竜の爺の戯言日記
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2004年11月12日(金) 老後をいかに生きるべきかという、これからの問題に

芋虫キントレは自分の筋肉を知る・動かしてみる・運動してみる、というテーマで、自分の体を支えている筋肉の位置と働きとを体感しその筋肉を絶えず動かして活性化させ老化を予防しようというものだ。だから肩や腕、足や首などといった全体的な運動で終わってしまうだけでなく、たとえば背骨を支えている骨の一つ一つに付いている筋肉を単独に動かしてみるという体感体操?なるものは普通のところではとりあげないだろう、多分。竜の爺は昔劇団で使い走りをしていたから、その時の稽古でこの体操は知っていたが、すっかり忘れ果てていたから(笑)懐かしいが、体中が痛む。最もこの芋虫キントレは、「老化を防ぐ・老いて寝込まないために」という副題が付いているから、自分にあった動きで無理をしない、という注意も付いていて開校するたびに血圧を測る。160以上の計測が出れば、その日は退場を願うというおまけがある。竜の爺は無理を承知で、眼いっぱい動かしてみるから、今まで使っていない筋肉がいたむ・・・・(笑)

午後から病院めぐり。妻の実兄が大腸がんで入院して20日になる。手術後も順調で今は流動食の段階だが、請求書が・・・中間請求書50万円。妻が保証人になっているので、銀行で下ろして病院窓口で払い込み。その後Uターンさせて妻の母親の入院する介護病院へ。80歳で頭は明瞭なれど足の衰えが酷く少しリュウマチ系症状。あちこちと病院を替わったが改善されず、思い切って竜の爺が介護病院へ強制入院させた。ここの院長は「病気は自分持ち、改善も自分持ち」という発想で主としてim・prove・mentを取り入れている。頼るという老後の発想ではなく、自分で切り開き改善するという事で、そのための手助けをするという介護スタッフが揃っている。実親ではないから遠慮があって口を挟まなかったが、妻や実兄を余りにも頼りすぎていると竜の爺は思っていたので、切り離すには入院が一番と。訪問すると、明るい顔で、体験を楽しく話す。今日は生まれて初めて「ぬりえ」を学習したそうで、幼児の使用するぬりえ用紙を教材にきちんと色を塗りこんでいく。かなり難しい作業だ(笑)
3時に一旦帰宅して着替えて葬儀場へ。町内の同じ班に住むお宅の88歳のご婦人の葬儀の受付を頼まれていて、受付の段取りの打ち合わせ、そのまま、葬儀事務、無事終了となって別室で会食し帰宅。

筋肉痛を予感しながら、本物のビールを飲んでバタン・キューの一日だった。88歳で亡くなって家族親族一同「天寿」としてお祝いをしていたがねこの日は老後の問題を追い続けて歩いた一日だった。


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