moonshine  エミ




2004年01月31日(土)  心得:一粒ずつ丁寧に蒔くこと。

部屋酒を常備している私、これまで焼酎メインにしていたが、
先日からっぽになったのをきっかけに、このたび、ウイスキーを調達してみた。
店頭でいちばん安かった、ニッカ。
トランプのキングみたいな絵がついてるやつです。
氷をたっぷり入れたグラスに、黄金色の液体を注ぐ。
ツンとくる香り。おいし〜〜〜〜!

と、金曜夜、「蛍茶屋」のあと部屋でひとり晩酌をして眠った。
翌土曜日は10時過ぎ、メールの着信で目が覚める。
休日なので洗濯物を外に干し、
気持ちのよい晴天の下、チャリをこいで休日の会社へ。
消費税の申告準備、イマイチわからない仕組みをじっくり解明する目論見。
上の階の先輩が出社していたので、お昼ごはんどき、そばに行く。
パソコンに入ってるゲームをする先輩の隣の席に座り、
ポツリポツリと他愛なくしゃべりながら、焼きそばUFOをすする。
何となく、踊る大捜査線・・・と思う。

夕方、帰って急いで部屋を掃除。
今夜はエミ亭にて、言語学専攻仲間と大☆料理大会だ。
近くのスーパーで待ち合わせ、
図書館でレシピ本を借りてきていたアッパレなゆうきちゃんと、
まずは献立を考える。
・・・の、割に、メインは無難な鍋に決定。
あれこれ食材を買い込んで、安いお酒も買って、
まりちゃんと合流して我が家へ。

ゆうきちゃんの足に小麦粉をふりかけたり、
電子レンジでゆで卵を爆発させたり、
やたら大らかに豆腐を切ったり、
ブレーカーを落としたりと、
料理というよりはさながら実験のような大騒動の末、
水炊き(ふう鍋)とポテトサラダという、極めてオーソドックスな夕飯が完成。
仕事を終えて駆けつけたみかちゃんと4人で食卓につく。
味は上出来でした。

「25にもなってこの恋愛はけっこうキツい」
「これから恋なんてできるとかいな」
「どうして男ってそーなの?!」
「最近の言語学研究室はやけに予算をかけている」
「身近なところに口を開けて待ってる落とし穴」
「青春まっただなかだぜい」
などなど、ワインにソーダをまぜるという適当な飲み方をしつつ、
時に爆笑、時にまったりと、長い夜を過ごす。

中でも秀逸だったのは、みかちゃんが友人からきいたというたとえ話。
「今のうちに、たくさん種を蒔いとくこと。
 それも、ザーッと蒔いてはだめ。
 一粒ひとつぶ、丁寧に蒔いておくと、長い時間のあと花が」
なーるーほーどーねー!
そして、さっそく実行しているみかちゃんに脱帽。

蒔いてこ。


しん氏メモ。この日、デジタルアンプとやらを購入したとのこと。
置き場所に困りながらも、うれしそう。





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