
よっぽど前に計画して、コンタクトをしっかり取っておかなければ無理だろう、と言う話だ。

改めて日本人の外国ツアー参加に驚く。
ま、竜の爺もカナダで滑ってみたいとは思うが、あの飛行機が・・・(笑)ハイ、飛行機に乗らないと・・・
北海道はいつも海底を走り抜ける夜行列車を利用しています、竜の爺は

        飛ぶときは振り返るなと雛に言う 空の青さが身に染まる日に

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18 日 ・
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【かの子忌】

画家の岡本太郎の母で、作家・仏教研究家である岡本かの子の命日。
作品には『老妓抄』がある。東京生まれ。作品よりも万博で有名になった岡本太郎の母親だという点に
軸をおいて紹介されるが、岡本太郎のエネルギーの爆発などと言う発想は母親譲りだともいえる。
芥川龍之介をモデルにした『鶴は病みき』を発表して作家として登場する。豊麗、絢爛な文学は没後まで反響を、
が、時代背景を考えればかなり変わったおっかさんだ(笑)

 

かの子は鹿の子と言う意味であろう。昔からの文様技術にあるもののひとつで、
鹿の体にある模様(斑)に似た連続模様を指し、これはちりめん絞りには良く使われていた。

昔、すずらん通りの「銀座・鹿乃子」の店舗装飾などでいろいろな仕事を任されたが、
ここの番頭さん(現在も健在かどうか、不明だ)は、内装工事などの仕事が終わると、
いつも「かのこ」という和菓子の入った包みを職人に持たせて帰らせた。
竜の爺は甘いものはあまり好んで手を出す方ではなく、しかし、妻は銀座・鹿乃子に出向くことを知っていると、
なぜか晴れやかだった。勿論おみやげが・・(笑)

その銀座・鹿乃子も今はビルになり、子息が後を継いでいると言う・・   
ン 、、そう言えば時代は、いゃ時間はドンドン過ぎ去って、なぜだか今は平成16年!
うーーーん。昭和はもはや遠くなり。




        過ぎた事鮮明なれど語れずに 今は野中の風にたむろう

ボソ1億円の裁判の途中だけれど 小切手を預かったという、青木議員 と元野中議員
いまだに記憶がないというほどに老衰激しい。これを選ぶ国民もまた脳軟化症なのか、と、ハイ。





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